お茶会へようこそ

様々な設定を自己満足でぼやきます。
その前に本編から没にしたものを一つ載せています。暇つぶしにでもどうぞ。








夜11:00。生徒は殆どが眠りに就いて、仄かな常夜灯だけ残した寮の中は暗く静まり返っていた。
そんな中、寮の廊下をとぼとぼと歩く者がいる。
特に運動部が陥りやすい、空腹で寝られない事態に陥ったのだろう。
月明かりに照らされて青く輝く、薄い紫の髪。

「は、腹減ったなあ〜……」

エペルは何か食べるものが欲しかった。
お菓子でも良かったが、正直こってりして塩っぽくて、更に言うなら肉がいい。でもとりあえずこのどうしようもない空腹を満たしたい思いで、寮のキッチンへ向かっていた。

「どうしたの、こんな夜更けに」

廊下の暗がりから声がかけられる。
体格と、言葉遣いからして上級生だろう。

「あっ!?あの!その、」
「ふふ、慌てなくていいよ。もしかして、君は仲間かな?」
「えっ……仲間?」
「これくらいまで起きていると、お腹減るよね」
「!」

そういう意味ではとても仲間だ!そう思って必死に頷くその姿を見て、上級生は月明かりが当たっているところ、エペルの側まで歩いてくる。
足音が聞こえない。
顔に明かりが当たって、その人が誰なのか分かる段階になってから、ようやく手に持つ紙袋のガサガサという音は聞こえてきた。

「あ、あんだっ!!」
「なに?駄目だよ、夜中なんだから声は抑えて。どうしたの?」

言われて慌てて口を閉じる。けれど、エペルとしては目の前の人の素性がどうしても気がかりだった。
長く白い髪、黒い瞳、整った容姿。

「す、すみません。ヴィルサンと一緒にいた、先輩、ですよね」
「うん?いつのことだかは分からないけれど、そうだと思う。……ああ!ヴィルには何も言わないから、安心して」
「え、良がったあ〜……」
「それで、お腹は?減ってる?」
「減ってます!」

意気込んで答えるとその人は満足そう笑って、手に持った紙袋を揺らしてエペルに問い掛けた。

「じゃあ、夜のお茶会にご招待しても?」








彼らの部屋は薄暗かった。消灯時間も過ぎているので、蝋燭だけが付いている。

「で?後輩を拉致ったのか?」
「拉致じゃ無いよ。そうだよね?あ、えーと……そう言えばお名前を聞いていなかった。俺はエデン・グランドフロラ。君は?」

名前も聞かずに連れてきてたら完璧拉致だろうが、という声を無視して、赤色のホットプレートのスイッチを入れたエデンは、簡素な白い開襟シャツとズボンを着て、レースのストールを纏っていた。髪の毛は低い位置で緩く結ってある。

「エペルです。エペル・フェルミエ。お茶会をしようって言われて……拉致ではない……かな、と思います」
「ほら、違うって」
「あのな」

はあ〜……、と深い溜め息を吐いた人は、さっきから小さなコンロでミルクティーを作っていた。
小さめのテーブルの一辺に1人づつ座ってホットプレートを囲んでいるので、紅茶の香りもすぐそこから漂ってきて、エペルの腹はもう盛大に泣き出しそうだった。
何か食べられる!という一心で付いてきたので、期待で更に腹が減った気もする。
茶葉を濾し取ったティーストレーナーをカンッ、と鍋にぶつけ、出来上がったミルクティーが大きめのマグカップにたっぷり注がれて差し出される。

「ま、マグカップ……」
「何?有名メーカーのティーマグとかカップじゃないとダメな人?」
「い、いえ!嬉しいです。ありがとうございます!」
「そ。これノンカフェインだから。砂糖は好きに入れるといい」

無地の白いマグカップに入った優しい色合いのミルクティー。
シュガーポットが無造作にコトンと目の前に並べられて、長細いマドラーがぽいッと入れられて、どうしてもエペルは顔の緩みが止められない。
ポムフィオーレというこの寮内でこんな夜中に、こんなにも無造作に、良い意味で雑に茶を飲めるとは!
一生懸命顔が緩みすぎないように力を入れながら、砂糖を少し多めに。マドラーでかき回して、ほんとにギリギリまで注がれたのを溢さないように口に運ぶ。

「〜〜っぷは!」
「超いい飲みっぷりじゃん」

ニヤリ、とエペルから見て右側の辺に座った人が笑う。

「バートのミルクティー、美味しいだろう?」
「はい!ええと、バートサン……?」
「それニックネーム。名前はバーソロミュー・トーヴ。この真っ白いフザケた奴の、2年の時のルームメイトだ。ヨロシクな」

