設定資料集+没話



●やりたかったけど本編から反れるのでカットしたし、短編にもまとめ難いやつ ✕ 2
●最終話、別視点で書いていたところ(読みにくいと思ったので書き直して今のになりました)

_________







《佐保姫の霞の衣ぬきをうすみ花の錦をたちやかさねむ》


濡れ縁に座った小狐丸と三日月宗近の膝元に、桜の花弁がハラハラと舞い落ちて溜まっている。
春、この本丸でも庭の桜が見頃であった。

「小狐丸、三日月」
「おや、竜田生駒。花見ですか?」
「花見は後でする予定だが、佐保は見なかったか」
「さほ……佐保姫のことか?」

随分憤った様子の竜田生駒は、問い返した三日月をまっすぐに見つめている。一つ頷いた。
何かあったんであろうことは分かったが、この刀が怒りを顕にすることは余程珍しい。

「佐保は桜に遊ぶのが仕事じゃろうなあ」
「……桜」

小狐丸の独り言のような言葉と共に、三振で桜の木を見遣る。
一等大きな木の下には審神者が選んだ屋外用の家具が置いてあって、連結したソファには五虎退の大きな虎が寝そべっているのが見えた。

「居た……!」
「おお、待て待て竜田生駒よ、どうした?いつもの調子では無いな」

途端に沓脱石のところから裸足のまま駆け出そうとするが、何か興味があるらしい三日月に引き止められてたたらを踏む。
芝を踏む音がサリ、と響いた。

「……う、あの、佐保が勝手に新しい外出着を決めてしまって、」
「ほう?」
「俺にも相談して欲しいと言っておいたんだ、なのに、……いや、佐保の見立てなら良い物に決まっているとは思う。……分かるんだが気が済まない」
「はっはっは!うん、それは仕方が無い」
「存分に文句を言うと良いですよ」
「ああ、そのつもりだ」

三日月が手を振れば、振り返して軽やかに走っていく。途中で呼んだのか、虎が徐ろに頭をもたげるのが見えた。

「やれ、大倶利伽羅を佐保姫などと呼べるのはあの刀だけだろうなあ」
「春の神と秋の神。血腥い我等には過分ですが、それもまた一興」





「佐保!」
「……おい、止めろ」
「佐保、外出着を決める時は相談して欲しいと言ったはずだ」

虎の背中にくっつくようにして端に座る。
反対側の虎の影。花弁を積もらせながら昼寝中の大倶利伽羅は、佐保と呼ばれたことで不服そうだった。

「お前の好みは知っている。然程変わりない」
「っ、俺の好みが入っていてもいなくても良い、佐保が選んだんだから。ただ話がしたかった、服を選びながら」

暗にお前の好みも入っていると言われたが、ここで負けては居られない。
上半身を起こした大倶利伽羅と、虎を挟んで向き合った。
大倶利伽羅の見立てならば間違い無いのは分かっている。伊達家伝来の刀だ。自分に似合うもの・好むもの・目的・時節、全て理解して選んでいる。
娯楽で服を多数買うような質でも無いから、過不足など一切無い。

「この本丸だとまだ冬に結城も、とは行かないから、機会がある今に春の大島は着て欲しかった。草木染めの薄く柔らかな色合いも肌に映えるから試して欲しい。仙台平の袴と合わせても良い。未通りの反物屋に藍染めの蝶柄があってそれも目をつけていた。菖蒲も邪気祓いとして良いから羽織を袷で仕立てても丁度いい頃合いだと思わないか」
「……いくら金を掛ける気だ」
「物を見て値段交渉はする」
「お前な……」

ポフ、と虎の腹に顔を埋める大倶利伽羅に反応して、尻尾が頭を撫でていく。……かわいい。

「大倶利伽羅」
「なんだ」
「今度は言って欲しい」
「…………分かった」

たっぷり間が開いたが、答えが貰えたので良しとしよう。
ズルズルとそのまま寝転んだ大倶利伽羅の頭側に、空いた席が一つ。そちらに座り直して桜を見上げた。

「裸足で来たのか」
「ようやく見つけたから」
「……」
「暖かいから平気だ」

ふんす、という息を吐いて静かになった大倶利伽羅とふわふわした春風に引き摺られて眠くなってくる。
虎の欠伸が聞こえてきたので見れば、鳴狐のお供と白山の狐がひょいと椅子に上がってきていた。
小さな声で話しかける。

