クチナシズム 07



「はーぁーちゃーぁーんっ。゚ヽ(゚´=Д=`)ノ゚。ヤッターン」



ドンッ!

だきっv



(ハジメ)「うぉお!?」



ドッターン!!



(ハジメ)「イテテテテ…って、##NAME1##!?」



一を見つけて、其の後ろから思いっ切りタックルを打ち噛ます様に抱き付いた##NAME1##。

その突然のタックルに、踏ん張る事なんて、当然出来る訳も無く、2人は其の勢いのまま地面へと倒れ込んだ。



「はーちゃんだ♪はーちゃんだ♪はーちゃんだっ♪***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪」



そう、一の呼び名を連呼しながら、一の腰に抱き付いたまま、ゴロゴロと地面を転がって行く。当然、一を巻き込みながら(笑)



「わっひょーーい☆⌒v⌒v⌒v⌒/(_Д_)\ゴロンコロンッコロコロ」


(ハジメ)「おぉおおぉいっ;目が回る!!止〜め〜ろ〜〜っっ!!!☆⌒☆⌒☆⌒ミ(((;o_□_)oゴロンゴンゴン!!」



ゴロゴロゴロリン♪

Σドンッ!


そうして転がり続けて行くと、何かにぶつかった。



「⌒☆ヽ(。◇゚)ノ ドテッ!!…ふぉ??」



何にぶつかったのか。自分の楽し…嬉しい燥(ハシャ)ぎ様を邪魔する障害物は何かと、ぶつかったモノを見上げる。…と、其処にはゴムマスクをスッポリと被った赤尾の姿が…。。。



「;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッホハッ!!」



どうやら、いつぞやの時の様に、赤尾の足に、また、ぶつかってしまったらしい。



「(NooOOOO!!!オーマイゴットデジャウッ!!!ジーザスデジャウ!!!!!..・ヾ(。><)シ)」



以前の様に、1番刺激が強くて心臓に悪い、間近のローアングルの迫力や威圧感の強さ…とまでは行かないが、

其れでも、じぃっ…と、無言&無表情で(そもそも9.5割方マスクだから表情とか分からんし!)自分を見降ろして来る姿には、充分過ぎる不気味さがある。



「((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタガタブルッ」



唐突に怯えた表情でガタガタッと震えだした##NAME1##を見て、一は、何なんだよ?と、##NAME1##の視線を辿って行く…と、不気味に自分達を見降ろして来るホラー其のモノの様なゴムマスクの男が…。



(ハジメ)「!!( ; ロ)゚ ゚ぎょぇぇぇっ!!」



目が飛び出す程、驚いた(怖がった)一は、##NAME1##と寝転がって抱き合った態勢の侭、今まで転がって来た道を、先程の2倍の速さで巻き戻すかの如く、ゴロゴロと猛スピードで転がって引き返す。



ドンッ!


そうすると、また何かにぶつかった。

2人はお互いにビクビクしながら、そろそろ〜と、少しずつ、ゆっくりと、ぶつかった障害物を見上げる。そして、其処に立って居たのは…??



(ハジメ・##NAME1##)「「オォオォp(驚'Д'*)人(*'Д'愕)qオォオォオ」」



2人の見上げた先には、赤尾同様、ぶつかって来た2人を見下ろして居る美雪が居た。



「みーちゃん、下から見ると更に凄いね。胸のボリューム感!」



先程と全く同じシチュエーション。

だがしかし、赤尾を見上げるのと、美雪を見上げるのとでは、天(目の保養)と地(目の毒)程の差が有ると言っても過言ではない。(勿論、天は美雪で、地は赤尾の例えだ。)



(ハジメ)「スカートじゃねーのが実に残念っ!スカートなら此の態勢で確実にパンt…」



バッチーーーン!!!


一がセクハラ発言を言い終える前に、見事なまでに素晴らしい美雪の平手打ちが、一の頬へと、かまされた。

その、一の頬と美雪の掌が奏でた音は、全員の耳に入る程に大きな音量で、其の場に居た皆の視線を釘付けにする位、凄いモノだった。



(ミユキ)「も〜〜〜っ!2人共、大っっ嫌い!!!!///」


(ハジメ)「イッテーなぁッもぅ!!実際に見た訳じゃねーんだから叩く事ねーだろ!!!つーか、あんで俺だけなんだよ!##NAME1##だって言っただろ!?」



言い合いを始める2人に、周囲の注目度は100点満点⌒(笑)。唖然とする皆の視線を見事に独り占め★アレ?2人(バカップル)占め??( ̄皿 ̄;( ̄皿 ̄;ンガァーーーッ!黙れ!!! by一&美雪



「言葉のオブラートさが違うからじゃない??」


(ハジメ)「別に胸と言おうが、おっぱ…」



バッチーーーン!!!


