想いの色

「俺より先に彼女の方が寝てしまったみたいだ...」


ヘッドは少し残念そうに、眠るなまえの頬を軽く撫でる。

「君の歌が気に入ったみたいだ。良かったね、サカナちゃん」

「その子の事が好きなのね…」

「…」

ヘッドはしばらく黙ったまま気多の巫女を見る。


「...そうだね。好きだよ」


視線を逸らすと同時にヘッドはそう零す。

その表情は何か含んでる様にも見えた。

再び気多の巫女に向けられた表情は先程のものとは違い、いつもの表情に戻っていた。

「勿論、俺は君の事も好きだよ。サカナちゃん」

ヘッドは柔和な笑みを浮かべる。


この子とは少し、意味が違うんだけどね…。

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