「昼寝か?」
「はい、天気が宜しいですから!」

気を使った小さくて元気な声が返ってきた。
狭いので膝に乗ってもらうと、体温が伝わってきて眠気が加速する。
ああ、春だ。









《休暇は三振そろって》


「ん?あれ、珍しい格好だ、買い物?」
「ああ、やっと火車切と大倶利伽羅と休みが重なったからな、出掛けて来るんだ」

廊下を歩いていれば通りすがりの実休に話しかけられる。
最近買った洋服に初めて袖を通したから、珍しい格好といえばそうかも知れない。古今伝授に「似合っていますよ」と褒めて貰ったので、それなりにはなっているはず。
ただ、これから出陣なのか、装備を全て付けている実休と並ぶと少しちぐはぐな気がするな。

「気を付けて行っておいで、怪我をしないようにね」
「もちろん。貴方もな」
「うん」
「…………どうしてそんなに嬉しそうなんだ?」

ふわふわした笑顔でこちらを覗き込んでくる。
少し居心地が悪い。そんなに見られても何も無い。

「紅葉が嬉しそうだから、僕も嬉しくなっちゃった」
「安上がりだな」
「霊山の守護刀の機嫌が良い、のは、安くは無いんじゃないかな?」
「?!だ、誰に聞いたんだそれ!」
「誰だったっけ……」

忘れろ忘れないの攻防をしていると話し声が聞こえてきた。
先に火車切達が玄関へ集まっているらしい。待たせてしまったか?
角を曲がると足音に気付いたのか、火車切と目が合う。

「竜田生駒」
「待たせたか?」
「ううん、大倶利伽羅がまだだし、平気。山鳥毛と話してた」

歩を進めると、先ほどまで死角だった火車切の隣に山鳥毛が立っている。目礼を貰ったので返す。
こちらも装備を付けているから、もしかして実休と同じ部隊だろうか。

「お待たせー!……あれ、揃ってなかった」
「大丈夫、まだ搭乗時間ボーディングタイムまで時間はあります」
「おや、火車切も今からか」
「ん」

鯰尾と雲生、篭手切江。
脇差と太刀の編成らしい。この編成でどこに行くんだ……?
出陣の邪魔にならないようにと火車切の近く寄れば、実休がついてくる。
どうして。

「……貴方は先に靴を履いた方が良いんじゃないのか?」
「さっき山鳥毛に同じこと言った」
「いや、火車切にしては弾んだ声で話すものでな。気を取られてしまった」
「そうだよね?そうなるよ」

火車切も楽しみにしてくれていたみたいで嬉しいな。ニヤつきそうな頬を押さえた。
一方、指摘された実休は、少し気恥ずかしそうな山鳥毛に同意しながら靴棚から靴を引きずり出している。

「……そのウイングチップのバルモラルは燭台切の私物では?」
「あ、本当だ」
「呼んだかな?」
「!」

丁度持ち主が来ていたらしい。
振り返れば大倶利伽羅も来ていた。おおよそ、燭台切と話をしていたんだろう。

「実休が貴方のと取り違えるところだったから」
「ああ!手入れして休ませるためにこっちの棚に置いたんだ。分かりにくかったよね」
「間違えなくて良かったよ。ありがとう、紅葉」
「いや、燭台切には小物について色々教えてもらうから」

いつの間にそんな話を……という顔で大倶利伽羅が隣に並んできた。
知らないのも当たり前だ。
大倶利伽羅は基本的に忙しい。古参でこの本丸の中核を担うような打刀は様々な時に頼られる事が多いから、会うのは朝にだけということも少なくない。
こちらをじっと見る燭台切と予定が噛み合わないだろう。

