灰崎side.
合宿以来、俺は名前先輩に対する罪悪感を未だ感じながらも名前先輩のけしからんセクシーボディとあの時のセックスを忘れられずにいた。ぶっちゃけあの時思い出して何回1人でシたことか。なにが罪悪感だ、全然反省してねーじゃねーか!というヤジが聞こえてきそうだが全力で耳を塞ごうと思う。過ぎたことは仕方ねーじゃん、それに名前先輩だって最初こそ抵抗してたけど後半は結構受け入れてくれてたし…多分おそらくだけど。
はぁ…それにしてもあの時のセックスは興奮したなぁ。大好きな人とあんなところであんなことしちゃったんだもんな〜俺…。ついつい思い出しにやけるのを必死で抑えながら部活に向かって歩いていると俺の想いが通じたのかどこからともなく名前先輩の超絶癒しボイスが…!びっくりさせてやろーと思い死角に隠れて名前先輩が歩いてくるのを待つと、なんか男の声まで聞こえてきた。誰だ?あんま聞いたことねー声だけど、バスケ部以外の男…?まさか彼氏とかだったらこの場でコロス…!!
「名前先輩ー、なんで最近デートしてくんないんスかあ!」
「だから部活が忙しいの!男バスのマネージャーやってるって前にも話したでしょう?」
「そーっスけどぉ…正直部活ってそんなに楽しいっスか?」
「うん、楽しいよ?」
「…俺とデートするより?」
なんっっっだあの野郎!!じっと見つめて名前先輩の手なんか握りやがって!!触んじゃねえ!!汚れる!!…てアイツ確かモデルやってる黄瀬とかゆーやたら女にモテてるヤツじゃん。ますます気に食わねえ…
「もう、困らせないで。ほら、この手も離してください」
「嫌っス…そんな可愛く言われたらますます行かせたくないっス!大体なんで女子じゃなくて男子のマネージャーなんか…」
「おいこらてめえクソチャラ男…!」
「あ?」
「うちのマネージャーになんか用かよ。つーか今すぐその汚ねえ手離さねーと殺す」
「ちょ、祥吾!?」
「はあ?あんたこそ誰っスか」
「俺が先に聞いてんだろーがてめーが名乗れ」
「人にもの聞くときはまず自分からって言葉知らないんスか」
「もーちょっとやめてよ2人とも!!」
胸ぐら掴んでデコめり込むんじゃねえかってくらいガンつけあってたら名前先輩が仲裁に入った。
「先輩コイツ誰」
「祥吾と同じ1年の黄瀬君」
「どーゆー関係っすか。まさか彼氏とか言うんじゃ…」
「違うよ?黄瀬君は友達…てゆーかなんてゆーか…なぜかすっごい懐いてくる野良犬?みたいな感じかなぁ」
「ぶは!!野良犬だってよ!チャラ男君残念〜」
「ちょ、名前先輩ひどいっスよー!デートした時とか楽しそうにしてたじゃないっスかあ!じゃあコイツは何なんスか!?」
「祥吾はバスケ部の後輩で、うーん…めちゃめちゃ手のかかる飼い犬みたいな感じ」
「ウケる、自分も結局犬扱いされてんじゃん」
「先輩ー!!名前先輩は犬とあんなこと…」
「あっ!!そろそろ部活行かないと!黄瀬君ごめん、帰ったら連絡するから!ね!」
「ちょ、名前先輩!」
「ほら祥吾行くよ」
「はいはい」
名前先輩の後ろで俺は中指立てて黄瀬を睨みつけた。名前先輩の近くにあんな悪い虫が纏わり付いてたとは…しかもデートだと?俺だってまだプライベートで遊んだことねえっつーのになんて生意気なヤローだ!つーか…犬発言結構へこむんですけど。
「ちょっとぉ!さっき黄瀬君の前で何言う気だったの?あのこと言ったら怒るからね?」
「だってアイツが名前先輩とデートしたとか言うからつい…」
「ついじゃないでしょう?デートとエッチじゃ全然違うし!」
「あのさあ!!」
「……!」
「言っとくけど俺だってむかついてんすよ…少しは男として見てくれてると思ってた」
「そ、それは黄瀬君にああ言っちゃった手前もあるしなんとか和ませようと…」
「聞きたくねえ。先行ってる」
「祥吾…」
…うわあああ最悪だー。オワタ…俺の恋遂にオワタ…。だってひどくね?なかば無理矢理とはいえセックスまでしといて犬はねーだろ…弟から更に格下げしてんじゃん。しかもなんだよあの黄瀬とかゆー無駄にイケメンな金髪。うっぜーわ…マジうっぜーわ…モデルやってんならその辺の芸能人とでも付き合っときゃいいじゃんなんでよりによって名前先輩狙いなんだよ学年も部活も違うくせにどうやって知り合ったんだよ。大体アイツが現れなきゃこんなことには…て言い訳ばっかしててもしゃーねーよなぁ。謝んのとかちょー苦手だしできればしたくねぇけど早いとこ名前先輩とは仲直りしたいし。そんなことを思いながら気づけばいつも以上に名前先輩を目で追っている、バレないようにだけど。
