月曜朝8:40の屋上ね!
『私がいた中学校はバスケ強かったんですけど』
火「知ってるよ」
『そこには唯一無二の基本理念がありました。それは…』
勝つことが全て
『そのために必要だったのはチームワークなどではなく、ただ『キセキの世代』が圧倒的個人技を行使するだけのバスケット。それが最強だった。けど…もはやそこに『チーム』はなかった。
5人は肯定してたけど私には…何か大切なものが欠落してる気がしたんです(でも私は信じてた。彼らが戻ってくれるって…あの事が起こるまでは…)』
火「…で、なんだよ?そうじゃない…オマエのバスケで『キセキの世代』を倒しでもすんのか?」
『そう思ってたんですけど…』
火「マジかよ」
雪乃の無謀すぎる考えに火神は驚いた。
『キセキの世代』全員倒して日本一になってやる
全国目指してガチでバスケやること!
『それよりこの学校で私は…キミと先輩の言葉にシビれた。今私がバスケをやる理由は…キミとこのチームを日本一にしたいからです』
火神は少し目を見開いたあと、席から立ち上がった。
火「相変わらずよくそんな恥ずかしいセリフばっか言えんな!てかどっちにしろ『キセキの世代』は全員ぶっ倒すしな。『したい』じゃねーよ。日本一にすんだよ!」
雪乃は驚いた表情を見せた。
火「なんだ騒がしいな」
翌日、火神が登校してくると同じクラスの生徒が窓から校庭を覗きながら騒めいていた。
火「…ハッ!」
火神も同様に窓から校庭を覗いてみると、校庭にはでっかく『日本一にします。』と書かれていた。
リ「面白いからこれもアリ、かな!」
ちなみに残りの部員は屋上宣言を当然禁止され、部活動時間の声出しとしてやり、15人→6人と絞られ、名前を書き忘れた彼女の校庭文字は、謎のミステリーサークルとして誠凛高校七不思議の一つとなった
『しまった…(気づいてもらえなくて入部できなかったらどうしよう…)』
いらぬ心配をしていた雪乃であった。
全「エイ」
全「オー」
全「エイ」
今日もバスケ部はとてもキツイ練習をしている。
日「おいカントク、どした?練習試合申し込みに行くとか言ってたけど」
福「さっき戻ったスよ。なんかスキップしてたし、オッケーだったみたいスね」
日「……!!スキップして!?」
日向の顔はどんどん青ざめていく。
日「オイ、全員覚悟しとけ。アイツがスキップしてるってことは…次の試合相手相当ヤベ―ぞ」
その時、リコがスキップしながら体育館の入り口に姿を現した。
『あ、カントク…おかえりなさい』
リ「ただいまー!!ゴメンすぐ着替えてくるね。…あとね、『キセキの世代』いるトコと試合…組んじゃったっ……*」
キラキラとした顔で衝撃な言葉を言ったあと、再びスキップをして着替えに行った。
『……!』
日「な?」
伊「……!?」
リコの言葉に衝撃を受ける全員だった。
『月曜朝8:40の屋上ね!』完