ひみつ2

ヒソカは普段通りを装っていたが、内心は喜びと興奮を隠しきれなかった。

扉を開け家に入り、2人だけの世界となった。



理性が崩れた。

「める、愛してる♡」
めるの頭に手を当てて唇をおおうようにキスをした。
数分唇を堪能しているとめるは息継ぎしたいのか口を開く、その隙を狙ってヒソカは舌をめるの口の中に捩じ込んだ。

クチュ...クチュという音が室内に響く。
めるは涙目になりながら、僕の胸あたりの服をぎゅっと握りしめている。
僕にされてるのに僕にすがるその姿にさらに興奮した。

クル、そそる、全部僕のだ。
もう今まで我慢していた理性なんて一欠片も残っていなかった。
はやく犯したくてしょうがない。

そろそろめるが限界っぽかったので唇を離し、舌で溢れている涎をなぞってやる。
はぁはぁと彼女の息遣いが部屋に響き渡る。


「める」彼女を呼んでぎゅっと抱きしめる。
彼女は僕にぎゅっと抱きつき「...ヒソカ?」と返事をしてくる。

あぁ...可愛いなあ♡

「マチから何かきいたのかい?」
玄関でたったままキスしていたのでめるを抱き上げソファに移動する。
僕がソファに座りめるを膝の上に向き合うように乗るよう促すと懐いたうさぎさんはその通りに従う。

質問に思い出したのかめるの顔がボンッと赤くなる。

「ヒソカが...私と交尾したいってマチが...」
向き合っているのに視線を外し恥ずかしそうに呟いた。

「交尾って色気ないね♡」
クスクスってヒソカは笑った。
ヒソカの笑顔は優しくてすき。

「え、違かった?」私だけ覚悟して照れてたなら恥ずかしい。
「やることは一緒だけど、まだ子供つくるわけじゃないし、もっと可愛い言い方にしよ♤」
ニヤニヤヒソカが笑う。
私が照れてるのを楽しんでるのがわかって言ってるんだ。

「...可愛くって?」首を傾げて聞くとヒソカはなんて呼ばそうかなあと思案しているようだった。

たぶんこの時間はがちがちに緊張している私のことを思ってやっているんだろう。
ヒソカの優しさはわかりやすい。
一緒に8年も過ごせばお互いのことはだいたいわかるようになった。
お互いがお互いを大切にしてること。
ヒソカが少し私のために我慢していたこと。

「決めた♡」ヒソカがニヤニヤして私の耳元で呟いた「今からするのはえっちだよ♡」って。


*


4歳の時はヒソカにお風呂だっていれてもらってたから、見られてないとこなんてないけど恥ずかしい。

ヒソカに脱いでっていわれてお互い下着姿になる。

8歳くらいのときに「もう僕ちょっと、我慢の限界だから別々に入ろう♤」と言われてからは一緒に入ってないから4年間の空白期間がある。

もともと筋肉がついてがっちりした体型だったヒソカはさらに筋肉がつき、無駄のない体だった。

見惚れてぺちぺち触っているとヒソカは笑う。
「僕も触るよ♢」耳元で囁かれてゾクッとした。

ヒソカは背中に手をまわし、ブラのホックを外す。

ブラはマチが私の胸が膨らんできたときに気にして買いに行ってくれた。

13歳にしてはそこそこある胸を揉んでくるヒソカ。
「くすぐったい...」クスクス笑うとヒソカはまたキスしてくれる。

「たぶんくすぐったいだけじゃないよ♤」
そう言って先端に触れられると体がビクっと震える。
「ぇ、あれ」はじめての感覚にめるがどきどきしていると、先端を押し潰しながらヒソカは私の胸を優しく、激しく揉み出した。
最初は片方だけだったのにいつしか両方の手で先端をぐりぐりされながら胸を揉みしごかれる。
「んぅ、ぁっああ」とめるの口から声が漏れる。

「堪んないなあ♢」ヒソカも興奮しているようで息遣いがあらい、耳にかかるその声にも私はさらに感じた。

ひとしきり胸を揉まれるとヒソカにまた唇づけられる。
そして首、胸にちゅっちゅとなんども口付けられ擽ったさを感じていたらヒソカはベロりと首を舐めてきた。
「ひっ」と不思議な感覚から私の口から声があがる。

舐められてだんだん舌が胸の方に向かっていく、ヒソカは私をギラギラしためでみつめて胸の先端を口に含んだ。
「えっ、え...ぁあんっ」感じたことない気持ちよさにヒソカの頭を抱える。

「きもちいね?♢」ヒソカはわかっているよというように舌先で私の先端をもてあそぶ。
片手は私が逃げないように背中に手を当て、もう片方の手は開いているもう片方先端をぐりぐりと押す。

頭の中はまっしろで本能のままに喘ぐ。
ヒソカが私をこうしてるのにヒソカに助けを求めるように何度も「...ぁヒソカ、ヒソカぁんっ」
と叫ぶ。

ヒソカは見たことないくらい上機嫌でニヤニヤして私を見ている。
少し余裕がでてくると座っているヒソカの足の間にある中心が重力と逆走して立ち上がっているのにきづく。
固いそれは私の脚にあたる。

ヒソカはまた私にキスをする。
抱き上げて「ベッドにいくよ♡」と微笑んだ。
息があがって返事が出来ないのでコクリと頷く。