焦燥感 爆豪side
※爆豪目線
あの日は雄英での授業を終えて寮へと帰宅した。
眠いとベッドへとドカッと体を預けて着替える間もなく眠りに落ちた。
目が覚め気づくと見知らぬ部屋に俺はいた。
一先ずここはどこだ。確認しようと動いたその時だ。…ただいまーと戸がしまう音が聞こえる。咄嗟に身構え後退りをしようとすると今度は暗くて見えない中何かに当たり音を立ててしまう。誰かはわからねーがやるしかないとドアを空いた瞬間を狙おうと息を飲んだ。
「!!誰だテメェ…」
「男の子…?」
居たのは女だ。いや、女だろとも容赦しない。掴みかかり個性を使い爆破しようとした。そのつもりだったが個性がでない。どういうことだ?まさかこいつの個性か?敵なのかこいつ。問いただしてもわからないという女。起きて早々わけのわからないことばかりで苛立ちが止まらない。こいつは一体何者ンかと考えてるうちに頭突きをかまされる。痛ってェ!!と思わず叫んでしまう。
「さっきから話を聞きなさい!!
ここは私の家だし君をここに連れてきた覚えもないし音がすると思って来てみたらなぜか君が居たってわけ!君は?」
…驚いた。ならなんで俺はここにいるんだ?訳が分からねぇ。
覚えてないと答えると女はもう一度聞き直す。苛立ちが募り女に当たるが気なんか晴れやしない。一先ず外に出よう話はそれからだと女を置いて家からでる。女が何か言っていたが今はそれどころじゃない。
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歩くと明るい街が見える。通ると夜中だけあって町中が騒がしい。なにか報道されていると思えばなぜか日々敵やヒーローの話で持ち切りな毎日なのに何一つと報道がない。おまけに出した金はどこのだと使えない始末。
…どうゆーことだ。余計にわからなくなる。それと同時にこれからどうしたらいいんだと。知らない街 知らない場所 。路頭に迷うとはこのことだ。次第に夜は明け歩き回って疲れたのか眠れてない 何一つと状況に進展がないことにいらつき歩いていた時だった。一人の男が俺の肩に当る。
「あァ?!」
「ひっ…す、すみません…」
丁度いいこいつに聞いてみるか。
「…お前ヒーローと敵って知ってるか」
「は、はぁ?そっちこそいきなり何言って…っそんなの知らないよ!頭おかしいんじゃないか!」
「あァ?!」
否定をされた。今までのわけのわからないことをぶつかってきた奴に当るように掴みかかり脅す程度に個性を掌から爆破を出す。そん時だ。
使えていたはずの個性がいきなり使えなくなる。確か昨日も似たようなことあったな…そう思い出していると聞き覚えのある声が俺を止める。あの時の女だ。
女は早速俺に説教を始める。こいつは赤羽 はるというらしい。未成年だからだの放っとけないだの言葉を並べて俺を住まわせようとしているが未だに状況把握ができてない俺はそれを躊躇する。
だがこいつは俺の話した話を嘘だとも思えないと。仕舞いには何も知らないヒーローの事を語りやがる。ただ、今の俺にはそれだけでも充分だ。
こいつにとっては利益がない話だろうがそれでもいいと言った。
少しの間は交渉を呑んだ方がいいと思い話を受け入れる。いざ、何か妙な行動をとればそん時ゃ俺だって容赦しねぇ。
…少しの間だけ世話にならせてやる。
状況に少しの進展があってほんの少しほっとした瞬間に馴れ馴れしく手を掴まれる。驚くがはると呼べたら離すという女。…上等だ。
そんなことを考えてるのも知らずお構い無しに俺を連れるこいつに何故か嫌だとは思えなかった。
《焦燥感》
「服と歯みがきとタオルとー…今日のご飯何がいいかな。爆豪くん何がすき?」
「…辛ぇもンがいい」
「あ、そうなんだ。麻婆豆腐とかがいいかなぁ」