禁断の惑星

「―2組の魔女っ子ちゃん、今朝も禁断の惑星でバードウォッチングだって〜!」


「「禁断の惑星??」」

ルリの言葉に、ワコと前の席に座っていたなまえは不思議そうな顔をする。

「男子トイレよ!男子トイレでウォッチングよ!」

「ぅお…っ」

「ははっ…」

ワコはポッと頬を赤らめ、なまえは乾いた笑いを零す。

「良いわよね、あの子。何か思いのままに生きてて」

ルリが言う。

「―そういえば、ルリから聞いたけど、今度の演劇のヒロイン役、ミズノちゃんになったんだってね」

「え…う、うん…」

お菓子を口に入れ、もぐもぐと口を動かしながら俯く。

「(お…おぉ…やっぱアレかな…タクト君がミズノちゃんとキスするのショックだったのかな…?)」

「(これは完全にそれでしょう…わかり易い…)」

なまえとルリは小声で話しながら、ちらっとワコに目をやる。

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