訪れた思わぬ答え

「ノイ〜!元気だった〜?」


週に2、3度なまえの家に遊びに来るのがすっかり恒例となっているミズノは、今日も庭でノイとじゃれて楽しそうに笑っている。

「ミズノさん、飲み物をどうぞ」

「お。ありがとう〜!」


「あの子が来るといつも賑やかで楽しいねぇ」

なまえはテラスからミズノとノイを眺めながら、笑みを浮かべる。

「そうですね」

リンも頷く。

《pipipi―》

「なまえ様、日本支部のサカグチ様からお電話です―」

「わかった」

なまえは携帯を受け取り、ミズノ達に背を向け、室内に入る。


「―うん。じゃあ、詳しい資料を私のパソコンに送っておいて。うん」

「!…」

なまえはばっ、と振り返る。

「そうか…」
―君が…。

なまえの視線の先には、副部長と戯れるミズノの姿があった。

「…ううん、何でもないよ。じゃあ、よろしくね、サカグチさん」

電話を切り、1度目を伏せると、テラスに戻る。

「(…見つけた)」
―なら、あの子が綺羅星にいる理由は1つしかない…。

…ミズノちゃん(妹)を、私達から隠す為。

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