シャノワに夢を見る

夢主がちょっとおかしいし結ばれてない
名前変換無し

黒猫は不吉だと言われているけど、私はそうは思わない。だって私の好きな彼は黒猫なんだもの!
引き締まった身体にピッタリと張り付いたスーツは惜しげも無く彼の肉体美をアピールし、黒いマスクから覗くグリーンの猫の瞳と輝く金色の髪を靡かせる彼、シャノワールはパリを守るヒーローの1人だ。
以前アクマに襲われたところをシャノワールに助け出されてからというもの、私は彼に恋焦がれている。
ついてない私はアクマに襲われることが多い。とても怖いけど、いつも彼が助けてくれるの!これって私の事が好きってことよね!
確信を持った私は、意を決して去ろうとする彼にこの想いを打ち明けた。

「待って!」
「なんだい?俺は早くレディバグの元へ行かないと…」
「シャノワール、私も貴方の事が好き」
「…ありがとう、でもその気持ちには答えられない」

顔を上げると悲しげな表情のシャノワールが私を見下ろしていた。
どうしてそんな顔をするの?どうしてそんなことを言うの?私達愛し合ってるじゃない!

「ごめんね、俺は彼女だけの飼い猫なんだ」
「嘘、こんなの嘘よ!」

混乱する私を置いて彼は惜しむこと無くどこかへ行ってしまった。
なんで?どうして?私達の愛は本物でしょう?レディバグ?レディバグのせいなの?彼女のせいで私のシャノワールは可笑しくなってしまったんだわ!
憎い、憎い、憎い、憎い!レディバグ、絶対に許さないわ!あんなに大好きだったシャノワールもレディバグも憎くてたまらない。
憎悪の炎を燃やす私の心の隙間に黒い蝶が入り込む感覚がした。