飛行船のなかで*


イルミ、ヒソカとの約束を守りながらもゴン達と仲良くなれてめるは嬉しかった。
はじめて歳が近い友人に浮かれていたのだろう。

「めるも探検しようぜ!」キルアが誘ってくれたのが嬉しくてうんうんと頷く。

だから気配を消したヒソカが近づいてきたのに気づかなかった。

「ダメだよ♧」ヒソカはめるの手をひき、それ以外何も喋らず個室に連れ込んだ。



「ゴン、俺今ヒソカが近づいてきたの気づかなかった。」
「...僕もだよ。」ゴンとキルアは実力差を見せつけられたようで冷や汗が止まらなかった。


*

めるは一生懸命考えた。
ヒソカが怒っているようだったから。
何か怒らすことしちゃったかな?と思案していたが思い当たる節が無かった。

「...ヒソカ?」見上げてヒソカと視線をあわせる。
「うーん♢だめだね別行動は。気が狂いそう♡」
ちゅっちゅと上からキスが降ってくる。
めるも嫌ではないのでヒソカの首に手を回し受け入れる。

だんだんキスは激しさをまし、ヒソカは逃げられないようめるの腰と頭を手で押え、自分の方へと抱き寄せる。

「んぅっ...ぁう...」めるが息を漏らす。
ヒソカはそれに強くそそられる。

ベッドにめるを押し倒し「める、今日は優しくしない♢」と耳元で囁いた。
めるはそんないつもと違うヒソカの様子にドキドキしていた。

*

両手をまとめあげられ、ベッド柵に縛られる。
目隠しされて身ぐるみをはがれた。

何も着てないから寒さを感じる。

ヒソカはガサガサと鞄をあさって何か探しているようだった。

「ん♡みっけた♧」キャップを開ける音がする。視覚を遮られているからかいつもよりそれ以外の五感が発達しているようだった。

「める口あけて」と言われたので開いてまっているとヒソカの口で私の唇は覆われた。
何か液体が流し込まれびっくりして飲み込んでしまう。
得体の知れないものだが酷く甘さを感じる。
ヒソカがくれるものだから毒ではないと思うけど心配になって「ヒソカこれなあに?」て聞いたら耳元で「気持ちよくなる薬だよ♡」って囁かれた。

それから5分くらして私の体はポカポカしてきた。
それだけじゃなくてヒソカが触れただけで脳が気持ちいいって感じるようになった。
ヒソカは耳元にキスして「める」と言うのだけどそれすら気持ちいい。

ヒソカはそれ以外してくれなくってもどかしくて私は足を擦り合わせる。
「んぅっ」声を漏らし、触れてくれないヒソカに触ってほしくて「ヒソカ、ヒソカ」って何度も呼んだ。

「なあに?♡」て意地悪そうに返事がくるけど私は恥ずかしくてなかなか「触って」って言えなかった。

ヒソカが痺れを切らしたのか、いきなり指で私の胸の先端を弾く。
普段では痛みを伴いそうなのに電流が走るように体がビクっとはねた。
「あぁっん...」何度も何度もそれだけを繰り返されて先端が取れてしまうのではないかというほどビリビリしていた。
私の体がビクビクしていると、ヒソカが近づいてくるのがわかった。
縛られていた手が解放されて、ヒソカをぎゅっと抱きしめる。

「めるってさ...」いつも抱かれる時僕にすがりついてくるよね。愛おしそうに頭をなでられる。
「僕が与えてる快楽を逃すのに僕にすがりつくんだ♡」満足そうにヒソカは話す。
「たまんないなあ♢もっと素直に僕を求めて」っと言って深いキスをしてくる。
口と口から銀の糸がたれる。
それをヒソカは親指で拭ってやる。

普段よりゆっくりヒソカはすすめていた。
めるがもどかしくなるくらい。

やっとヒソカは胸の先端を口に含んで転がした。「あっあっ...」言わないがめるはこれがとても気持ちくて好きだった。ヒソカは反応をみて楽しんでいる。
交互に先端を弄び、ヒソカの唾液でそこはテカテカ光っていた。
触れられなくても立ち上がり、ヒソカが動いて出来た少しの風圧があたるだけでも体がはねた。
ヒソカの頭を掴んで一生懸命腰を逸らしながら快楽を受け止める。
「はぁっはあっんっ...んっ」我慢できないのか腰が揺れ出す。
「まだあげない♡」っと言ってヒソカはまた胸の先端を口に含み今度は甘噛みした。
「あぁっあああん」面白いくらいにめるは声をあげ、体をびくつかせる。
「ふふっ、気持ちいねえ♢やっぱめる最高だ♡」エムの才能もあるよって言われたけど私には聞こえない。
もう片方も甘噛みされ、また体がビクビクとする。

ヒソカは一切、下には触れていないのにそこはもうぐっしょりだった。
「これならならさないでもイケそう♡」顔はみえないけどヒソカがニヤニヤしているのがわかった。
まだ目隠しは外されず、次は何をされるのだろうと思ったらヒソカにひっくり返させられて4つんばいで腰を浮かすような体制にされた。
入れられる?と期待したら目隠しを外される。
そしてヒソカは私の下腹部をトントンっと押して「ここにいつも僕のがはいる♤」と言ってきた。
トントンおされただけでも気持ちよくて声が漏れる。
もう私はヒソカが欲しくて欲しくてしょうがなくなっていた。
腰をさげればそこにはヒソカのものがあって私の中に入ってきてくれるだろう。
ヒソカは何も言わずただ見ていたけど、私がどうするか楽しんでいるみたいだった。
もう頭の中はもやがかかったようで恥ずかしさなんてぶっ飛んでいた。
自ら腰を下ろしてヒソカを受け入れる。
1番固くて太い部分が慣らさないでもぬぷっヌプと入ってくる。
「はぁっはあっ...」興奮しながらもゆっくりゆっくりヒソカを受け入れるように腰をおろしていく。
満足そうにヒソカも息をきらしながら私の様子を見ている。
すべてが入り切ったのがわかると愛しそうにさっきしたみたいに下腹部をヒソカがさわり「よくできたね♡」と褒めてくれる。
見たくないけど興味本位でそこをみると、自分のお腹じゃないみたいに膨らんでいた。
自分の腰が揺れる少しの刺激でも頭がチカチカしていた。
もうおかしくなりそうだと思っていたらヒソカが「頑張っためるに御褒美あげる♡」といって本気で腰を打ち付けてきた。

パンパンっという激しい肉と肉の当たる音と、ヌプヌプと激しい陰部の抜き差しの音が淫らなおとが響き渡る。
絶頂を繰り返しガクガクと揺れるめるは時折意識が遠のき、また打ち付けられた衝撃で目を覚ましたりしていた。
ヒソカも何度も彼女の中で果てたが、おさまることをしらずに白い体液を身体のなかにはいるだけ注ぎ込んだ。
入り切らなくなった液体がめると繋がっているところから溢れだしているのに気がつく。
激しいソレに普通なら泡立たないだろうに空気をふくんで泡立っているように見えた。
めるの意識は既に飛んでおり、僕は満足感に満たされていた。

このままじゃ可哀想だなあと思い意識のないめるをシャワー室で洗い、ベッドはもうベタベタで寝れそうにないのでソファーに寝かせる。

時計を見ると個室にこもってから6時間が過ぎていた。
僕も珍しく疲労感を感じめるを抱きしめて眠りについた。