◇1
サクラサク
サクラチル
「あたし、クロのこと好きなんだ」
突然の爆弾発言。
横で一緒に掃除していたクロは目が点のアホ面。
「あはは!クロ顔やばいよ?」
「なっ!お前が急にそんなこと言うからだろ!?」
あはは・と笑い続けてると、真っ赤なアホ面から真剣な表情に変わった。
そんなところですら、格好いいな…なんて思うあたしはきっと笑いながらも、なきそうな顔をしているだろう。
「あの、さ……俺、」
あぁ、言わないで。
知ってるから。
君の気持ちなんてとっくに知ってるから。
「俺は、ミケが好きなんだ。だから、ごめん」
真剣な表情。
真っ直ぐ逸らさない瞳。
あぁ、もう、
「……知ってたよ、バーカ」
「え?」
「なんでもなーい。これからも友達よろしく、クロ」
「…おう」
サクラサク。
サクラチル。
大好きでした。
サクラサクラ、
(ミケと楽しそうに喋ってる君を見て)
(ミケを優しく見てる君を見て)
(あたしもミケになりたいと思った)
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