手を出すな










「おい…土足で上がらないでくれ。靴を…(汗)」

「小暮さん」

「俺たちも混ぜろよ宮城。ん?」

「三井って人だよあれが…」

「三井って…」

「え…ま、まさか宮城さんと事件起こした人…?(汗)」

「……(汗)」



一人私服の奴が煙草を吸っていて
灰を落とすと花道が一番に噛み付いた。



「コラァ!!人が磨いた床を!!(怒)」

「花道!(汗)」

「(こいつか…)サクラギ(本当に赤い髪だ…)」

「何すんだてめー(怒)」

「練習中なんだ!他の部員もいるし
やめてくれ三井サン。頼む…(汗)」

「他の部員か…自分はボコボコにされてもいいから
バスケ部だけは…か?宮城 くせーぞ」

「いや…それもやめてくれ(汗)」

「あ?」

「また入院するわけにはいかない。
頼むから引き上げさせてくれ三井サン(汗)
ここは大切な場所なんだ。」

「バカか お前は。俺はな、
それをブッ壊しに来たんだよ。」ギュゥ…



三井が持っていたボールを
煙草を吸っていた奴は煙草を押し付けて焦がした。



Σ「ああっ!!(汗)」

「ッ……!!(汗)」

「なっ、何すんだてめーらァ!!(怒)」

「花道!!」

「ブッ壊しに来たんだよ 宮城。
ブッ壊してやるよ。」



するとボールが一直線に飛んできて、
三井が避けるとその後ろにいた堀田の顔面にぶつかった。



「ちっ、外れた。」

「流川!!(汗)」

「くっくっくっ お前んとこの連中
お前よりやる気あんじゃねーのか宮城?あ?」

ドッ

「ぐっ!!(汗)」

Σ「ああっ!!(汗)」

Σ「リョータ!!(汗)」

「おい、竜…あいつはお前にやるよ。」

「……」ちょいちょい

「……」

「おい!他の部員には関係ねーだろ!やめろ!(汗)」

「うるさい」ガシッ

「!!(汗)」

「しつけーよお前。」



宮城の頭を1人の男が掴み、その前に三井が立つ。
すると宮城の顔面に頭突きをした。
それに悶えているとさらに顔面を殴られる。



「コラてめー女男!!(怒)」

「よせ花道!!(汗)」

「フッフッフッ 誰が女男だ。そーだよな宮城。
テメーのせいで出場停止とかくらっちゃあ
イヤだもんな宮城。」

「しゅ…出場停止…!?(汗)」

「リョータ…」

「体育館でバスケ部員が暴力事件。
バレりゃあ公式戦出場停止…
ヘタすりゃ廃部って事もあるよな。」

「(廃部…!?(汗))」

「汚い奴……
(…晴子震えてる…そりゃそうだよね
こんなガチの喧嘩見慣れてるわけないし…(汗))」



明日香は隣の晴子達を見て表情を曇らせた。



「折れねーなお前の歯ァ。
あーーー手が痛てえ。」

「三井。」

「!!(汗)」ギョッ



私服男はモップを取り出して三井に渡した。
然も持ち手の部分じゃ無く
金属の然も鋭利性が高い角だ。
あれでは歯が折れるどころでは無い。



「え……ちょっと…本当に?(汗)」

「や…!(汗)」

「やめ…!!(汗)」

「やめろぉお!!(汗)」



ガシッ

「!!」



すると花道がモップを。
流川が宮城を抑える手を掴んだ。



「大概にせいコラ!!(怒)」

「花道…流川…!!(汗)」

「なんだ…バレてもいいのかお前ら。廃部だぞ。」

「うるせー!そんなもん…ゴマカす!!(怒)」バキッ

「モミ消す!」

「や、やめろ花道!!流川!!(汗)」

「ハッハッハッ!もう覚悟は
決まったみてーだなてめーら!!
今日がバスケ部最後の日だ!!」

「うるせーーーー!!
ゴマカすつってんだろ女男!!
それよりまずその汚ねー靴を脱ぎやがれ!!(怒)」

スッ…「ふけ。」

「ぺっ」



焦がしたボールを流川が三井に向けると唾を吐かれた。
それにキレた花道が殴り掛かろうとすると
ヤスが花道に抱き着いて止めた。



「なんだヤス!?放せ!放せ!!(怒)」

「ッ……!(汗)」

「桜木君!!やめて…ダメよ…(汗)」

「ハ…晴子さん…//(汗)」

「(花道…卑怯な奴らめ……
アタシに何か出来る事ないのかな…
洋平達は…?堀田の子分いないけど、
そっちを相手してるんじゃ……(汗))」



明日香は洋平達がいない事に不安で仕方なかった。



「ヤス(汗)」

「な、なんだ お前は?(汗)」

「た…頼むから帰って下さい…お願いします(汗)
試合が近いんです。」

「あ?」

「今年はいい新人も入ったし、リョータも戻ったし、
もしかしたら行けるかもしれないんです。全国に…
今 出場停止になったら…(赤木さんになんていえば…(汗))」

「安田…」

「(安田さん…)桜木君もやめて…!
………流川君も。(汗)」

「………」

「お願いです。帰って下さい。お願いします。」

「お前…見かけによらず勇気あるな。」

「!」

ガッ!!

