まふゆ

▽まふゆ▽
ふじのぶげん達が住む"あの町"から少し離れた、とある都会の一角のゲイタウン。そこにある風俗店で働く売り専のボーイ。
口数は少ない方だが、誰に対しても分け隔てなく、優しく包むような小さな心配りができ、心の中に強く存在感が残る。
タレ目と長い睫毛、消えるような薄紅いくちべにも印象的。
どことなくただよう未亡人のような雰囲気に惹き付けられる人が多い。
商売上嫌われ、いやがらせなどあるが、そのようなことに対しても動じず、むしろ優しい。
淡いライラックと桜色の大きなロングストールをいつも身につけている。
言葉の世界を好み、休日には古本屋へ足を運んでいるらしい。
野の花や草木に触れることも好きで、花言葉をよく知っている。
見た目や雰囲気に反して言葉遣いに幼さを感じさせるのは、触れてきた言葉の世界の影響か、生い立ち()ゆえか。

幼い頃に、兄(いつき先生)と離れ
新しく家庭を持ったさなえとの交流があったのだとか…。


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