先程のに引けを取らない美雪のビンタが、先程とは逆の一の頬に炸裂した。



(ハジメ)「イッツッテェェエエエエエエ!!!!こっの、凶暴女!!!」


(ミユキ)「何よ!?どっからどー見ても聞いても、100%、一ちゃんが悪いでしょ!!?この、スケベ男!!」


「にしても、ビックリ(゚Д゚;)ドッキリ(゚Д゚!?)ゾックリ(゚Д゚||;)が2度目の再来で心臓に悪いんだよ〜」


(ハジメ)「あー、マジでビビったな」


(ソウタ)「お前等の態度の方が悪かったぞ、赤尾先生に対して。(失礼って事を知らんのかお前等双子は;;)」


「だってホントに凄いんだよ?ローアングル事件。草ちゃんもやってみ?色々すんごいから」


(ソウタ)「お前は本当に色々と失礼な奴だよ。そして誰がやるか!(赤尾先生相手に、そんな事出来るか!絶対に不気味で怖いに決まってるだろ!そんなの!!)」


(生徒一同)「「「「(同感。)」」」」



口に出して言わないにしても、失礼な事を心の中で云う草太。そして其の会話を聞いて居た生徒達はしみじみと頷いて、心の中で草太に賛成の返事を呟いた。

どうやら、赤尾先生に対する印象や感想は皆、似たり寄ったりのモノらしい…。



(ハジメ)「と、言うか…あんでお前が此処(合宿)に居んだよ!?」


「其れがですね、はーちゃんに二度寝を阻止された後、朝食を摂って居たらですね、何か塾の先生が来てですね、私専用の特別カリキュラムを組んで下さったとかでですね、」


(ハジメ)「『ですね』使い過ぎ!もっとフツーに短く、完結的に話せよ!!;;」


「あれよこれよと嬉々する母に追い立てられ、あれよこれよと合宿の準備して、あれよあれよと先生の車に乗せられて、あれよあれよt…」


(ハジメ)「『あれよこれよと』も『あれよあれよと』も、乱用禁止ーーー!!!ダーメダメXx(  ̄┏Д┓ ̄三 ̄┏Д┓ ̄ )xXダーメダメ」


「(●`3´)ブーブー」


(ハジメ)「諄(クド)ったらしいわ!!(`ε´)はいっ、続ける!」


「そんでね、仕返しに、私の二度寝を阻止したはーちゃんも、私同様に漫画とか心のオアシスを、

取り上げられて打ち拉がれれば良いのに!と心の中で念じながら此処に運ばれて来ましたとさっ。┐('д')┌ チャンチャン!おしまい。」


(ソウタ)「何故に絵本風まとめ?(-"-;;)」


(ミユキ)「(不思議っ子の)##NAME1##ちゃんだから(-。ー;)ヤレヤレ」


(ハジメ)「そーなんだよな〜。態々、重たい思いまでして持って来た心のオアシスが全部没収されて、ヤレヤレ ┐(´(エ)`)┌クマッタネ…って、お前の呪いのせいかーーー!!!ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛」


(ミユキ・ソウタ)「「いや、其れは無い無い((-д- 三 -д-))フルフル」」



見るからに余計な物を山程こんもりと詰めて来ましたと、堂々と主張してるも同然なドデカイリュックを見れば、誰でも分かる。

決して##NAME1##の(クダラナイ)呪いのせいではない。と、首を左右に振りながら、盛大にボケ満載の会話をする一と##NAME1##に、否定のツッコミを入れる美雪と草太。



「『クマッタネ??』…あぁ!≪困ったね≫と≪クマ≫をかけたんだね!しかも顔まで熊さん風にして!ヾ(@>▽<@)ノあはははっ!面白い!はーちゃん座布団1枚!!」


(ミユキ・ソウタ)「「w|;゚ロ゚|wエェエエエエ!?いやいやいやっ全然面白くないんですけど!むしろツマンナイ/寒いんですけどッ!!ホント、##NAME1##ちゃん/お前の笑いのツボ変ね/だな!!;;」」


「え〜〜〜〜っフツーに面白いじゃない!それに、熊ちゃん顔はーちゃん、可愛くない?(*´ェ`*)ポッ」


(ハジメ)「(*´(エ)`*)」


(ミユキ・ソウタ)「「無い無い無い無いッ!!ブン( ̄ロ ̄;=; ̄ロ ̄)ブン」」



##NAME1##の眼には、ブラコンパワーフルスロットルにより、キラキラフィルターならぬ、ブラコンフィルターが掛かってる模様…(笑)



(イツクシマ)「其処の4人!!何時までも喋ってないで、早く更衣室に入って着替えなさい!!」



そんなボケとツッコミの漫才を長々として居る4人に、厳島先生の怒号が飛んだ。



(ハジメ・ミユキ・ソウタ)「「「(*。*;ノ)ノ うっわ!!は、はぃいいい!!!;;」」」


「Σ(゚口゚;/)/ アッヒョワッ!!何々?某魔法学校の変身術の先生にソックリそうな此の先生っぽい御人はっ!!?」(←針ポタネタ)


(ソウタ)「バッカ!正真正銘の先生だよっ!獄門塾の副主任講師で、国語・古文・漢文を担当する厳島先生だよ!!」



いきなり塾の合宿に連れて来られて、何にも知らない##NAME1##に、罵声を上げながらも丁寧に説明する草太。



(ハジメ)「つーか、##NAME1##!自分の足で走れ!重い!!」



実は怒鳴られたせいで、ビックリして、一の腕に思わずしがみ付いて動きが固まってしまった##NAME1##は、其の侭、ズルズルと一の腕にぶら下がって引き摺られる形で移動して居た。



「失敬なっ!はーちゃんよりは重くないぞっ!!(`ロ´;)ピギャースッ」


(ミユキ)「あっ!ちょっと、##NAME1##ちゃんはこっちでしょうが!!(= ̄□ ̄=;)」



会話に夢中で、##NAME1##は気付かずに其の侭、一に引き摺られたまま男子更衣室に入ってしまいそうになるのを、間一髪で気が付いた美雪に助けられる。

そんな慌ただしく騒がしい中、更衣室にてジャージに着替えた一同だった。








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解せぬ花