「うんうん、三振とも決まってるね!」
「ありがとう。燭台切はこの部隊と一緒なのか?」
「いや、僕は遠征。雲次くんとね。もうそろそろ来ると思う」

珍しい。雲類は最近来たから、サポートを多くして出陣遠征に行くものと思っていた。

「はい、ついでに」
「あ、ありがとう実休さん」
「実休のところはもう一振か?」
「うん」
「堀川が組まれている」
「……どこに行くんだ?」

山鳥毛の言葉に、大倶利伽羅から俺と同じ感想が出てきた。

「まだ知らされて無くてね、小鳥が『お楽しみ』だと言っていたよ」
「またそうやって半分勢いで……」

大倶利伽羅が眉間に皺を寄せるので、親指で押して解す。
彼等は出陣や遠征に行くが、俺たちは万屋に寄ってから少し現代に行くので気を立てると良くない。

「雲生がいるから、そこまで無茶はしないと思うけど……」
「そうじゃないかな。帰りにお茶でも飲んでおいで、とかって言いそう」
「小鳥なら言いそうだ」
「どちらにしても気を付けて。皆、必ず無事に戻ることを祈っている」
「ありがとう紅葉、三振もゆっくりして来ると良いよ」
「ああ、上手くやれよ」






「……なんて言うか、あの並びって『柄の悪い職業の大人に囲われてる未成年』感がすご、んぐ」
「鯰尾、それはまずい、そうとしか見えなくなってしまう!」









《一方そのころ》


この本丸に山姥切国広が来て約一ヶ月。
執務室には重い溜息が広がって、黙々と計算する博多の算盤の音だけになった。

「どうした?長義」
「どうしたもこうしたも、あの山姥切国広が来てから竜田生駒が気にかけてばかりいるじゃないか」
「……うん?」

待て、なんかちょっと思ってたのと方向性が違うと思うんだが?
松井を見たら俺の心境と同じように「え…?」という顔をしている。

一ヶ月前のあの日。
山姥切国広が来た瞬間。
俺は盛大に動揺した。
鍛刀で打刀が出来るのは本当に久しぶりだから気が動転した。
力の加え方を間違えてその場で顕現してしまって、その場にいた山姥切長義と鉢合わせて。
個人的に定めてある作法的に良くなかった。
これは決定的に俺のミス。
少し遅れて様子を見に来た竜田生駒を山姥切長義が紹介したまでは良い。ただ、その日から確かに竜田生駒は山姥切国広を目で追っている気がすんだよな。
そう、人間の俺が『気がする』程度。
気配や視線に敏感な刀剣達にとってはあからさまなんだろうが、問題になるような頻度でもない。

「……確かに。後輩が来て嬉しい、というように見るには熱視線かもしれないね」
「松井もそう思うだろう?」

詰まる所、山姥切は今まで構ってた仲の良い後輩が自分の写しに取られたみたいで寂しいと。
心中複雑か?
その心が、山姥切国広をサポートしている物吉や堀川山伏の兄弟には向かないだけに、竜田生駒の存在感たるや。

「な〜んでだろうなあ……」
「まあ、彼の交友関係にあれこれ言う立場でも無いけれど……。ただ、偽物くんのあの態度はいかがなものかと思うよ。あんなに避けるようにして。霊山の守護刀である竜田生駒に気にかけてもらっておきながら」

気位が高くて更に気丈なのは知ってるつもりだが、書類仕事中に愚痴が出るほどだとは思ってもいなかったな。
一旦仕事の手を止めて茶をすする。

「霊山の守護刀?そんなこと言ってたか?」
「主、生駒が穏やかでよく話す刀だからって、広光の刀だってこと忘れてないかい?」
「アー……ウ」
「この話だって俺との雑談中に出たほんの一言だよ。俺には過分だ、と言っていた」
「なるほどな、"竜田"の方に気を取られがちだけど、髪飾りの梵字の由来か」

