Sweet as suger
甘いものを食べたらしょっぱいものが欲しくなる。
それと似たようなもん。
「なんでできないんだ。」
「できないからできないのっ」
「こないだこう解けと言っただろう!?」
「言われたけどわかんないんだもん!!」
「少しは自分でも考えろ!!」
「アンタと違ってあたしは馬鹿なんだよ!!」
「いいからやれ!!!」
「うるさい!眼鏡カチ割んぞ!!!」
コーヒーを飲んでしばらくブレイク。
落ち着くまでは無言。
少し席も離れて、どうにかなるまでは触れないでおく。
「……!」
「……できた?」
「……、あんまり自信ないけど」
「見せて。」
考え方が違う。
ペースが違う。
違う人間だから当たり前のこと。
自分がそうだからと言って他人もそうだなんて思ってはいない。
いないけれども。
「ここでなんか違ってきてる、世田谷。」
「あ〜、やっぱり?なんか……なんか違うよね?」
「ここはこっちから解を持ってきて……、」
「このxはなんなの?そもそも」
「xはxであってx以上でもx以下でもない。」
「そんな銀魂みたいなこと言われても……」
しょっぱいものの後にはまた甘いものが恋しくなる。
世田谷に笑顔が戻ると俺は心底ほっとする。
感情を、ぶつけあうのも時には必要だと分かっているけど。
「まぁ頭使ったし、これでも食えば?」
「はー!!メルティキス!!」
「……。」
「いいの?もらっていいの?手塚は食べないの?」
「世田谷を手懐けるのはチョロいな……。」
「おう、やっぱ眼鏡カチ割られたい?」
君の甘さを引き立てるしょっぱさに、なりたい俺が居る。
甘さだけではない君を引き出すしょっぱさに。
Sweer as suger
何度も夢の中で繰り返すラブ・ソング
180211
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