HERO









「リョータ…!(汗)」

「彩子さん離れるよ!」グイッ

「ちょ…!あんた……!(汗)」

「女がでしゃばっても良い事ないから!」

「そんな事言ったってこれじゃ…!(汗)」

「(花道のバカ!晴子の言いつけ守るのは良いけど
喧嘩弱い奴ら守んなさいよね!(怒))」キッ



明日香は喧嘩を見慣れ過ぎて
周りに血だらけがいても何とも思わなかった。



「流川ももう!またアタシのハンカチ汚して!
頭ばっか血を流すなあぶないな!(怒)」

「(この子なんでこんなに余裕なのよ…(汗))」



明日香が気を失っている流川の頭にハンカチを抑えつけて
あの時とは違って自分が止血してあげてた。

そして宮城は私服男に殴りかかり
さらに蹴り上げてコートに倒す。



「強え!」「あいつ強えぞ!!(汗)」

「知ってるよ…バカヤロウ。それがどうした。」



そのまま1人を相手にしていると
背後からモップを持った三井が歩み寄る。



「リョ…!!(汗)」

「それが どうした。」

「!!、桜木!(汗)」

「花道!!(汗)」

ガッ「!」

「死ねやあ!!」



三井は花道をモップで殴り、
宮城は私服男に鼻に頭突きをされた。



「ぐああああっ!!(汗)」

「リョータ!!(汗)」

「桜木!!(汗)」

「バカモノォ!!(怒)」ゴンッ

ドガガガンッ

「「!!!、み…三井君!!(汗)」」」



花道は三井をハエ叩きのように引っ叩くと
頭を打ちつけ勢い良く吹き飛び、1発ダウンさせた。



ドスッ「ぬ…!、!!、リョ…!(汗)」



花道の背中に何かぶつかったと思えば
宮城が倒されてぐったりしていた。
残されたのは花道だけだった。



「てめえ…!!(怒)」

「フッ」

「(花道…そいつはつええぞ…ハンパじゃねえ!(汗))」

「メガネ君。皆んな下がってろ。
出てくんなよ。あぶねーぞ。」

「!(汗)」



花道が一瞬振り返ると、私服男が蹴り上げ
花道はすぐに反応して足を掴んだ。



「分かってんだよ!てめーがヒキョー者だって事は!
バカめ!!ん……!血が…」

「……」

ドッ!「はう!!(汗)」



血が目に入った事を気にして足を離すと
鳩尾を思いっきり殴られ、顔面を3発殴られ、
さらに髪を掴まれて扉に叩きつけられた。
大きな音が体育館に響き、それは外も同じだった。



「花道!(汗)」

「つええ…(汗)」「メチャクチャだ…!(汗)」

「なんてことだ…桜木…!!(汗)」



コートが静まり返ると花道が体を起こす。



「あ……蚊がいる。ほっぺたと…腹と…
頭が刺されてるぞいつの間にか。きかねーな。」

「………」

「「………!!(汗)」」

「もう5時前か。さっさとてめーをブッ殺して練習だ。
さ、とっととかかってこい。」

「はは!!」

「おい。調子にのるなよ桜木…」

「てめーの負けだ桜木。」

「!!」



花道の周りに私服男と三井、堀田 流川にやられた奴
計6人が花道を取り囲んだ。



「ヒキョー者はとことんヒキョー者ね……、!」

すくっ…

「流川!」

「………」ズンズン、バタンッ



流川は起きたかと思えば直ぐに倒れた。



「バカかあんたは!!ジッとしとけ!(汗)」

「血の出過ぎよ!死ぬわよあんた!!(汗)」

「さーいくぞ。」

「ヒキョー者が…」

「死ねやあ!!はいやーーーーー!!!!」

Σ「「「「なんだ!?」」」」

Σ「高宮!?」



上から高宮がロープに掴まって降りてきた。



「ああああ!!!」

ドガッ!!

「ぐお!?(汗)」

Σ「「「!!(汗)」」」



高宮は敵では無く花道に衝突した。



「しまった失敗…(汗)」

「早く降りろ!!(汗)」

「ハッハッハッ!何やってんだバカモノ!!
せっかくの登場シーンを!」

「あ…」

「おめーら!」

「正義の味方参上!」



2階を見上げると洋平と大楠
そしてボロボロの野間がいた。



「「「はいやあああ!!!」」」

「「「おおお!?(汗)」」」

ドガッ!!

