13
「……あんた達付き合ってるの?」
「へ」
「あ?まぁな」
「ちょ、勝己くん!?」
「あぁ。いいのいいの、茶化してるわけじゃないから。こっちとしても気難しい息子を受け入れてくれて有難いよ」
「光己さん…」
「でもそっか、それならそうで卒業まで2人とも大変ね」
「……また休みとかきたら遊びに来ようと思ってます」
「なまえちゃんはまだしもうちの勝己の方が心配よ?
なまえちゃん居なくなってから相当荒れてたもの」
「え?」
「余計こと言ってんじゃねぇッ…!!!」
ーーあの勝己くんが荒れてたの?
嬉しい反面悲しい部分もある。横にいる彼としては過去のことをバラされてしまい怒っているが…。
「勝己のことよろしくね、なまえちゃん」
「はい…!」
「うまくいけば私も晴れてなまえちゃんのおかあさんね…!!」
「っは、光己さんがおかあさん……!?」
「ッテメェらアホだろ!!!寝るわ」
「あ、もう寝るの?変なことしないなら一緒に寝てもいいわよ」
「光己さん…!」
「はあ……寝ンぞ」
「はーい。おやすみなさい、光己さん」
「おやすみ、なまえちゃん」
挨拶をかわすと部屋へと向かう。何の躊躇いもなく別の部屋に行こうとするなまえを見かけて腕を掴む。
「おい」
「あ、1回荷物取りに行くだけだよ?」
「…そーかよ。早くしろ」
「はいはい。先部屋行っていいよ?」
「おー」
短く返事をすると隣の自分の部屋に入ってゆく爆豪。なまえも荷物を手に取ると部屋へと向かう。内心少しどきどきと緊張している。ドアノブに手をかけて爆豪の待つ部屋に入るとベッドには既に彼が座っていてなまえを見つけるなり「寝るぞ」と自分の隣になまえを指定する。部屋もベッドも彼の匂いが充満しており少しぎこちなくなってしまう。近くに行くと腕をひかれてベッドの中へと入っていった。
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