▼心霊少年モブ男くん。
普段健康体過ぎて、体調を崩す時は酷いことになる。
弱り目に祟り目、風邪を引けば爆弾に当たる。
同年代のお友達は出来ないくせに、小さいお友達と大きいお友達だけが増えていく不思議。
そんなお友達が保護者になっていく、不思議。
住居を複数箇所用意されている。
つまりは結構な金のある家のお子さま。
でもモブ。 それだけは揺るぎない。
改めて考えると空気ってすごく重要なものなので、食パンの袋を留める青とか白のあれくらいの存在が良い。
自分の預かり知らぬところで恐怖体験していた。
SAN値チェックなんて言葉は知らない寿司を置いてけ。

▼疑問符がつく彼女
そもそも半分は幽霊みたいなものと自己申告済みですし。
うっかり何も考えておらず、ぶっつけ本番用意なしで救済に乗り出した考えなし。
事件に見当がついただけマシじゃないです?!などと供述しており。
一人助けたなら二人助けたい。次の爆弾は病院にあるのでどうにか行ってほしいが事情を話したところでモブ男の性格上、ただのモブが物語のキーに関わるとか無いでしょう、と敬遠するのが分かっていた為、自然に病院に行けるようモブ男の体調が崩れることを真剣に祈った。ら、本当に風邪を引いて喜べば良いのかなんなのか。ちょっと申し訳ない。でも嬉しい。
お姉さん、それは、呪いです。
あのマンションのあの部屋に自分以外のそう言うのが居るのは何となく気付いてた。

▼爆弾の隣で煙草吸っちゃう人
あの時モブ男と会っていなければあの場で死んでいたのではないか、と実際あり得た未来を察している。
こんな事件に巻き込まれて不憫な子供だなー。え、ご両親迎えに来ない?病院の金は払った?それだけ?は?それネグレクトじゃね?
不憫なのは事件にあったからじゃない。不憫なのは家庭環境からなんだ……。
多少の恩+同情+正義感+etc=保護者の出来上がり。
自分のこと空気とか言う奴はわしゃわしゃする。
最初会った時は爆弾に怯える可愛いげがあったのに、ついには下に爆弾の置かれたベンチの上で眠れるくらいには図太くなってて頬が引きつった。
モブ男は可愛いげのない可愛い弟みたいなもの。
うっかりで懐が寒くなることを学んだ。

▼子供に群がられるサングラスの人。
親友の敵討ちするぜ!(死んでない)
観覧車で爆弾解体してたら激おこのお電話を頂いた。
二個目の爆弾のヒントを最初だけ確認し、親友のいる病院で間違いないと断定した瞬間残りを即断線。
無事生還した。
佐藤刑事?なんのことかな……。
親友経由でモブ男と会うが、第一印象は「なんだこの無愛想なガキは」だが似たような感想をモブ男も持ったので似た者同士である。
付き合いも長くなれば気に入るのは道理。
保護者になりそう。

▼少年探偵団のよい子たち
モブ男くんが怖い人に絡まれてる!助けなきゃ!!
100%善意。もう守るしかないさ。
それもこれもモブ男くんが頼りないから……。
まさか友達がいるとは思わなかった。

▼気まずい伊達眼鏡
怪しくて質問したら、まさかの答えに狼狽えた。
でもまた色々訊いちゃう。

▼ばかね、の彼女
出番がなくて申し訳ない。

▼親
白か黒かは分からない。
でも組織との関係性はゼロ。皆無。
いい親とは言い切れない。



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