天然なのか、パーマのかかった黒い髪で、明るいグレーの瞳の人。少し血色が悪い肌、手の甲と首には黒く細かい刺青が入っていた。

「よろしくお願いします。」
「バート、別に俺はふざけていないよ」

抗議したエデンは椅子を少しだけ引いて、膝の上のボウルに卵を割り入れていた。どうやら食べるものの準備をしているらしい。
泡立て器でくるくるくると、泡立てない程度に混ぜている。

「何を、作ってるんですか?」
「あれ?言ってなかったかな……。あ!待った、何か食物アレルギーがあったりする?ごめんね、先に聞くべきだった」
「アレルギーは、特には無いですけど……」
「お前、メニューも言わずに来たのか」

記憶をひっくり返してみてもメニューに思い当たらない。何も言われていないはずだ。

「はぁ……、作るのはパンケーキ。食べたら戻って早めに寝ろよ、寝る子は育つからな。ちゃんと寝ねぇと身長伸びねぇぞ」
「それはどこからの出典なのかな?」
「俺」
「それは信用できる情報だ」
「だろ」

聞くと身長は196cmだという。確かにその身長なら、実績とも言うべきだろう。

「さて、温まったかな、……。エペルくん、大きさはどれくらいがいい?大きめのものを作って大丈夫?」
「ええと……大きめ、ってどれくらいの大きさですか?」
「このホットプレートに入るだけ大きめだから、直径20cmくらい」

泡立て器の手を止めて、ホットプレートから少し離れたところでぐるんと人差し指が回った。20cmなんて、エペルがいつも使っているノートの横幅くらいはある。

「大きめでお願いします」
「割と食うねぇ」
「たくさん食べるのは良いことだね」

ニヤニヤとニコニコに挟まれて、笑われていることに少しムッとはしたが、少し気が抜けるのも感じた。
いつもは「そんなに食べれるのか」とか「少なめの方がいいよね」とか、勝手に判断されることが多かったのだが、この先輩はまずどれくらいが良いかと聞いてきた。
それが、エペルにとっては珍しく、嬉しい。

「でも2枚目は止めておこう。夜食だから、一応」
「まあ、夜食だからな、一応。バターひくぞ」
「夜食でパンケーキにバター……」
「ふふ、バターが無ければ始まらないよ」

まだ焼かれていないパンケーキのタネからバニラの甘い香りが漂ってきて、エペルの腹がぐう、ととうとう泣き出した。

「おーおー、腹減ったな」
「先にエペルくんの分を焼くから、もう少し待っていて」

そう言って、エデンは掬い上げたタネをホットプレートに落としていく。一回と半分くらい流すと、ちょうどフチから1cmほど小さいくらいの円ができた。
焼かれる匂いと、段々と表面にぽつぽつと浮き上がっては音もなく割れていく気泡。
それを見ながら、他愛もない話をしている2人の話を聞き流す。彼の目的はあくまでも夜食だ。
ミルクティーをもう1口飲もうと再びマグカップに視線を戻した時に、アレコレ言ってるバーソロミューの手元をなんとなく見て噎せそうになった。

「ベーコン……?!」
「あ?何?そんな食えねえ?」
「え、あの、それはどう……?」

紙と紐の包装を解かれた、どっしりとしたベーコンの塊。それを、バーソロミューはナイフで切り分けている。

「この、パンケーキの横の空いているスペースで焼くんだ。そのまま食べられるけれど、焼くと脂が少し溶けて、端はカリカリになって、塩っぽくて美味しいよ。食べる?食べない?厚めに切る?カロリーが心配なら、気休めだけれど小さく切ってくれるよ」

思わず喉が鳴るのが分かる。胃が引き絞られる感覚でぎゅう、となった。
もうあと30分ほどで明日になってしまう時間帯なのに、今からベーコンを焼こうとしている先輩たち。エペルの脳内はもはや混乱していた。
すごく食べたい。こんな夜中に、塩と香辛料のベーコン。そしてパンケーキ。

「食べます!」
「ジャムもあるからね、甘くするか塩っぽくするか、どうするかは自由だよ」
「適当に切るから、食える分だけ食って行け」

適当に、と言いながら市販のベーコンよりは厚いくらいの厚みで切って、ベロンとホットプレートに横たわらせる。ちゅわ、と脂身が焼ける音。ベーコンだから何も味付けはしないのかと思えば、ギャリ、とペッパーミルから荒い粒が舞った。
小瓶に入ったジャムも、エペルの前にタワーになる。苺、ラズベリー、アプリコット。

