内緒話

「俺の横で警戒もしないで平然と眠れるなんて、君はある意味大物だよ」


ヘッドはなまえの髪を撫でる。
指通りの良い青い髪はいつも青い海を想わせる。

「それとも、それだけ信用されてるって事なのかな―」

「なまえ…」

軽く頬を撫でると、そっと唇を重ねる。

「起きてくれても、俺としては構わないんだけど…」

ヘッドは小さく笑うと、なまえに背を向ける。
ヘッドの足元に小さな影が寄る。

「君は、確かノイだったかい?」

ヘッドはノイの頭を撫でる。

「ノイ、か。なまえがつけそうな名前だ」

「くぅーん…」

ノイにしーっと口許に人差し指をやる。


「君の可愛いご主人様には、今のは秘密にしておいてね…」

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