人の命は永久に非ず


思わず、口にしていう言葉。

それは この世界の真理を捕らえていた。…って、そう思えたから。



『No one lives forever』



人の命は、永遠ではない。それは当たり前だ。
だから 死んだら。それまで。

そこには楽も苦も涙など存在しない。


唯。無なだけ。



「…人の命は永遠ではない、か。」
「そう。この領域は誰も救いの手を差し出さないの。」



この世界では、死んだら神の元にへと行けるというけれど。

でも。

このセカイでは、死んだら何も残らない冷たいだけなのだ。



神がこのセカイを救ったなんて そんなのは嘘っぱち。
だってこのセカイは 冷たい鉛に撃たれればその場で息絶える。

冷たく、無機質なセカイ。



「いきなり何だ。」
「だって、“上のセカイ”ではそう言う風になってるじゃない。」
「俺…俺たちには無縁な話だ。」
「そうね。無縁。」



死んだら、すべてが終わる。この冷たいセカイに。私たちは生きている。
いや、そうではない。

幾ら冷たいこのセカイでも。暖かいセカイでも。
同じことがある。それが例え、神の世界だと言われていたとしても。

しかし、無縁でも。



「私たちの生は一回きり。それが、世界の秩序でも 神の世界でも。」



これだけは、変えることが出来ない。
セカイの仕組み。いや、全てに生きとしいける者の宿命。

人の命は一回きり。だから、生まれ変わりだと言われも子孫や末裔だとしても。
“自分自身”として存在できるのは 一回きり。


だから、誰かの生まれ変わりとか言われてもその記憶が無いのだから生まれ変わりと言う証明にはならない。
子孫も、末裔も。同じ事。



「だから、ジンも私も。自分で居られるのは今だけなんだよ?」
「自分で居られるのは今だけ…、ガラじゃねぇが…それもまた真理だ。」



そう。自分で居られるのは今だけ。
だから、そう簡単に自分の命は落としてはならない。

そうなったら、本当に終わりなのだから。

ならば。私は彼と 何処までも一緒に居られるこのときを大切にしたい。
ねぇ?アナタもそれは同じと思う?





人の命は永久に非ず
(あと…そのフレーズは何処から出た?)
(え?私のお気に入りの曲の一部だよ)