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Twitterで呟いた140字SSのlogです
ヒエン
ピリピリと肌を刺す不穏な空気が腕の中でゆっくりと溶けてゆくのを感じた。「……いつもありがとう」「なに、この程度いつでも構わん。そなたはもっと他人に甘えることを覚えろ」「……ヒエンには十分甘えてるつもりだけど」上目遣いに言う彼女に口づけを送る。なあ、そなたがそうして落ち込む様子を見せるたび、どうすればわしを頼ってくれるか、頭を悩ますその瞬間さえ幸福なのだと、そう伝えたらばそなたは如何様に笑うだろうな。
2022/01/08
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