練習しながらも2人になれるタイミングを見計らっていると名前先輩が体育館を出て行った。この時間に出て行く時は大体洗濯物を取り込んでるって調べはついてるからあとは俺がどう抜けるかだな。うーん…と思考を凝らしていると、虹村、赤司、コーチが何やらミーティングをするとのことで消えて残ったやつと二軍で順番に3on3をやるらしい。ラッキー!あの3人がいなくなりゃこっちのもんだぜ!と抜けようとすると「待つのだよ」とクソマジメメガネに引き止められた。
「あ?んだよ」
「どこへ行く気だ」
「便所だよ、悪りぃか」
「嘘をつくな。貴様がサボらぬよう見張っておけと赤司に言われている」
「じゃあお前も来る?腹下してっから長引くと思うけど。朝から下痢止まんなくてよー昨日何食ったっけなー…あ、わかった。多分あれだわ」
「もういい早く行くのだよ!!ただしサボったらただでは済まさんぞ、わかったな」
「へーへーわーってるよ」
ったくマジメを人に押し付けんなっつーの。やれやれだぜ…。シンタローと言う名の伏兵に阻まれながらもなんとか洗濯室に辿り着いた。そこにはやっぱり名前先輩がいて、洗濯物をたたみ終えるところだった。
「名前先輩」
「祥吾…!さっきはほんとごめ…」
「ゴメン」
「え?」
「なんつーか…怒鳴ったり冷たくして悪いことしたなーって…ほんとは謝んのとか苦手なんだけど…名前先輩とは、こーゆー気まずいままなの嫌だから」
「うん…私も傷つけちゃってごめんね」
「じゃあ仲直りっすね」
「うん!もしかしてわざわざ気にして来てくれたの?」
「そうっすよー。だから仲直りのチューしよ?」
「…もう〜しょうがないなぁ。今日は特別だよ?」
名前先輩の隣に座ると名前先輩からチュッとキスしてきた。自分から言っといてなんだが絶対断られると思ってたから正直驚きとときめきでドキドキしている、この俺が一瞬のキスで。これが恋かぁ…と今更なことを思いながら余韻に浸る。
「じゃあそろそろ戻ろう?」
たたんだ洗濯物を両手に抱え立ち上がる名前先輩を後ろから抱きしめた。
「もうちょっと」
「こら、欲張りか」
「名前先輩はシたくねーの?」
「あっこら…両手塞がってる時に卑怯だよっ…だめだって…!」
今日はシャツの上にニットのベストを着ている名前先輩。腰のところで緩くホールドしていた腕を解き脇のとこからベストの中に両手をしのばせておっぱいを揉む。相変わらず名前先輩のおっぱいはおっきくてやらしさはんぱねぇ。中でぷちぷちシャツのボタンを外すとブラ越しにまたおっぱいを触る。指をブラの中に入れ乳首を触るとビクッと反応する名前先輩可愛すぎる。
「祥吾、やあっ…」
右手を抜いてパンツの中に入れるともうソコはすげー熱くなってて割れ目に指を這わすととろとろになった液が溢れていた。あーやばい、名前先輩をその気にさせるつもりが俺の方もすっげー反応しちまってんだけど…
「せっかくたたんだ洗濯物、落としちゃダメっすよ」
「やっ……ぁ…んっ…ダメ…無理っ…」
指を中に入れずに割れ目を何度もゆっくり擦る。名前先輩のやらしい液がどんどん溢れて俺の指に絡みつく。焦ったいのか無意識に太腿を擦り合わせてんのがたまんねー…
「やべ、そろそろ赤司達戻って来んな…」
「…え…?」
パッと手を抜くと息を整えながら俺を見つめてくる名前先輩。指に絡みついた液を舐めながら見つめ返すとかああっと顔を赤らめる。あーもう今すぐ押し倒したい。
「続きはまた今度っすね。俺便所行ってから戻るんで名前先輩先戻ってて」
「祥吾…っ」
「ん?」
「ずるいよ。こんな風にしといて途中でやめるとか…」
「でも戻んねーと…」
「じゃあ…行く前にもう一回ぎゅってして?」
「いいっすよ」
持っていた洗濯物を置いた名前先輩が抱きついてくる。押して引いて作戦大成功!なんつって。それにしても可愛すぎるんだけど…名前先輩にお願いされたら犯罪さえ犯してしまいそうな自分がコワイ。
「…あれ?」
「ん、今頃気づいた?」
「ちょっといつのまにブラ抜いたの!?」
「俺手先結構器用なんすよね〜こう見えて」
「手癖が悪いの間違いでしょ!もー返して!」
「えー。…じゃあ、今日帰りうち来てくれる?」
抱きしめて耳元でそう呟く。あーやば…ベスト着ててもわかるノーブラおっぱいの感触に名前先輩のいい匂い…たまんねぇ…
「…もう、当たってる」
「なにが?」
「…コレが」
そう言って俺のギンギンになったムスコに優しく触れる名前先輩。あーちょっとマジでやべえって!
