最優先課題

「諸君。ザメクとアプリボワゼしたシンドウ・スガタは深い眠りから覚めた。
ついにザメクのスタードライバーが誕生したのだ!」

「けれど、ザメク本体の全容は未だ確認できていない。
まぁ、彼が強力な第1フェーズを持ったとしても、サイバディそのものを動かせる第2フェーズの敵ではないわ。
プロジェクトに変更はない。」

グリーンが言う。

「タウバーンを倒せばリーダーになれるというルールにも変更はないでしょうね?」

頭取が尋ねる。

「ルールに変更はない」

ヘッドが返す。

「だが、これからの戦い方を考え直す必要はある。
シンドウ・スガタはあのツナシ・タクトの同志と考えておいた方が良い。
サイバディの戦いにシンドウ・スガタの強力な第1フェーズの力を利用してくる可能性はある―」

「面白い…」

スカーレットキスがほくそ笑む。

「第1フェーズの力を第2フェーズの戦いに利用するというアイディアは良いわね」

「何だかご機嫌な様だけれど、ザメクのスタードライバーをスカウトしに行って失敗したのは誰かしら?」

「あら…そうね。ごめんなさい」

スカーレットキスは優越感の籠った声でイヴローニュに言う。


「兎に角、ザメクのスタードライバーが覚醒した状況から考えれば、俺達の最優先課題は第3フェーズへの移行だ―」

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