「信じられない!って顔をしているね?」
「夜中にこんなに食べられるなんて、思っていなくて……」
「1年の内は特にそうだろうな」
「バート、俺たち、イケナイ事を教えてしまった……?」
「その言い方。2年になったら、もうちょい要領が分かるようになってくるだろうから、まあ、辛抱だな」

エデンはわざとらしく驚いた顔で器用にパンケーキを裏返す。
ここまで来たらあともう少しだ。

「イケナイ事ついでに、これを覚えて行くといいよ」

エデンがその手に取ったのは、平たく潰されたペーパーランタンだった。
ぱらららら、と紙が擦れる音をさせながら開くと、オレンジの地にグルグルと水色の変な模様が描いてあるのがわかる。横から見ると真ん中辺りが尖っていて、円錐形2つの円同士をくっ付けた形ようなをしていた。

「これは、……?」
「いろんな匂いを吸い取ってくれる、魔法のペーパーランタン」

片手で持ちながらマジカルペンを振ると柔らかな光が灯る。手を離せば、フワフワ浮いてテーブルから真上1メートルくらいのところで止まり、モビールのように揺れながらごくゆっくりと回り始めた。
テーブルの周りががぼんやりしたオレンジの光に照らされると共に、プレートから立ち上る少しの煙が、音もなくランタンに吸い込まれていく。
それを見届けてバーソロミューは蝋燭を吹き消した。

「こういうアイテムがあると秘密の夜食大会が出来るから、頭の片隅に置いておいて」
「コレ自体は普通にサムの店で売ってるから、任意のアイテムに魔法かけんだぞ、自分で」
「そった事、難しではねが!?」

前のめりに聞けば、思わず出た訛りに2人は少し驚いたようだったけれども、大枠を理解したのか聞き返しはせずにそのまま会話が続く。

「難しくは無いよ。かける対象はなんでもいい。あとは2年で習う魔法の応用だ」
「やり方言うとつまんねえし、勉強にもなんねえからどういう魔法かも黙っとく。授業と課題だけが勉強じゃ、退屈だからな」
「これも、勉強……?」

またもやニコニコとニヤニヤが両隣で笑った。上を見れば優しい光でランタンが浮かんで、エペルを見下ろしている。
できるように、なるのだろうか。少しだけ呆けていると肩を軽くトン、と小突かれる。慌てて視線を下げれば目の前に皿が置かれていた。
丸く、焼き色が付いてふっくらしたパンケーキと、脂が溶けてツヤツヤ輝くベーコン。手渡されるフォークとナイフ。そして、静かに注ぎ足されるミルクティー。

「どうぞ、お食べ」

吐息が混じるような優しく掠れた声。
それを聞いて、エペルは運が良い夜だと思った。きっと、食べ終わったら幸せな眠気がやってくるだろう。
お礼を言って、静かにフォークを突き立てる。
ホワ、と漂った香りはエペルの鼻をくすぐって、ランタンに食べられていった。




fin.














| 設定集|





●男主人公について

#パーソナル
身長はルーク(177cm)とほとんど同じくらいかな〜。というぼんやりした設定。はっきり決めてませんでした。
ラギー曰くバランス型体型。中肉中背といったところ。

#ポムフィオーレ寮所属
色々考えてこうなりました。
ハーツラビュルじゃないのは、彼自身の性質と、リドルとのことと、あと《ルーク》がいるなあ〜と思ったからです。
映画内での「赤の女王」はトランプ兵、「白の女王」はチェス兵なので。


#ルームメイト
1年 ヴィル・シェーンハイト/
   バーソロミュー・トーヴ/
   アレックス・ウェラー
2年 バーソロミュー・トーヴ

バーソロミューはジャバウォッキーイメージ。
ドラゴン系統のハーフです。大変ざっくりしています。


#後輩
「お気に入りの後輩」は他の後輩より優先順位が高くなっていて、「自分に反逆するような」後輩とは普通に戦います。
お気に入りの条件は「器用で猫被りそうな掴めないタイプ」。ジャミルとエースで設定しました。
主人公にとってはバスケ部が天国かもしれない(笑)
「自分に反逆するような」後輩と紙一重のような人物をじわじわゆっくり懐柔するのが好きみたいですね。
「後輩ってかわいいな、仲良くしたいな」という気持ちにより、依存してしまう後輩を量産しています。



