05
…
「50日以内にDIOを倒せばホリィさんは助かるんですよね!?アヴドゥルさん、典明くん、絶対ホリィさんを助けようね!」
「ああ、そうだな」
「もちろんさ」
ジョースター家ではないけれど何かの縁で集った3人で決意を改めた
「それじゃあホリィさんの様子を見に行こう!」
「ほんとあたしったらどうしちゃったのかしら、でもだいぶ落ち着いたわ!…さあてと承太郎、名前ちゃん、今晩何食べる?」
「動くなッ!静かに寝てろーッ!!」
起き上がろうとするホリィさんに承太郎が怒鳴る
「ね…熱が下がるまで何もするなってことだ…だまって早くなおしゃあいいんだ」
もう!承太郎は不器用なんだから!
「ホリィさん!私ホリィさんの料理、美味しくて好き!だから今度教えてくださいね!」
「あら〜もちろんよぉ!嬉しいわぁ!名前ちゃんが娘になってくれたらもっと嬉しいのだけれど♡」
「私もホリィさんがお母さんだったら嬉しいです〜♡」
ん?あれ、これって義理のお母さんってこと?空条家に嫁ぐってこと!?
きゃー!私はいつでもウェルカムよ!!
「フフフ、病気になるとみんなスゴく優しいんだもん
たまにはカゼもいいかもね…」
「ホリィ!ま…また気を失ったぞ!!
…気丈に振る舞っているがなんという高熱…娘は自分の背中のスタンドに気付いていてわしらに心配かけまいとしていた!」
「必ず助けましょう!ジョセフさん、承太郎!」
「…ああ」
「かならず…必ず元気にしてやる…安心していればいいんだよホリィ…」
ジョースター家とも決意を固め立ち上がる
「JOJOのお母さんは人の心をなごませる女の人ですね…そばにいるとホッとする気持ちになる
守ってあげたいと思う…元気な笑顔が見たいと思う」
「うん、そうだね典明くん」
「(キミのことも同じように思っているけど)」
「名前は確かわしらのことが物語になっていると言っていたが、どんなことが起こったか知っているのじゃろう?」
「確かに今後どんなことが待ち受けているのか知っています…だけど知っていたこの世界に私はいなかったから…私が今ここに存在していることで未来が変わるかもしれない
すいません、お役に立てず」
そう…原作を知ってるとはいえ、私が来たことによって何か変化があるのかもしれない
「いや、いいんじゃ!結末を知っている旅なんぞ面白くないからのう!」
「おれの占いでも吉とでているぞ」
「自分の道は自分で切り開く、知ったこっちゃねぇな」
「僕はキミがいて良かったと思っているよ」
じ〜ん
みんな!ありがとう!
心につっかえていたのが吹き飛んだよ
「さて、いよいよ出発のようだな…」
「よし!いざ、「行くぞ!」」
ー飛行機内ー
雲の上でも夜だとやっぱりスタンドが出せないのね…それなら未然に防げることは防がないと…
窓側の席で外を眺めながらどう対処しようか考える
私の隣には眠っている典明くん
前にはアヴドゥルさん
そして後ろの座席にはジョセフさんと承太郎が座っている
ブーゥーン
あああああ
考えがまとまらないうちに敵のスタンドが現れてしまったよ!
典明くんが起きたのでとにかく伝えてみる
「典明くん典明くん」
「なんだい名前ちゃん、あれは敵のスタンドか?」
「うん、それでね典明くんにやってほしいことがあるんだけど…ゴニョゴニョ」
典明くんの耳に口を近づけてあのクワガタのスタンドをやっつける方法を伝えた
「なるほど、やってみよう」
「スタープラチナ!」
スカッ
ズドッ
「承太郎!」
「JOJO!」
スタープラチナのはなったこぶしはかわされ代わりに敵の攻撃が舌をとらえる
承太郎は歯で抑え、舌を引き抜かれるのを食い止める
「こいつは人の舌を好んで食いちぎるスタンド、塔のカード!破壊と災害、そして旅の中止の暗示をもつスタンドだ」
オラオラオラオラオラ!!