「だって名前先輩といちゃいちゃしてぇし。結構もう限界なんだけど」
「…じゃあ、祥吾んちでいっぱいえっちなことする?」
「していーの?」
そう聞き返すと恥ずかしそうにコクリと頷き見上げてくる名前先輩にテンションぶち上がる。とりあえず俺の理性が家まで持つか心配だ…
「トイレで1人で抜いちゃダメだからね?」
なんてかわいいことも言われていよいよ本気で部活ふけたいんですが。結局ブラは没収し名前先輩は残りの部活をノーブラで過ごすことになった。名前先輩が周りにバレないように猫背っぽくなってたり胸をしきりに気にしてる姿を楽しむ俺。あああ…家帰ったらどんなことしよう、とイケナイ妄想ばかりが膨らむ。せっかく沈めたムスコがまた元気を取り戻しつつあるので虹村の顔でも見て萎えさせることにした。
そんなこんなでやぁぁぁっと部活も終わり名前先輩と俺んち到着。俺の部屋に案内してベッドに座る。
「家の人いないの?」
「あー、うち離婚してるから父親がいなくて母親は仕事行ってるし兄貴はバイトだの予備校だので帰り遅いから夜は俺しかいねーっすよ」
「そっかぁ。ご飯とかどうしてるの?」
「コンビニか出前が多いっすね」
「飽きない?栄養偏っちゃうし…」
「じゃあ先輩が作りに来てよ」
名前先輩の手に俺のを重ねて見つめると、名前先輩は優しく微笑んで握り返してくれた。
「いいよ、寂しくなったらいつでも呼んで?」
「そんなん言われたら毎日呼ぶけどいい?」
「バカ」
お互い見つめ合って笑うと自然に唇が重なった。合わせるだけのキスを長めにした後名前先輩のベストを脱がしてベッドの中へ誘った。
シャツの上からノーブラおっぱいを揉んでもう一度キスをする。今度は舌を入れて濃厚なやつ。
「…ん……ふっ…ん…」
あーえっろ…名前先輩の乳首硬くなってきてるし。
「今日ノーブラで部活して誰にもバレなかった?」
「うん、でも敦に抱きつかれて…柔らかいって…バレそうになったけど誤魔化した」
「はー?いつ?ダメじゃん俺以外に触られたら。どんだけ俺に嫉妬させたいんすか、先輩…」
「あっ…祥吾…っ」
シャツの上から主張してる乳首を吸って濡らすと舌先を尖らせて舐めた。
「…ぁ…ぁっ…祥吾っ…」
「…ん?」
「直接、舐めて…?」
「じゃあ脱いで誘ってみて…」
名前先輩は恥ずかしそうにシャツのボタンを1つずつ外すと上半身裸になり、スカートと靴下も脱いだ。その後俺の制服も脱がせてきて、お互いパンツだけ残し裸になると布団に潜り絡まり合ってやらしいキスを繰り返す。どんだけやらしいことをしても音や声を出してもこの狭い空間に2人だけだと思うと大胆になる。名前先輩もこの間や普段学校で会う時とは違ってすっげーエロい…
裸で抱き合ってるから名前先輩の体温がすげー気持ちよくて、生のおっぱいが俺の胸元に当たってやーばい、柔らかすぎ。おっぱいを揉み、首筋を舐め、鎖骨にキスして今度は直接おっぱいに吸い付く。小さく漏れていたのが更にやらしい声に変わる。
「…あんっ…あぁっ…だめぇっ」
「んっ…はぁ…ダメじゃないくせに…」
唾液をたくさんつけてわざとチュパチュパ音を立てて吸うとどんどん名前先輩が乱れて俺も興奮する。おっぱいから顔を離し今度は唇に噛み付くようなキスをする。舌を絡めて指で濡れた乳首を撫でながら。
「ふ…んっ…んん…」
名前先輩の口から混ざり合った唾液が溢れ流れてるのがすげーエロい。唇を離すと全身にキスしながら下降して膝裏を持ってパンツの上からベロリと舐め、突起を探すと甘噛みした。
「ああっ…!」
「いいよ我慢しないで。もっと声聞きたい」
パンツを剥ぎ取って直接舐め上げると名前先輩がやらしい声で鳴いた。
「ああんっ!」
「先輩やらし…パンツびちゃびちゃになるまで濡らして…」
