戦うことでしか意味を得られない。
勝つことでしか存在を認められない。
戦い、勝ち、奪う。
これが私にとってすべてだった。
「銃を捨てろ。」
「‥‥無理だよ。」
私の存在は、私が確かめている。
戦い、勝ち、奪って、返り血を浴びる私を見て笑う。
こうでもしなければ、私は呆気なく崩れては壊れてしまう。
嗚呼、なんて脆い。
私はこのまま何もしないまま過ごしてしまったら、いずれ勝手に‥壊れてしまうだろう。
「‥私が壊れてしまう前に‥。」
私がそれを防ぐために、周りを殺めては命を紡ぎ喰らう。
それを、阻止するにはこれしかない。
「壊して、」
廃れた音の先の涙
(悲痛から生まれた言葉は、悲痛しか)