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※軽い性的表現あり
閲覧は自己責任でお願いします。
その手が私の肌に直に触れる。
優しく、けれど艶やかな手付きと動作で。
「んっ…ぁ」
2人分の重みで、ベッドのスプリングがギシギシと音を立てる度に、これが現実なのだと再確認する。
ヨハンさんの家に着いて、その玄関のドアを開ける前。彼は振り返り、「本当にいいのか?」と私に尋ねた。
このまま家に上がって夜ご飯を作って仲良く食べて、それだけで終わりだなんて絶対にない事くらい分かっている。
それが分からないほど子供ではないし、私は自ら望んでここに来た。
小さく頷いて返事をすると、腕を引かれて強く抱きしめられた。
そこから呼吸が苦しくなるような濃厚なキスをして、湿った水音と互いの息が上がっていく音を鮮明に聞いた。
「…好きだ、ユリ」
口付けの合間、真剣な表情でそう告げられた。
私も好きでたまらない。
その想いは溢れて止まらないのに、夏祭りの日に見た由季さんの笑顔が頭をよぎってしまって、言葉にする事ができなかった。
柔らかく、優しくベッドに横たえられると、ヨハンさんは私の上に覆いかぶさった。そして再び口付けを繰り返すと、自然な動作で服を脱がされていくのを感じた。
下着姿になった時、ヨハンさんも同じように服を脱いで上半身をはだけさせた。その引き締まった胸板やすらりとした腰を目の前にしただけで胸がきゅんと疼く。
下着のホックを外してあらわになった胸の先端を口に含んで、ちゅっと軽く吸われると甘い痺れが背中に走る。
「っ…ぁ、ん」
「…ココ、弱い?」
「…はい…」
羞恥を感じながらも消え入りそうな声で返事をすると、ヨハンさんはそこを舌先で転がしたり、優しく愛撫を繰り返したりした。
「ん…、ふ、ヨハンさん…っ」
「…可愛いな。声、もっと聞かせてよ」
恥ずかしくて片手の甲で口を隠していたのだけれど、ヨハンさんはその指先にちゅっとキスを落として、優しく手をどかしてベッドに縫い付けた。
「ぁっ…、ゃ、ん…っ!」
私の中に沈められたヨハンさんの指先が何かの生き物のように動くと、もうなにも考えられなくなってくる。
自分でもよく分かるほどそこは濡れて潤っていて、そんな部分をヨハンさんに見られているという事実がひどく恥ずかしい。
数回出し入れを繰り返したあと、くちゅ、と音を立てて指が引き抜かれたのを感じた。
その濡れた指先をヨハンさんがちゅっと軽く舐めとったのが視界に入り、じわりと湧き上がった欲望が抑えきれなくなってしまう。
「ヨハンさん…もう…、私…」
「…ん。オレも限界」
彼が欲しくて仕方なくて、中心が疼く。
足に手をかけて軽く開かされたと思うと、その熱い先端が入り口にあてがわれたのを感じた。
「…くっ」
肉壁を割ってヨハンさんが入ってきたのを感じる。かなり締め付けられてキツイのか、彼の口から苦痛とも快楽ともつかない吐息が漏れた。
「…痛いか?」
「ううん、大丈夫…です…」
本当は強い痛みを感じていた。
けれどそれ以上に、彼がどんどん腰を沈めて、奥へ奥へと入っていく事を私は望んだ。
大丈夫と返したにも関わらず、気遣ってくれているのか私の頭を撫でてリラックスさせようと努めてくれている。
時間をかけてゆっくりと。
全てが私の中に収まった時、私は一筋の涙が自分の頬を流れたのを感じた。
「ユリ?…痛いのか?だったら今すぐやめて…」
「…違う。嫌なんかじゃないんです…私、嬉しくて…」
「…ユリ…」
ー嬉しくて、幸せで。
ヨハンさんは本当に優しくて温かい人だ。
そんな彼を私は好きになった。
彼もまた、私を好きだと言ってくれて。
愛を込めて私を抱いてくれている。
私は今、こんなに幸せでいいのだろうか。
「ぁ…っ、ぁん…っ、ヨハン、さん…!」
「っ…ユリ…好きだよ…」
律動を繰り返す度、快楽が背筋を走る。
それを与えているのが、目の前にいる愛おしい人物だという事実が私を焦がす。
「やぁ…っ、も、ダメ…おかしく、なりそ…っ」
「…オレも、そろそろヤバそうだ…っ」
まだ繋がって彼の熱を感じていたいのに、頭に白いさざなみのようなものが寄せ始めた。
それに輪をかけるようにヨハンさんの腰の動きが激しくなっていく。
激しすぎる快楽はやがて思考を奪う。
どんどん、なにもかんがえられなくなっていく。
「ぁあっ、ん…っやぁ…っ!」
「…ユリ…好きだ…っ」
意識がなくなりそうになる寸前。
ヨハンさんは私の唇に噛み付くようにキスを落とした。
ーねえ、ヨハンさん。
私の中を貴方でいっぱいにして。
迷う余地なんてなくなるくらい。
考える余地なんてなくなるくらい。
苦しむ余地なんて、与えないくらい。
…貴方で、私を満たして。
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