恋愛と友情(シリアス) 1
○忘れないように、貴方を傷付けて行く
○その唇で否定をこぼす
○私は呼吸を忘れた愚かな女
○愛でも腐ると思って
○貴方にそんなことを言わせた私は、愚か者でしょうね
○今日までの余命
○苦しみが嫌いなので貴方を嫌いになりました
○ああ、愛も知らぬけだものよ
○「最も近い友人」。それに甘えて、そこに落ちる。
○たくさんの人とすれ違うのに、彼を知っているのは私だけ。独占という醜い心が満たされ、いつにも増して顔が緩む。

○小さなころはずっと一緒だったのに、そんな簡単なことすら忘れたように
○変化によって傷付いたのなら、変化でしか癒せない
○「なんで、そっとしておいてほしいって言わないんだろう」「自分は愛されていたって思いたいんじゃないの」
○時が貴方に同情して止まることなどないのだから。
○黙っているのは、慢心している証拠だ。
○囲んでいたわけじゃないけど、窮屈だと言うのなら
○ぼくを置いていくのかと、出かかった言葉は彼女を責めていた。
○それに気付いたら、俺を殺してくれ
○だから、呼吸を忘れる。
○あの日出会った道へ行き 夕日を見ては諦めて

○そして私は疑問を持つ。貴方は私たちに似ているんじゃないか、と。
○あのときの気持ちには決して戻れない。生きる意味すら塗り替えられたあのときには。
○あの恐ろしい支配を愛などと呼ぶな
○愛しい亡骸に寄り添う希望、未来。お前たちまで埋まるのか。
○言葉で縛っただけで、あらら、思い通り。
○濁った血を擦り付け合い、幸せを感じた。
○「なんだ。好きって、全部好きって意味じゃないんだ」
○愛こそここで朽ち果てよ
○「すべてを愛さなくていい」と女は赤い唇を男に寄せながら嘘をついた
○「僕のすべては君のものだ」と男は日焼けした腕を女の体に回しながら嘘をついた

○毎日愛し続けることができないだけで
○「愛は無限に湧くものではないわ。ほとんどがやがて枯渇するの。掌に残る愛はいくつだと思う?」
○そう、使い古されたその言葉が唯一欲しかった。
○この言葉の裏は読まないで
○「誰かに認められなきゃ完成しない愛なんてあるんでしょうか。愛は爆発しない。爆風も火薬のにおいも、他人に振りかかることなんてないのに」
○悪役をやり遂げた、哀れな人
○その目が私を映さないのならビンに入れて飾りたい。毎日目を合わせるから寂しくないわ
○今だけは彼の残像を愛して
○愛しさと疎ましさを同時に抱えてしまうだけ
○昨夜きつく結んだ手が指の内側をかすって離れていった

○せめて目を閉じる間は祝福を
○「同情を売り買いするつもりはない」「最初はそれでいいと思いませんか。私たちはまだこうして温かい」
○だけど紺色の空に上がった魂はまるで星のようだった。
○ぼくは完璧な神様しか愛さない。
○“好きだから救いたい”──単純で貪欲な、人が心に棲まわせがちな魔物の名前だ。
○求めているのは許しではない。それに耐えられる強さだ。
○きっと素晴らしいのだろう、私は吐き気がするけれど。
○温かく素晴らしい日々が私を騙してくれると信じている。
○自分と同じものを求めたのだろうか。だとしたら、愚かだ。同じものはない。私がそう願ったのだから。
○残念ながらこれは毒が満ちた杯でしかない
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