「…ゃぁっ…恥ずかしっ…」
「本当にそう思ってる?舐めても舐めても溢れてくるけど…そんなに気持ちいい?」
「あぁっ…ん…ばかっ…」
本当に名前先輩のやらしい液がどんどん出てきて、そんだけ俺に感じてくれてんだと思うと嬉しくなる。クンニを終えると名前先輩が俺に跨りキスをしてくる。ああ…エロい…幸せ…
クチュッ…クチュッ…と音を立てて舌を絡ませる濃厚なキスをするといろんなところにキスをした後乳首を舐められる。
「…ぅっ…ぁー…やばい…」
舐めてる名前先輩の顔めっちゃ綺麗だし名前先輩が身体を動かす度に腹におっぱいが当たって視覚的にも感触的にもエロい。もう脳内が可愛い、エロい、やばい、好きの無限ループなんですけど。
そんなん思ってると名前先輩が俺のパンツを脱がせてムスコを握り始めた。
「今日トイレで出すのちゃんと我慢した?」
「当たり前じゃん…萎えさせるの苦労したんすから」
「ふふ、お利口さんだね。じゃあいっぱいシてあげる」
先端から溢れ出てる我慢汁を指でのばすと全体に絡めてゆっくり扱き亀頭にちゅっと吸い付くキスをした後先っぽの方は口に含み根元は上下に扱かれる。ああ…名前先輩の口ん中気持ちいいー…あの唇で俺のを咥えてると思うとやべえ。気ぃ抜いたらすぐ出ちまいそうなんだけど…
「んっ…はぁ…名前、先輩…」
「ん…」
「やばい…も…出る…」
名前先輩の頭を撫でながらそう口にすると名前先輩がちゅぱっと先端を舐めあげて口を離した。唇をやらしく指で拭き取るとまた俺の上に跨り俺の顔の横に両腕をついてディープキスしてくる。息を乱しながら見つめ合ってキスして、名前先輩が腰を動かしてちんこの先を中に入れたり出したりするからヤバい…
「…ん、んんっ…ぁ…」
名前先輩も気持ち良さそうに声を漏らしながらそれを繰り返してきてもう俺のほうは爆発寸前。
「先輩…挿れよ?」
「挿れて欲しい?」
「うん…早くいっぱい突きたい」
「じゃあ、いっぱい気持ち良くして…?」
お互いの濡れまくったソコは卑猥な音を立てながら簡単に受け入れて、繋がった瞬間俺は名前先輩の腰を掴んで下から突き上げた。
「ああっ…あんっんんっあっあっ…」
「んっ…くっ…」
あー気持ちいい止まんね…名前先輩の中はめちゃくちゃ熱くなってて最初から締め付けてくる。俺のピストンが終わると、熱気がこもりすぎた布団をずらして今度は名前先輩が上体を起こして欲望のままに腰を振る。名前先輩の感じてる顔、大きくブルンブルンと揺れるおっぱい、締め付けられる俺のちんこ…興奮材料が多すぎてそろそろ本気で限界が近づいてきてる。
名前先輩を押し倒すとぎゅううっと強く抱きしめてガンガン突き上げる。
「ああああっ…ああっあんっ祥吾…祥吾もうだめぇっ!」
「あーっ俺もイキそっ…ああイクッ…!」
パンパンパンッと肌がぶつかり合う音と俺らの声が響いてそのまま一緒に絶頂に達した。
恥ずかしいと言う名前先輩のリクエストにお応えしてまた布団を身体に掛けると腕枕してそのまま抱きしめる。あー…大好きって気持ちが全身から溢れ出そう。
「名前先輩…」
「2人の時は先輩つけなくていいよ?」
「名前…」
「祥吾」
重なった唇はすげー柔らかくてあったかくてこれ以上は無いってほどもう好きなのに、それでも更に俺を虜にする。ああ、帰したくねーな…
1人の夜を寂しく思うことなんて大分前になくなって最近では快適だとすら感じていたのに、こんなに寂しいって気持ちになるのは久しぶりだった。彼氏って肩書きを手に入れたらそういう感情も素直に言えんのかな。女落とすのとかわりと得意だと思ってたけど、本気で好きな時に限って色々考えすぎてどうしたらいいか全然わかんねー。先輩、どうしたら俺に落ちてくれますか…?