竜田生駒はそういうことを自分からは申告しない、と……。もうちょっと細々したこと突っ込んで聞いときゃ良かったな。
ふと、松井が横目で俺を見てくる。
その視線を受けて隣の博多に目配せした。
戦績を見る山姥切に気付かれないように静かに元気に胸を叩いたので、探りを入れるのは任せて問題無さそうだ。
オッケー、博多先輩。
人間は引っ込んでおきますよ。




「たーつたさんっ!」
「!……乱。なんだ、今日は若苗色なのか」
「そうだよ、どうかな?似合う?」
「似合っている。いつもの赤も良いが、その色も髪と似合って明るくて一層綺麗だ」
「ありがとう!竜田さんはボクがあげたリボン、つけていてくれて嬉しいな」

廊下を歩いている竜田さんの腕にぎゅっとしがみつく。
黒と赤の髪に深い緑色のリボンを三つ編みに編み込んでて、すっごくかわいい!紅葉狩りの色!
髪を自由にしてるってことは、午後は内番の予定かなぁ?
粟田口だと薬研と仲が良くて、おしゃれが好きなのに主さんには言わない刀。
笑顔もほんとに綺麗なんだから刀剣としても引く手数多なんだろうな、って思ってたけど、お寺に入ってからは長い間そのままだったみたい。
そのせいかな?
うーん……、なんだか鈍感っていうか、小悪魔っていうか?
薬研が振り回されてるのは面白いから、そのまま見守ってる。

「この本丸はよく贈り物を贈り合うんだな」
「うん、主さんがこういう雑貨とか好きだから。……あれっ?特記念にプレゼント貰った時、何か言ってなかった?」
「…………贈りたいから贈るよ、とは聞いたな」
「贈る言い訳はその時々かも」
「そうか」

少し伏目がちになると大倶利伽羅さんと似てる。
戦ってるときはもっと似てるんだよ。それに気付いた大抵の主さんたちは膝から崩れ落ちてるみたい。

「ね〜え、竜田さんは今日の夜、時間有る?」
「夜?特に何も予定は無いが、何かあるのか」
「パジャマパーティーするの!」
「……ぱ?」
「パジャマ。夜着のことっ。かわいいパジャマで集まって美味しいお菓子とか食べて、たくさんお喋りするの。記念すべき本日、第一回は加州さんと、京極と、古今さんとボク!竜田さんも一緒がいいな〜ぁ?」
「み、乱、あの、誘いは嬉しいが、………その顔触れに俺が入るのか?」
「あー!もしかして、違うんじゃないかって思ってる?でも、竜田さん甘いものも綺麗なものも好きでしょ?」
「それは、」
「今日はね、新しく出来た焼き菓子店のマドレーヌとカヌレとダックワーズ!どう?季節限定なの」
「……う、」

勝った!

「……分かった。ただ、俺は洒落た夜着など持っていないが良いのか?」
「やったぁ!もちろん大丈夫!それに、そういうことを気遣ってくれる竜田さんだから誘ったんだよ?」

少し困ったような絶妙な表情。
でもいいの、ボクたちは邪魔されずに竜田さんとたくさんお喋りできるし、博多からの頼みも聞いてあげられるからね!




「主殿」
「はい」
「こんなに回りくどいことをしなくとも、聞かれれば答えます」
「……いや、聞いた限りは普通にパジャマパーティーしたかっただけだと思う」
「え」
「うん、いい機会だなーって思って誘った感じ?本人たちの耳に入らなければ良いんだからさ」

二日後という超スピードで解決してきたのは良いが、竜田生駒に思惑がバレて結局は清光と松井を交えて茶をしばくことになった。
要は直接聞け、ということらしい。

「カヌレ美味かった?」
「……はい」
「参加者全員に大好評!コスパも博多が太鼓判押してる。頼めば箱入れしてカワイイ熨斗も付けてくれるから、手頃な手土産にも良さそうだよ、主」
「それは良いな、今度の政府面談の手土産それにしよう。松井、」
「予算に組んでおくよ」
「はい、店のパンフレット」
「ありがとう」