「でもバカだな!!」

「ヤス!!」「安田!!」「ヤス!!」「安田さん!!」

「あ……う…!うう…!!」

「ヤス!(汗)」



安田が三井に殴られると流川はボールを投げ
三井の前に立った。



「るっ、流川君ダメ!やめて!!(汗)」

「行っちゃダメ晴子!(汗)」



明日香は飛び出しそうな晴子の腕を掴んで引き留めた。



「許さん。」

「あ?」

「………」

Σ「流川!!(汗)」

ガッ!!

「!!」



流川は他校の男にモップの鋭利側で殴られ、
さらに鳩尾も殴られ頭から酷く流血している。

すると流川はついに相手の鳩尾を殴ると
深く入り相手の方がダメージがデカかった。



「どあほうが。」

ガッ!!

「竜!!」

「る…流川…!!(汗)」

「やっちまった…あのバカ…!(汗)」

「ッ……(汗)」クラッ…

「は、晴子!!(汗)」



晴子は青ざめてふらりと立ちくらみが起きた。



「やりやがったな!ははははは!!
とうとう手を出しやがったな!!
これでお前らも…!!ほ!?」ガシッ



流川は三井にも殴り掛かった。



「キレてる…!やめろ流川!!
こらえろ!!よせーーーっ!!(汗)」

「こいつらが悪い。」

「!!(汗)」

「コラァ!!」ドガッ

「バカが…!」



三井の髪を掴んでいた流川を蹴った男が殴り掛かると
流川は男の腕を掴んで止めて、
そのまま骨を折るような勢いで捻る。



「いててててて!!折れる!
折れるーーーっ!!(汗)
いいい…お、お、折れるってーーーー!!(汗)」

「よさねーか流川……!!(汗)」

「やめなさい流川!」

「アヤちゃん!(汗)」

「大変なことになるわよ(汗)」

「先輩…」

「くそ…!!もうなってるぞコラァ!!(怒)」

バンッ「あっ!(汗)」

「彩子さん!(汗)」

「ーーーー!! はあああっ!!!(怒)」

Σ「宮城!!(汗)」

「リョ…!(汗)」

「ガッ!!」バキッ!!



宮城は思いっきり飛び掛かり
彩子を殴った男を殺すような勢いで殴りかかり
もうストッパーが誰もいない状態と化した。

そして安田を支えて座り込む男
花道は一番喧嘩っ早いはずなのに出遅れていた。



「た…大変なことになった…大変なことに……(汗)」



すると流川の首を私服の男が腕で引っ掛けて
そのまま勢いよく床に叩きつけて辺りは静まる。



「るっ…流川…!!(汗)」

「……!!(汗)」

「次。」









「え、あ、頭打ってないわよね…
あの流血であれじゃ死んでもおかしくな…(汗)」

「はっ…」

「気がついた?(汗)」

「……(汗)」くらっ…

「は、晴子!!(汗)」

「(もう晴子は寝てた方が楽なんじゃ…(汗))」



明日香は晴子がまた気を失った事に
このまま寝ていてほしい思いだった。

そして私服男は今度は2年の角田に目をつけ、
一発の蹴りでコートで倒してしまった。
するとドアが開いていたままで
騒ぎを聞きつけてギャラリーが集まってきた。



Σ「石井!ドアを全部閉めろ!
カーテンもだ!急いで!!(汗)」

「は…はい!(汗)」

「ぼ、ぼくも行きます!!(汗)」

「(まずい…まずいぞ…!!
どうすればいいんだ赤木……!(汗))」

「次…」

「「「ひっ…!(汗)」」」

「う……!あっ……あう…!!(汗)」

「やめろーーーっ!てめえ関係ねーだろ!!
逃げろ潮崎ぃ!!(汗)」

ガン!!「あぐっ」

「ああっ!?(汗)」

「潮崎!!(汗)」



潮崎まで殴られて倒れると、
彩子がまた前に出てしまった。



「いい加減にしなさい!
何考えてんのあんた達!!(怒)」

「ダメだって彩子さん!(汗)」

Σ「あ、あぶないアヤちゃん!
出てくるなぁっ!!(汗)」



彩子はぐいぐいと前に出てきて、
明日香は彩子の腕を掴んで引き戻そうとしていた。



「次は女か…?」

「!(汗)」ギクッ

「げ…(汗)」

「いい女だな…オレの好みだ。
後ろのも良いがまだ色気が足りねえ」

「な…!(汗)」

Σ「はあ!?(怒)」

「オレも好みだ…後ろも良いと思うぜ」

「!!(汗)」

「そうよね!?(汗)」

「おい。明日香…(汗)」※花道

「オレも…」

「!!!(汗) 」

「あたしはよ!?(怒)」

「てめーらいい加減にしろよ…!
オレをやりたいならオレにこい!!
面倒くせーことしなくても勝負してやるぞ!!
ああ!?ビビってんのか三井!!(怒)」

「なんだと!?(怒)」



宮城はついに本当に喧嘩をする覚悟を決めた。
花道は晴子の言いつけを守って困っていた。











>

トップページへ