風船の歌
風船飛ばそう
花の種付けて
環境問題とか、うん、今は色々あるけれど
風船飛ばそう
悲しい気持ちとキボウをくっつけて
「キンセンカでしょ、マーガレットでしょ、金魚草でしょ」
「タンポポは?世田谷……。」
「そりゃ野草ですがな……」
「そうか。」
「あと桜草に、ネモフィラ」
どこまで飛んでいけるかな?
どこから返事が届くかな?
忘れないでね
忘れないよ
花の季節
削れた山肌に滑り落ちてしまった緑の木々
「じゃあ世田谷、チューリップはどうだ?」
「……風船に球根は……重くないか……?」
「そうか。」
風船飛ばそう。
熊本は元気ですか?
まだしばらく癒えはしない、傷跡はとりあえず花で埋めて
風船飛ばそう
君の街まで飛ばそう
元気出せ、熊本。
もっと、もっと、もーっと。
「……せーのっ」
色とりどりの風船に願いを込めて
「綺麗だな。青い空に映えて。」
「うん」
「……。」
「ん?」
「世田谷も良い顔してる、と思った。……だけ。」
悲しい気持ちは飛んでいきますように。
希望は深く君の街に根付きますように。
風船の歌(Can’t forget 20160414-16)
何度も夢の中で繰り返すラブ・ソング
170416
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