危険な関係 with Hongki

7,酔いから



かなり出来上がってきたから

俺たちは店を出た

なんか二人とも呂律回ってない

いつのまにかお互いに支え合うように腕を絡んで歩いていた

私「昨日、ホンギ君がタクシーで送ってくれたんだよね?」

ホンギ 「あっ、それは覚えてるの?」

私「エミちゃんに聞いたから」

ホンギ 「ずるいよな〜、俺は全部覚えてるのに!困らせてやろうと思って会いに来たのに!」

私「えっ?なに?」

言い終わる前に目の前が塞がれた

唇に触れる感触・・・

軽くじゃない・・・

でも深くもなく・・・

とろけそうなほど甘くて

酔ってるせいか

反射神経が鈍ってる

すぐに離れることができなかった

そして鼓動が速くなっていく


思い出した!

私は昨日、

タクシーの中でも

ホンギ君とキスをした

甘く・・・

長く・・・

同じ・・・

離れてはまたすぐ吸い寄せられ

タクシーの中にリップ音と吐息が漏れた

ゆっくり唇が離れる・・・

その情景がよみがえる

そしてすごく恥ずかしくなった




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