酒は飲んでも…?


「なぁ、お前は酒飲めんのか?」
「え?まぁ…嗜むくらいですけど。」



彼女は21歳。お酒は法律で言えば大丈夫な年齢だ。
銀城さんはよくお酒を飲むのを見かけていたが、まさか誘われるなんて思ってもなかった。

…何となくだが、一人嗜むのを想像してたから。



「だったら付き合えよ。」



意外すぎる一言に、思わずきょとんとしてしまう。
それは先程思っていた理由だった、からで。

しかし、折角のお誘いだった訳だし。
何より明日は幸いお休み。仮に酒によって彼是あっても問題はなく。

私は笑みを浮かべて頷いた。



「…飲み過ぎと怒られても知りませんよ。」
「安心しろよ。そん時はそん時だ。」



フッ、と笑みを浮かべてバーカウンターに寄り添ってお代わりを要求。
しかたないと、カクテルを頼んだ私。


このあと、意外にも私がザルだという事実に驚かされたのは 秘密だ。





酒は飲んでも…?
(嗜む程度って…。そんなに飲めるなんざ意外だな。)
(うーん…その、限界まで潰れたことないんですよ。)


after...
初・銀城ゆめでの拍手。まさかの呑まれなかったヒロインでした。
基本未成年(一部成人)がベースなので、たまたまそういった描写がなかっただけかも?
銀城さんはウイスキーとかブランデーとか好みそうなイメージ。…書いていたっけなぁ…?