未知の星

「タークト君!」


後ろから飛び付かれ、タクトは勢いで少し前のめりになる。

「うわっ!?なまえちゃん…!?」

「びっくりした?おはよ」

「おはよ…そりゃびっくりしたよー」

「おはよう。タクト」

「おはよう、スガタ。今日からまた一緒に登校してるんだね」

スガタはあぁ、と頷く。

「昨日はありがとね」

「え?」

タクトはポカンとなまえを見る。

「タクト君がスガタに何か言ったんでしょ?昨日の夜もあの浜辺にいたし」

「そうだったのか?」

スガタも知らなかったらしく、少し驚いた様にタクトを見る。

「へ!?ななな何で知ってるの!?2人を邪魔しない様に隠れてたのに…」

「秘密」

「なまえちゃんってホント何者…?まさかのエスパー?」

「何者でしょう?当てたら何で知ってるか教えてあげてもいいよ」

「え。マジで?じゃーね―」

タクトとなまえをスガタは笑みを浮かべて眺めていた。

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