甘酸辛苦を七色に 02
【名前】
オルル
無変換・・・オルル
【外見】
・桜色の身体
・耳や尻尾にも長いふさふさの毛がある
【性格】
・生真面目で情に厚い。
・何事にも根拠を重んじる傾向が強い。
・用心深く、≪備えあれば憂いなし≫思考。
・確信のない推測を口にする事は滅多にない。
【備考】
元人間の女の子で、鼠のメスになった子。
しかもタイムか異世界か将又(ハタマタ)両方なのか分からないがトリップした子。
其のせいか、人としては平凡だが、鼠としては非凡な為、「アウトロー」とも呼ばれる。
元人間の為か、知識はガクシャよりも高く、暗記力や記憶力にも優れて居る。(しかし、ガクシャの様な閃(ヒラメ)き等は無い。)
敵に対する調査や対処法(撃退方法)等を得意とする。情報収集等の労働担当。情報収集等の為、単独行動をとる事が多少ある。
作者的に、HP(魔法)のハー子想像(笑)。
私が鼠になってから、約2年が過ぎようとして居た。今じゃ私も立派な船乗り鼠の一員だ。
鼠の中に混じるのは、簡単だった。他人との交流関係も、生活も、人となんら変わりはなかった。
寧ろ、楽だった。学校や仕事もないし、お金も必要としない。なんてったって、鼠は≪寝盗み(寝ている間にこっそりと人間の食料を盗む)≫が転じてついた名だと云われる位だからね。
猫や犬や人や鳥とかの天敵が多い事を除けば、全体的に人の人生より気楽と言う事が分かった。
そして、天敵に対抗する為に私は独自に(人間らしい思考回路で)手榴弾を作り上げた。
手榴弾と言っても、人間が作る様な体が吹っ飛ぶなどの恐ろしい物ではない。ただ、猫や犬などが嫌がる匂いが詰まった爆弾である。
夜な夜な本屋や、本を沢山抱え込んでいる家屋に忍び込んでは勉強して、夜な夜な材料がある家に忍び込んでは調達した。
(あれ?もう私、立派な鼠じゃね?我ながら感心する程の適応能力と図太いまでに逞しい精神である。)
そんな成果の御蔭か、仲間内では、ガクシャの再来とか天才とか言われてる。(人間の頃は平凡だったのにね!)
しかし、その一方で、鼠らしくない行動や考えを持つことから、「アウトローの桜鼠」や「狂い桜」とも呼ばれている。
何故か鼠になった私は、鼠にはない毛色の桜色をしてた。しかも毛が短く少ない、無いに等しい耳や尻尾にも長いふわっふわの体毛が生えている。
目立つ色を少しでもカバーしようと、茶色の服を着ているのだが、服の茶色が木の幹、身体が桜の花となってますます桜の木っぽくなった(失敗した;)。
外見だけじゃなく、中身も変わっている。人の書物を読んだり、人間についてやたら詳しかったなど、人に似た部分が多い為、(なんてたって元人間であって、元来の鼠ではない。)
故に、姿も中身も、鼠の常識から外れた者、無法者でアウトロー。まるで季節外れに咲く桜の木(外見は年中咲いてる感じだが(笑))の様だから、狂い桜。
故に、巷(チマタ)の鼠達にはそう呼ばれる。
鼠になって大怪我をしたり困って居た所をヨイショとカグシャとユリーに助けられる。(3人は恩人)
周りの人物達と、毛色の違う2匹が居た。
外見的にも、内面的にも、周りと全く異なった2人が居た。
1人は、白色。もう1人は、桜色。
ある日、2人は、偶然に出会った。
白色が、森の中で、座って果実を食べて居る所に、散歩で通りかかった煤色が来たのだ。
「あ、こんにちは」
「こんにちは」
「あぁ、良かった。遠目から見たらお化けだと思ったけど、仲間だった。」
「ははははは、こんな真昼間からお化けかと思うとは、君は目の悪さよりも、脳みそが可笑しい事を憐れんだ方が良いようだな」
「噂の【白色さん】に出会うとは思わなかった」
「私も噂の【狂い桜】に出会うとは思わなかったよ」
「雪みたいに綺麗だね」
「ありがとう」
「でも、目は不気味だね」
「君の哀れな汚れた目よりはマシさ」
「そ?でも周りと一緒じゃないなら、なんだって良いよ。間違われないからね」
「普通の色より、汚い色の方がお好みとは、噂通りのアウトローさだ。」
「それじゃぁ、白色さんは、高慢ちきで、つまんない奴だね。」
出会い頭は、互いにトゲトゲとした言葉で相手を貶し合った。
白色は、小馬鹿にしたように、笑むか、不愉快そうに顔を顰めるかのどちらかの表情しかしなかった。
煤色はボケッとしたようなぶっきょ面か、気に障った様にムッと表情を顰めるかのどちらかの表情しかしなかった。
2人は出会う度にそんな口喧嘩しかしなかった。
しかし、仲が悪いのに、お互いに避けたりと無視し合う事はなかった。
お互いに相手は好かなかったが、他の連中と話すよりはマシだと何故だが分からないが感じて居たからだ。
1〜9(有)
10〜14(無)
15〜18(有)
19(無)
20〜26(有)
ガンバとカワウソの冒険(有)
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解せぬ花