清光と松井の間で進む話に、竜田生駒は混乱してるみたいだが要は簡単な話。

「で、本題。どうして竜田生駒は山姥切国広を見てたんだ?」

少し伏せられる目線。
言う気はあるが咄嗟に言葉を選んでるみたいだ。
全員に言えることだが、こうやって面と向かって話す時に言葉を選んでくれるのは主としてとても嬉しい。
強い緑の瞳がこちらを向いた。

「あまり、良くない事とは思いますが」

一言切って、清光をチラリと見る。
清光の表情は変わらない。ということは良くない事でも無いんだろう。

「国広はあれほどに綺麗な見目をしているのに、襤褸布を被っているのが気になってしまいました。服装など個々の自由ですが、その、あまりに勿体無く……」
「うーーーん、それは俺も分かるかもな……」

そういえば、竜田生駒は案外小物類とかこだわるタイプだもんな。
気質的に気になるのも頷ける。

「っはは!竜田生駒はそれを言うのも野暮だって思ってたんだって。気になるなら話すればいいのに」
「っ、それは、……長義はあんなに仕立ての良いマントを身に着けているのだから色違いでも、と思ったりもしたが、理由があるんだろう。……何も言えない」
「それで気になっちゃってたと」
「……はい」

あの布をキレイにしておきたい気持ちは堀川あたりも持ってそうだが、あっちは同派の勢いで計画的に引っ剥がして洗濯回してるからな、質が違う。
兎にも角にも、思っていたよりも分かりやすい理由だったから一安心てとこか。

「大丈夫、先輩審神者のとこの山姥切国広は修行に行って布被らないようになってたから。しばらく見守ってやって」
「……はい、承りました」
「ちょっと〜、主ネタバレやめて」
「人聞き悪い!遅かれ早かれ演練で会うだろ」

十中八九、国広が竜田生駒を避けたのも、視線が布に行ってたのが分かったからだろうな。
何か言われる前に先手を取った。
これで竜田生駒の目線は平時と変わらなくなるだろう。長義の憂いも晴れる。
よし、一件落着!





end.









以下後書きです。
私は後書きとか設定見るの大好きなので書きますが、苦手な方はここでやめといたほうが良いと思います。






【打刀が少ない本丸】


@ 審神者
男性/28歳
初期刀:加州清光
初鍛刀:五虎退

本当に打刀に縁が無い。
今回創作した松永久秀と少し似通ったところを作りたかったので、考えやスタンスなどをちょいちょい語らせました。やりすぎたかも。
キャプションでぼやいてますがほんとにどうしてんだキャンペーンとか。
山姥切長義のことを「山姥切」と呼んでたけど途中から「長義」「国広」と呼び分けます。
こいつは自分のクラスに苗字が同じ人がいたら、男女問わず両方下の名前で呼ぶ奴。
そういう感じ。



A ?
とある城下に店を構える元呉服屋主人。
奉公人から店主にまで上り詰めているかなり有能で運にも恵まれた珍しい人。
幼いころから働き詰めのため、同年代の友人がほぼ居ない人生を送っていた。
たぶん江戸時代後期生まれ。
本当にメモ帳の自分用の話をポイ投げしただけだったので何も決めてなくて、呉服屋として文化の中心はどこなのかすら考えていなくて大変不味かった。
出身地すら決めてなかったから訛りも無いです。
故に軽率に着物とかについて書けなくて、浅はかでしたね。
「店前売り」という語を出したので三越より後であることだけ確かです。
範囲が広すぎ。


B 刀剣:竜田生駒
お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、モデルにさせて頂いたお寺さんがございます。
当たり前ですが全然何にも関係ありません。


C 刀剣男士:竜田生駒
打刀/広光

穏やかな物腰で控えめだが、責任感が強くネガティブな面も見られる。
審神者に対しては敬語を使う。
平均的に高めの能力値と細やかな気遣いや事務処理等にも長けている点を総合し、関係者からは『本丸の事務方を少しでも回しやすくするなら早めに手に入れるべき』という評価。
元所有者である松永久秀により、様々な刀と気まずそうにしているところが散見されるが大きな問題になるようなものではない。
早々に解決するには意図的に同部隊に組んだりするのが一番良い。
下手に他の刀と遠ざけると悪化するケースも有るため要注意。

