夏の夜と彼

 6.

トレーナーカードとは、全てのポケモントレーナーが持っているカード。
自分はポケモントレーナーである、という証明だ。
ポケモンを所持していれば、誰でもカード持つことが出来るのだという。

私達は、夜間受付のジョーイさんという人の元へ行き、トレーナーカードの申請を行った。
カードがあれば、取り敢えず今晩の寝床は確保出来る。
こんな簡単な事で宿が取れるの、と驚いていたら、簡単な事じゃないんだよ、と彼が言った。

そこから先の記憶は、無いに等しい。
個室へ入ってすぐ、私はベッドへとなだれ落ち、眠った。
背後から優しい笑い声と共に、おやすみ、と聞こえた気がした。


*****


「おい、×××××」

「はい。おうさま」

「こっちへきなさい」

「なんでしょうか」

「おまえに、たのみたいことがある」

「はい、なんでしょう」

「この   を、わが  、     の    に」

「  は、  さま、いったい         」

「   」

「   」


*****


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