Setting


七瀬 遙 as 半魚人
水辺がある所に出没しては浸っている半魚人。あくまで人魚では無いらしい。ポリスに目をつけられており、逃げ込んだ先の真琴のアパートの浴槽で現在はお世話になっている。水に触れなければ足はある、上半身は水に触れても平気な模様。家賃を稼ぐ為にレストランの厨房で得意の料理を振る舞っている。人魚と勘違いしている花梨に追い掛けられているが、地上にいる姿を見ても同一人物だとは思われていない。


白石 花梨 as 記者
ビッグニュースを追う体当たり型の記者。深夜の水族館に潜入捜査を行った際、大水槽で優雅に泳ぐ遙の姿を一目見て落ちる。それ以来人魚の行方を第一にとして追い掛けている。近場にあるレストランの味が大いに好みで通い詰めているが、コックの遙の正体が追い求めている人魚の正体だとはこれっぽっちも気が付いていない。


橘 真琴 as 消防士
仕事熱心な消防士。アパートで一人暮らしをしているが、幼馴染の千捺が寝床にして居座っていたり、逃げ込んできた遙が浴槽を占拠していたりと実質一人暮らしではなくなっている。来客が多いので部屋にいて落ち着く時間は余り無いが、賑やかなのは嫌いでは無い。どうせならこのまま千捺に同居して欲しいが、自由気ままを彼女が好む事を理解しているので、まだそれは伝えられていない。


烏丸 千捺 as 写真家
カメラを片手に風の吹くまま気の向くまま、放浪癖がある自由主義者。自分の拠点を持たない為、大抵は幼馴染の真琴のアパートを寝床にして居座っている。遙とも直ぐに打ち解けて、便乗してご飯を食べさせて貰っている。但し鮭派。真琴が自分に対して思っている真意は見えるが、敢えて触れないようにしている。


葉月 渚 as 宇宙飛行士
イワトビ号の宇宙飛行士。怜と槇の後押しを受けながら二人三脚の形で試験に合格し、最近第一次遠征から無事帰宅した。謎の宇宙人を大量に連れて帰ってきたが、本意は可愛いものが好きな槇へのお土産のつもりであった。研究対象にされない事を願うばかりである。


竜ヶ崎 槇 as 科学者
兄である怜と共に宇宙工学を研究している。憧れの存在である渚の夢を第一にと勉学を積んでいるが、度々爆発が起こり、その度消防士に世話になっている。不甲斐ない。渚が連れて帰ってきた宇宙人を研究したい反面、可愛さを抱いてしまって日々科学者としての葛藤を続けている。


竜ヶ崎 怜 as 科学者
宇宙工学の研究者。渚や妹の槇と、賑やかで楽しい日々を送っている。研究分野で壁に当たったときに、偶然立ち寄ったカフェの店員の笑顔に、心を奪われた。しかし、本人は恋だとは気づいていない様子。店員が気になり、頻繁に通うが、自分から話しかけられない為、読書スペースと化している。


森ノ宮 和花 as カフェ
街先にある小綺麗なカフェを一人で経営している。努力家な怜の姿に惹かれ、一目惚れをする。自ら思いを伝えることも、話しかけることもできず、眺めているだけで、彼女自身が精一杯である。怜との関係を訪ねられると、自分はファンの一人だと答える。カフェを経営するなかで、憧れの怜との距離も縮まり、幸せだがスリリングな毎日を送っている。


松岡 凛 as 鮫柄署ポリス
インターポールから転任してくる。澪とは幼馴染で久し振りに再会を果たす。尚、初手右ストレートを食らった模様。親友の宗介と澪と三人で仕事を担当しているが、大体は何かを仕出かす澪のストッパー役をする羽目になる。パトカーに乗る際は助手席担当。巷で噂の人魚を追い掛けているがまだ捕まえられていない。因みに遙=人魚とは気が付いていない。


冷泉 澪 as 鮫柄署ポリス
凛とは幼馴染、何も言わず勝手にインターポールに行った事に関しては流石に不貞腐れていたが、久々の再会時に右ストレートを一発かましてチャラにした。凛と親友の宗介と三人で仕事を担当している。パトカーに乗る際は後部座席担当。凛なら何でも許してくれるだろうと思っているので大抵の行動に凛が巻き込まれて犠牲になる。



山崎 宗介 as 鮫柄署ポリス
凛と澪とは古い付き合いの親友、三人で仕事をする機会が増えた。パトカーに乗る際は運転席担当。パトロール先で見つけた花屋にいる恵を気に掛けており、パトロールついでと言い訳をつけて通い詰めては毎回向日葵を一本買って帰っている。些細な時間が愛おしい。お陰でデスクの花瓶には向日葵が日に日に増えていっている模様。



矢吹 恵 as 花屋
街先にある小さな花屋を経営している。多種多様の花を育てており、和花のカフェに花を届けに行ったりと地域内での交流も盛ん。中でも一番好きな花は向日葵。最近、パトロールで店にやって来る宗介と他愛の無い話をするのが日々の楽しみでもあり、内心は恋心を抱いている。


似鳥 愛一郎 as 怪盗ダック→鮫柄署ポリス
元々は怪盗として百太郎と共に名を馳せていたが凛の策略で捕まって以来、憧れを抱く。出所後直ぐに百太郎を引き連れて鮫柄署ポリス入りを無事果たすことになる。署内で迷子になっていた同期の命を助けたことによりそれ以降、熱烈な視線を注がれる日々を送っている。


山崎 命 as 鮫柄署ポリス
兄である宗介に着いて行く形で鮫柄署ポリス入りをする。兄譲りで若干方向音痴気味。目的地に辿り着けず、署内で彷徨っていた所を偶然にも通りかかった同期の似鳥に助けられた結果、物の見事に恋に落ちる。それからは一途にアプローチを繰り返している。似鳥が怪盗ダックだったという事は知らない。


御子柴 百太郎 as 怪盗ラッコ→鮫柄署ポリス
元々は怪盗として似鳥と共に名を馳せていたが凛の策略で捕まる。その後、似鳥にほぼ強引な形で鮫柄署ポリス入りをする。偶然にも同期で入社した幼馴染の岬と再会を果たす。持ち前の明るさとポテンシャルを生かして岬と良いバランスを見せている。


八坂 岬 as 鮫柄署ポリス
元々は別の署に所属していたが鮫柄署ポリスに転任となる。同タイミングに入社した幼馴染である百太郎に偶然にも再会し、喜びを隠せない模様。経歴的には多少先輩である為に、同期組である似鳥、命、百太郎の三人を纏めて面倒を見ている。百太郎が怪盗ラッコをしていた事は知っているが、触れてはいない。


鴫野 貴澄 as ギャング団ボス
黒服の大男達を従え、高値で取引される物珍しい物を好んで奪いに行っている。巷で噂の人魚を手に入れたい。幼少期、好きだったののかの事も金で買収し手元に置いているが、自分好みの服装を分け与える以外は何も出来ていない模様。長年惚れている弱味、強引にはいけずどうしたらいいのか逆に分からない臆病な恋心。


蓮見 ののか as お嬢様
そこそこ裕福な家庭のお嬢様。幼少期、貴澄と付き合いがあったが殆ど覚えていない。強引に金で買収され、貴澄の手元に置かれる事になるが扱いも良いし何故自分なのか、と現状がよく理解出来ていない。其処を聞きたいが聞こうとすると話題を逸らされる無限ループ。世間体で見る立ち位置より大分好意的なのが疑問。



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