ひみつのつづき

それから私は落ち着きを取り戻した。
ヒソカが傍にいないとソワソワして落ち着かなくなったりしなくなったし、ヒソカの匂いがするものを集めたりはしなくなった。

そりゃそばにいないと少しは寂しいけれど。

後からヒソカに「めるは、発情期だったんだよ♡」て聞いた。

発情期?ってきいたら「僕とあぁいうことしたかったんだよ♤」てニヤニヤ小声で耳打ちしてきた。

なんだかはずかしくてたまらなくってヒソカをポコポコ叩いていたらヒソカの携帯がなった。

ムスッと拗ねた顔をしたらヒソカが電話しながら私を抱き寄せた。
なんだかそうされると多少の怒りも収まって、すりすりと胸にすりよる。
ヒソカは優しい顔して頭を撫でてくれた、そうすると眠くなってきてぽんっとうさぎになって膝の上で丸くなる。

幸せな日常だなあって思った。