スッ
プゥン
「スタープラチナの両手ラッシュをかわされた!?なんていう早さだ…」
「アヴドゥルさんの炎のスタンドは飛行機まで爆発させかねないし、承太郎のパワーも機体壁に穴でもあけたりしたら大惨事になる
ここは典明くんに任せましょう」
「任せて、奴は僕が倒す
くらえ!エメラルドスプラッシュ!」
「まずい!ハイエロファントグリーンの攻撃が全てかわされている!なんてスピードだ!」
アヴドゥルさんはそう叫んだがこれも作戦のうちだ
しかし隙をついて敵のスタンドはハイエロファントグリーンの口元を攻撃して典明くんから血が出る
「ファハハハハ!数撃ちゃあたるという発想だろーがちっとまあたらんぞ!」
「エメラルドスプラッシュ!」
「わからぬかハハハハハハーッ!」
「おれに舌をひきちぎられるとくるいもだえるンだぞッ!」
「なに?ひきちぎられるとくるいもだえる?僕のハイエロファントグリーンはひきちぎるとくるいもだえるのだ、喜びでな!」
「な、なにィィ!」
典明くんは敵を倒した、さすがだ
「名前、おれの怪我治せるか?」
「名前ちゃん、僕の怪我も治せるかい?」
ドキッ!
日の出はまだだよね…あああバレないように策を練ったがやっぱり無傷での戦闘は厳しいかぁ…
「前から思っていたが、日が沈むとスタンドが出せないんじゃあないのか?」
承太郎、鋭い…
「そういえば天照大御神には岩戸隠れ(いわとかくれ)という神話で天岩戸(あまのいわと)という洞窟に隠れて世界は闇に包まれたという伝承がある、さらに弟の月が神格化した月読命(ツクヨミノミコト)と喧嘩して昼と夜ができたなんて言われているし、そこに関係があるのかもしれない」
「…おっしゃる通りでございます…いらぬ迷惑をかけまいと隠し通すつもりだったんだけど…すいません」
私のバカ!役立たず!としょんぼりしていると
「なぁにそれくらいのことならどうってことないじゃろ!気にするでない」
わしわしとジョセフさんに頭を撫でられる
くッ…
どうしてこうもここの人達はストレートに欲しい言葉をかけてくれるのだろう
涙が出ちゃう!だって女の子だもん!
ギュイイイィ!
「!!変じゃ…さっきから機体がかたむいて飛行しているぞ…まさか!」
「お客様どちらへ?この先はコックピットで立ち入り禁止です」
「知っている!」
ジョセフさんはスチュワーデスさんの静止を聞かず操縦室へ向かう
「どけアマ」
ドン
「きゃあ」
承太郎、まったくキミって人はイケメンだから許されるのだぞコノヤロウ!イケメン万歳だそコノヤロウ!
「おっと失礼…女性をじゃけんに扱うなんて許せんヤツだが今は緊急時なのです、許してやって下さい」
「はい♡」
おうおうおう美味しいとこ持ってたな典明くん
天然なのか?確信犯なのか?
「なんてこったしてやられた」
パイロットたちは敵によってやられていた
自動操縦装置も破壊されている
「これで3度目ですねジョセフさん、飛行機で墜落するの」
「なんと!わしの話まで知っておるのか」
「はい、若い頃の話知っていますよ!つもる話は後にしてとりあえず飛行機を海上に不時着させましょう!」
バババババババ
なんとか香港沖に不時着しレスキュー隊が駆けつけた
「承太郎、典明くん、日が出てきたから治癒できるよ
傷見せて」
2人の見せてくれた傷口に手をかざして治癒する
しかしほんと丈夫な身体だよね、治癒いらないんじゃあないか?ま、でも痛々しいのほっとけないから治すけども
たくましい身体も堪能できるし、グフフ
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