イカ刺しサムの物語
「少年は恋をした…そう、浜辺で出逢った少女に少年は燃える様な恋をした」
「良いね…恋物語か。好きだよ…場所は何処?」
気多の巫女は部屋にあった水槽の魚を見る。
「そこは…魚の惑星…」
「面白いよ。サカナちゃん」
ヘッドはカウチに横になりながら微笑む。
「少年は腕の良い漁師だった。名前は…サムでどう?」
「サム…良い名だ…」
「少年サムは出逢った少女と2人、ボートに乗って、まばゆい銀河の世界に旅立つ事を夢見た」
「けれど、サムが恋をしたのはその少女だったのか、それとも、銀河の世界だったのか…」
人生という冒険は続く。
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