薬研に「佩く」という単語を出してもらったんですが、松永久秀所蔵当時は太刀だった設定です。
なので大倶利伽羅との会話で「直した」と言っています。


▼台詞設定(一部)
不自然じゃない程度に話に入れているつもりです。
ゲーム内ならこういう時にこう喋りますよ、というやつ。
────────────
入手「竜田生駒と申します。……平和な手の内に在りましたが、赤く染まってこそ、俺でしょう」
────────────
万屋「承ります。何をお求めでしょうか?」
────────────
手合せ特殊会話(対 実休光忠)
◯開始
実休光忠「どうしてだろう。君とこうして向き合っていると、何故か懐かしい気がするんだ」
竜田生駒「……奇遇だな」
◯終了
実休光忠「驚いたな、結構搦め手なんだ」
竜田生駒「正攻法で行っても無駄だからな」
────────────
手入れ(中傷以上)「申し訳ありません、不要な怪我をしてしまいました」
※襲われた際の怪我は竜田生駒自身からも軽傷に見えるが実際はそうではなかった、という意図があります。
参考:軽傷時「大きな瑕疵があるときに、ついでにで問題ありません」
────────────
出陣「必ず戻ります」
────────────
開戦(演練)「侮られる程に平和を貪ったつもりは無い」
使いませんでした。残念。
────────────



《1話》
キャプション含め書いてあることそのままです。

《2話》
3話以降を公開するつもりも書くつもりも無かったのに実休光忠と気まずい話にしてしまっています。
振り返ってみて「わはは!ここで終わったら話を投げすぎ!!」となりました。
好きだから書いてますが、『固定男主て夢小説としてもマイナーだし、刀剣乱舞の夢小説って数多あるし、私如きは読む行間がバカ広くてもいいか』と思ってるところがあります。

《3話》
宗三左文字を登場させるには基本的に外出しなきゃいけない本丸。後悔しました。

《4話》
正直、緑さんみたいな人間を書いてみたかったけど、
細部まできっちりとは竜田生駒の外見を描写してないんで、緑さんを出すことに迷いはありました。
刀剣の疲労の表現とか、まあなかなか……突っ走ってる笑
山姥切長義と寝る間際までムニャムニャ会話させたかったな。

《幕間》
後から伏線回収して文章に起こそうとするとこうなる、という例です。

《5話》
へし切長谷部出せて良かった〜!
戦闘描写難しいですね。
4話末の段階で、歌仙兼定を呼んで軽装の話するか、山姥切国広を呼んで布の話するか迷ってたんですがこうなりました。
演練行きたいなと思って、好きなように書きましたが好きなようにしすぎたな!とは思います。
南北朝と安土桃山て態々書くのも……と思ったりしたし、難しいですね。

刀装についてはどこにも描写していません。でもちゃんと装備してはいます。
力不足で上手く纏められず、やけに間延びするので描写するのを避けました……。



刀剣として本丸で生活する、位のことが出来てたら良いなと考えて書いていました。
pixiv投稿だったので、タグ付けだけ迷いました。
BLDとするにはちょっと軽すぎたかな……とか……。でもブロマンスとするには近すぎか…?付けとけば安心かな……?とか……。
難しいですね。

やろうと思えば「出陣した竜田生駒が行方不明になって、広光おそろいのアンクレットだけ戻ってくる」とかベタなとこからゴロゴロ発展できたけど、別にこれもいらないか、と思って書きませんでした。
刀剣の性格的に、余程審神者が悪者か、政府や遡行軍が介入するかしないとそこまで拗れなさそう。

あとは「主人公の店にあった刀」の件。
源清麿のイメージだったので、そこからも話はできるんですけど、この本丸打刀来ないから、監査の源清麿に手を振るだけになりました。

ま、現実が最低なんだから夢くらいはゆっくり過ごしたいスよね。