(?)植物部

馬術部か迷ったんですが、白の女王のお城、前庭や庭園がとても美しいので植物部を捏造。
主人公の「美」は植物に向いています。

#活動
カレッジ内の植物全般の管理補佐をしながら研究などをしている部活。もちろん本来の管理者は別にいる。
在籍人数はちょっと少なめ。
入部直後に、基本の服装や注意すべき植物などの説明をしてくれる。
担当場所は要相談。基本的には本人の好きな植物が多いところを担当するように調整するが、寮内の植物はその寮所属の部員が担当。






●各話のはなし

まず「ふしぎの国のアリス」ではなく「Alice in Wonderland」なので相違点もありますし、白の女王はRSAのほうが良いんだろうな、と未だに思っています。
リドルの対に、と考えたらそうなんだけど、あまりにも私(作者)が文章書けなくてですね………。
キャラクターと学園生活して欲しかったのもあって、NRCにしてみました。ただの欲望の塊です。
あとは私個人の映画の解釈で。
なのでRSA在籍の白の女王も見てみたいです。ものすごく他力本願なんですけど、どなたか書いてくださらないかな……。



(?)「錬金術は得意かな。それなりにね。」

#冒頭
白うさぎのように少し慌てて出掛け、身支度をちょっと手伝ってもらって……というところを書きたかったんだと思います。


#監督生とハーツラビュル
監督生とはこのあと、すれ違ったら挨拶する程度の関係になります。
リドル(赤の女王)との距離感どうしようかな、と思ってこうなりました。ローズハートお母様、ママ友とか少なそう……親戚付き合いとかもしなさそうだな……という妄想です。
(好きなケーキがレモンパイなのは美味しいし、見た目が比較的白いから。)


#モストロ・ラウンジ
おやつ食べに行く。アフタヌーンティー大好きな主人公です。
ジェイドは同じクラスや植物部を除くと、オクタヴィネル寮生では1番よく話す相手。
山やキノコの話題を比較的打ち返せる人たち=植物部。植物部には1人、菌類オタクが居ます。
フロイドは学内で会ったら、とりとめのないユルユル会話をする位の関係。
双子の頭撫でてるのはそのまま映画から。


#ジャミル
主人公は第一印象からず〜っと「大きい猫ちゃんだ!かわいい!」と思っています。ほぼ書いた通りです。
主人公のユニーク魔法のことはここの段階で決まっていたので、それを匂わせた感じ。
ジャミルが「何かしてくれたのは主人公」と思っている描写をしましたが、彼は既に1年ほどかけて主人公に懐柔されかけています。
「何かあったら」って、思わされようとしてるんですよね、警戒してるのに。
そんなことないよジャミル。と思って書いてました。
このやりとりは私だけが楽しいやつ(笑)


#ヴィル
低糖質クッキーでもあまり食べなさそうだけど、お茶会させたかった。
どなただったかな?モデルさんがナッツ類は食べてたから大丈夫かなと思ってごり押し。
冒頭から引き継いで、白ウサギが女王の側にギリギリ間に合うところが書きたかったのと、やっぱりふしぎの国なんだから走らないとな!という勝手な想いで走らせました。
案外走ってますよね、色んなキャラクターが。




(?)「一緒にお茶でもどう?」

#冒頭
主人公は従順な訳では無いと表現しておきたくて。
1話目のジャミルの話を引き継いで、ユニーク魔法をフワッと匂わせてます。
ルーク作、猫耳お団子ヘア。
髪が長い期間が長い癖に三つ編みが出来ない主人公なので、レオナさんと同じ髪型一歩手前です。
ルークが三つ編みまでやらなかったのは、単純に時間無かったから。


#寝起きの王様のお茶会
ラギー視点が大変で大変で止めようかと思った。
実写ムーランが公開………こ、公開………!なので、ほんの少しだけ、お茶のメーカーとして入れ込んでます。
赤地で蓮の模様のムーラングッズが出てるんですが、それがすごくかわいい!ので中国茶(工芸茶)のパッケージに。


#トレイと植物園
実在の植物を元に少々ごちゃごちゃやったんですが、結晶実験とか結構適当なことを言っています。申し訳ありません。
「白の女王」って映画ではキーパーソンだから、考えた末に魔法薬が誕生しました。
「俺を信じるなら……、信じないなら………」という主人公の台詞は、ふしぎの国の方で双子が言ってる台詞をもじりたかった残骸。