「「ぐわっ!!(汗)」」



洋平達はロープに掴まり降りて行き、
堀田達を蹴り飛ばして着地した。



「さ……桜木軍団!!!(汗)」



花道の前をを洋平達が立ちはだかった。



「うっ…!(汗)」

Σ「明日香ちゃんどうしたの!?(汗)」

「洋平がカッコ良過ぎて死ぬ…///」

「あんたね…バスケット部の危機に…(怒)」



明日香の洋平への反応に彩子は呆れた。



「桜木軍団…?なんだ徳男 このふざけた連中は!」

「今年入った1年だ 和光中出身の5人組…」

「1年だと?」

「こいつらを甘くみすぎない方がいい 三っちゃん…
桜木花道!水戸洋平!ほか!」

「「「誰が他だコラァ!!!(怒)」」」

ガゴンッ!「ぐお!!」

「徳ちゃん!(汗)」

「高宮望!!」くわっ

「大楠雄二!!」くわっ

「野間忠一郎!!」くわっ

「…あの伝説の和光中三馬鹿トリオとは
こいつらのことだ…」

「ああ!?(怒)」

「なんだとコラァ洋平!!(怒)」

「ハッハッハッ!(笑)」

「笑うな花道!馬鹿王はおめーだろ!(怒)」

「ああ!?誰が馬鹿王だと!?この天才に!(汗)」



三馬鹿トリオは洋平と花道にクレームをつけていると
放ったらかしにされている三井はキレていた。



「アイツら全くこんな状況なのに…!(汗)」

「大丈夫だよ彩子さん」

「!」

「アイツら洋平以外馬鹿だけどメチャクチャ強いんだ。」



明日香はそう言って、すっかり安心した様だった。

すると扉がガンガン叩く音がして
体育教師が来ていて開けろと怒鳴っていた。
この状態もいつまで持つか分からない。



「ぐずぐずしてらんねーな…」

「「「「「いくぞ!!」」」」」



堀田は高宮・流川にやられた奴は大楠が相手し、
圧倒的に殴り始めた。



「チッ、1年坊なんざおめーがやれ!!」

Σ「え……!!(汗)」

「おい 逃げんなよ主犯。」

「あ…?」

「相手がいねーんだわ。あんた相手してくれよ。」

「(水戸洋平…(汗))」

「…………(汗)」

「ケガ人はケガ人同士仲良くやろーぜ」

Σ「!」

「来な。」

「小僧…死にてーらしいな…」



ガパッ!!!

「ッ!!」ドサ!

「「「!!(汗)」」」



洋平は三井を殴り飛ばした。



「おい…まだだぞ。立てよ。」

「(洋平 カッコ良過ぎる……!//(汗))」ぐぅっ



明日香は洋平のカッコ良さに胸が締め付けられて
流川の後頭部押さえてるどころじゃなく
自分の胸を押さえてうずくまった。
その様子に彩子は呆れ返っていた。



「くっそォ……この小僧…!!」

「なかなかタフじゃねーか。」

ドコッ!!

「!!」

ゴバッ!!!

「ぐあ!!…ぐっ…くそ…なんなんだてめえは…!
バスケ部でもねーのに!関係ねーだろてめーには!(汗)」

「…」

ドスッ

「ぐっ!!(汗)」

ガッ!ゴンッ!!ダダァン!!!

「「三井さん!!(汗)」

「く……くそ…!…く……!!(汗)」

ドクッ!!

「!!」

ガン!!

「があ!!(汗)」



一方的に三井は殴られ続けた。



「ッ……つ…(汗)」

「つええ!!(汗)」

「………!!(汗)」

「………(汗)」



何度も殴られ続けるが三井はまだ立っていた。



「く…くそ〜〜!くそ〜〜〜〜!!!!(汗)」

ガシッ

「もうバスケ部には関わらないと言え。
この体育館には2度と来ないと言え。」

「はあ…!はあ……!(汗)」



そして一方花道は私服男の攻撃を見切ったと
次々と殴りかかった拳を叩き躱すと
私服男を思いっきり殴り飛ばして扉に叩きつけた。



「お……!(汗)」

「7発だぞ。7発。」



花道は潮崎の分と角田の分を殴り飛ばし、
流川の分は軽く叩くだけだった。



「あんにゃろう…」

「あんた起きたなら自分で押さえなさいよ。
腕疲れてきたんだけど。」

「……」ドクドク…

「おい。(怒)」

「クソがァ!!」

バチン!!

「!!(汗)」

「そしてこれは…リョータ君の分!!」

ガボン!!

「がああっ!!」

「(花道……!!(汗))」

「つ……つ…つ……つええ!!強すぎる!!(汗)」

「奴は強過ぎる!!(汗)」

「そしてこっからはオレの分。」

「ハァ…!ハァ…!!(汗)」

「(殺される…!鉄男も三っちゃんも殺されるぞ…!
桜木と水戸…!!奴らがここまで強いとは……(汗))」

「さあ、2度と来ないと言えよ。主犯。」

「(ひきあげだ三っちゃん!!
いつまでもこんなとこにいる理由はねえ!
ひきあげだ!!(汗))」

「………!!(汗)」

「ハーーハーー!があ!!」ガッ

Σ「三っちゃん!?(汗)」

「洋平!!(汗)」



三井は洋平を殴った。



「殺されなきゃわからねーのか。」

「(な…なにをそんなにこだわってんだ三っちゃん、
宮城の件はもうケリついた!!
奴はもうボロボロじゃねーか!!(汗))」



もうボロボロで負けは決まったも同然なのに
三井が何故引かないのか周りは疑問に持ち始めた。

そこに小暮が洋平の肩を掴んだ。











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