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○誰が死んだかなんて関係なく世界は平和を追い抜いていく
○ぼくは完璧な神様しか愛さない。
○そして恐れるがいい、受け入れていると自称しながら孤独を恐れるがいい。
○また掴み損ねたと嘆くのだ
○一番かわいい自分を毎日嘲罵しないために立ち位置を変えただけでしょう。その一歩で足を踏み外したことも気づかずに。
○命を救うことは尊い行為に違いない。けれどそれは取捨選択をしない平等な救済だからこそみなに受け入れられる。選ばなかったものから睨まれる覚悟は?
○「オレはあんたが好きですよ。ずるくて汚くて、ほしいもののために知略を巡らせる……人間らしい、頑なまでの“生きている”というサイン!」
○小さな体躯に強さをぎゅうぎゅうに詰め込んでも、瞳から愛情は消えなかったのだ。愛を前提に理性を働かせるものは獣ではない。
○“好きだから救いたい”──単純で貪欲な、人が心に棲まわせがちな魔物の名前だ。
○男はひどく疲れた、言い訳をしなれた瞳をしていた。保身に満ち満ちた年老いた瞳だった。

○わるものをわるものと指摘する速度
○求めているのは許しではない。それに耐えられる強さだ。
○きみの瞳が最初に映すものが空色でありますように
○きっと素晴らしいのだろう、私は吐き気がするけれど。
○しかし、私はそれで人が狂ったのを見たことがない。
○狂っているのならば救われる。狂っていないのならば地獄へ落ちろ。
○温かく素晴らしい日々が私を騙してくれると信じている。
○自分と同じものを求めたのだろうか。だとしたら、愚かだ。同じものはない。私がそう願ったのだから。
○「本を読んでいたって乙女の溜め息くらい聞こえるだろう!?」
○かなり長いしっぽの獣

○残念ながらこれは毒が満ちた杯でしかない
○生憎私には翼も足もある
○少しくらいの秘密なら許される
○怒りは攻撃性を伴う爆発的な執着である
○君のいない太陽と彼らが沈む街
○その天秤は本当に実体があって欲を量る皿がぶらさがっているのか?
○緑を通り越した青
○どんな思いも無駄にはならない。人間賛歌の名において。
○ただし、貴方は私のすべてではない。
○獣になった夏の友人

○回答をもらえない分、ぼくたちは救われて捨てられていた。
○たとえば冬の朝日
○悪魔ばかりが話しかけてくる
○希望に見える歪み
○こんにちは、ぼくの友人。きみへの友情は忘れてしまったけれど。
○戦闘機の吐いた血
○鋭い刃のためのアリア
○意味ある死を遂げた人を蘇らせるのは、悪魔が人生を弄ぶ様子に似ている。
○彼よりもよほど私のほうが悪魔ですから
○難攻不落のあの子でよろしければ

○サーカス・ファイア
○やめてくれ、心のほうはノーガードなんだ
○ひとつ風船膨らんで、日付を跨がずしぼんでいった
○行き止まりのない消滅
○浅ましく『救世主』に再度名乗り出たおれへの罰かとも思う
○こっそり光っていていいですか、何かに期待したままでいいですか
○よく見てごらん、きみの瞳の色だ
○となれば我々の存在は不確かなものでしかなく、証明も難しい。
○皺だらけの地図でも宝は輝いているだろ
○魔法に棲まれている。彼らの家はぼくの魂。


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