トレイとはなんかこう……お互いに「底が見えない」と思っていて欲しいと思ってたんですけど、うまく行かないですね。
お互いが勝手にちょっと誤解してる。
別にそんな誤解するようなこと無いのに、お互い踏み込み切らないので、誤解されてる(してる)ことも気付かないっていう関係。が、やりたかったな〜……。
トレイはリドルやケイトに対するほど主人公と仲良くないし、主人公もヴィルやルークとほどではない。
卒業したらお互いに連絡取らなくなって、それで他の友人に「あいつ今何やってんの?」「え、知らないな」ってなるようなイメージです。
「あれ?あいつと仲良くなかった?」
「別に?」


#ヴィル
本文だけだと親愛・友愛のみに聞こえるかも知れない。そうでもないです。(ほんと文章力無いなあ!)
独占欲とか支配欲そういう欲を出して………いるのは次の話の後半ですかね。
1年時に主人公が倒れ込んだ植物の症状は、お察しの通り、映画2作目からの参考です。
園芸植物にも毒属性のやつ普通にいますし、もちろん土埃もついてるので「手を洗って」と言ってます。ヴィルが手袋しててもね。植物部(専門家の卵)なので。
油断と詰めの甘さは事故の元!




(?)「愛しているよ」

タイトル迷ったんですけど……。
3話通して特にBLという意識は無かったので、特に誰がどうというのも何もない状態です。お好きに取ってもらえたらと思います。
(ただ、ヴィルとは親友以上恋人未満みたいなスレスレなブロマンスして欲しいな、っていう書き方したつもりではあります。)


#なんでもない日
ユニーク魔法は作っときたいよね〜でも主人公は絶対全部は明かさないだろうな。という思考の元、トレイに解説してもらいました。
監督生には記憶が返還されているのでまだ思い当たっていないのですが、透明になってる間は声が出なくなっています。多分気付かないでしょう。

トレイがなんで知ってるかって、一回くらいケイトに成り代わってて見破られたとかかなと思います(詳細は考えてません)。
主人公は疲れて居眠り中のケイトを見かけて、忙しいなら代わってあげよう!って感じでやったやつ。故にケイトは見てない。
主人公の『王座の奪還』を見破るコツは「匂い」っていう設定です。
ヴィルとルークは主人公の植物っぽい匂いを知ってるし、トレイはケイトの匂い(なんだろう?香水?シャンプー?洗濯洗剤?)を知ってるから分かる。みたいな。


#式典
エースくんは懐柔されるの早いな………。
ちょっとここは別のモブにしようかとも思ったんですが、こういう感じで後輩は懐柔されてくんだな……というのも出したくて意図的に前半を引き継いでエースを当てました。

今までよりヴィルに対する感情とか、独占欲とか嫉妬とか、「あなたが1番の友達だから、自分のことも1番に思っていて欲しい」っていうのをお互いに匂わせた〜〜〜い!文才がなくて無茶〜〜〜!もういいです投稿します〜〜〜!っていう後半です。すみません。
卒業後になんやかんやして、ヴィルの自宅の鍵とかもらう感じの友人です。
友人に愛してるよ、なんてなかなか言えないと思うんだけど、褒め称え肯定タイプ(?)のルークと好意全開甘やかしタイプの主人公が揃ってたらまあ、有りかな。と思いました。

(完全な余談ですが「愛してるよ」って言った直後に、相手の目の前でモンスターとかに食べられちゃうタイプのキャラクター大好きなんですよね。……閑話休題。)

一悶着ありましたけど、ここは「楯突いた後輩に対する主人公の態度」をやっときたいと思いましてこうなりました。
学園長出せて満足です。




(?)「お茶会へようこそ」

ボツ話。
最終話としてまとまりきらなくて、1エピソード丸々削ったところです。
あまり推敲してないですし、方言も間違ってると思います。ひどいな……。
ペーパーランタン(提灯)が出てきますが、アトラクション(アリスのティーパーティー/マッドティーパーティー)の照明をイメージしています。
アッペルクーヘンとか出せば良かったな。






(?)あとがき
ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。
2話目を投稿した辺りから、5章が…5章がはじまっ…!待って…!と思いながら書いていました。5章はとっっっくにはじまりましたが、まぁ、二次創作は幻覚だからそのまま予定通り。
書いていて自分の話す言葉が方言だと気付かなくて、検索したりしたんですけど「えずく(吐き気をもよおすこと)」って方言なんですか?
1番衝撃でした。
嘘でしょめちゃめちゃ使うんですが。
日本語難しいな。

では、本当にありがとうございました。



fin


pixiv.2020年10月1日