守るため








時刻は刻々と過ぎていく
結局中央四十六室に進言をしたが通らず
浮竹は最後の手段を行う。

四楓院家の奥の蔵

双極を破壊できる手段だった。

双極はすでに予定通りに解放され始める。
だが中々浮竹隊長は出て来ない。
紬も虎徹も小椿も焦りを見せ始めた。



「浮竹隊長…!」

「ィやべェぞ清音!副隊長!!
処刑始まったクセえ!!隊長まだかよ!!(怒」

「うるっさい!!聞こえてるわよ!!
いちいち怒鳴んないでよワキクサアゴヒゲ猿!!(怒)
ッ〜〜〜隊長!!」

「自分だって怒鳴ってんじゃねーか(汗)

「やっぱり私だけでも止めに…」

「総隊長いる中一人は無謀って話になったじゃないっすか!」



紬は小椿に止められる。



「隊長!まだですか!?
朽木さんの処刑が始まりました!!
急がないと…隊…」

「…待たせて済まない…
ちょっとばかり封印の解除に
手間取っちまってな…だが…これでいける…!
行くぞ。双極を 破壊する。」

「「はい!!」」

「ほら早く」

「「「……」」」



紬はすでに遠くにいた。
そして三人も急いで処刑台に向かう。












ーーーーーー…*°



そのころ処刑台では
ルキアは磔にされて高々と聳え立たされていた。


何百年以来の事の為


双極で処刑するのを見るのは初めての隊長格がほとんどだった。

双極の矛を炎が包み姿を変えていく
それは不死鳥のような姿だった。



「燬穀王

双極の矛の真の姿にして
極刑の最終執行者
彼が罪人を貫くことで極刑は終わる。」



ルキアの思いが走り、最後に涙を一筋流した時
痛みも何もなかった。

あるのは彼の霊圧

目の前には黒崎一護がいた。



「よう」

「…一護…!莫迦者!!
何故またここに来たのだ!!」

「あ…あァ!?」

「貴様ももう解っているだろう!
貴様では兄様には勝てぬ!!
今度こそ殺されるぞ!!
私はもう覚悟を決めたのだ!!
助けなど要らぬ!!帰れ!!」



隊長格も皆驚いていた。

ただの旅禍だったはずの一護が
双極を止めてしまったのだから。

だが双極は間合いを取りもう一度処刑を行おうとする。

それに一護も立ち向かう。



瞬間



浮竹は双極の首に黒い縄を巻いた。
浮竹と共に紬と虎徹と小椿も向かう。



「う…浮竹隊長!?」



固定の柱を二つ地面に刺し、片側は京楽がいた。

「よう。この色男。
随分待たせてくれるじゃないの」

「京楽隊長!!」

「済まん。解放に手間取った。
だが…これでいける!!」



四楓院の紋の盾には二つ差し込み口のような
切れ目があり、そこに浮竹と京楽は刀を通す。
それによって双極は消えた。

それを見た一護は処刑台の上に立った。



「な…何をする気だ一護!?」

「決まってんだろ。
壊すんだよ。この…処刑台を!」

「な…!よ…止せ!それは無茶だ!!
いいか!聞くのだ一護!この双極のたっかは…」

「いいから。黙って見てろ」



大きな振動が走り、衝撃が起きた。



「…助けるなとか帰れとか
ごちゃごちゃうるせーんだよ。
てめーは。言ったろ。
てめーの意見は全部却下ってよ。
二度目だな。…今度こそだ。
助けに来たぜ。ルキア」



一護はルキアを抱えて立っていた。
繋いでいた頑丈なたっかも破壊したのだ。



「…礼など…言わぬぞ……莫迦者……」

「…ああ」



そして阿散井も現れる。



「恋次!」

「あ!?」



一護はルキアを持ち上げ、阿散井にぶん投げた。



「きゃぁあああああ!!!!!(汗)」

Σ「馬鹿野郎ーーー!!!!(汗」)」



阿散井は受け止めたが
勢いが強く2人してぐるぐると回転した。



「莫迦者!!一護貴様!!(泣)」

「落としたらどうすんだこの野郎!!(汗)」

「連れてけ!!」

「な…」

「ぼーっとしてんな!!
さっさと連れてけよ!!
てめーの仕事だ!死んでも放すなよ!!」

「れ、恋次!!」



阿散井はルキアを抱え走り出した。













「あ…阿散井…!」

「何をほうけておるのだ!うつけ共!!
追え!!副隊長全員でだ!!!」



二番隊隊長砕蜂の命令により、
その場にいた副隊長は走り出した。


すると一護が前に出る。


副隊長は始解をし、立ち向かうも
一護は素手で倒し、そして白哉と刀を抜いた。
再び戦いが始まる。



「姉さん!!」

「待て清音こら!!朽木隊長が戦ってんだぞ!!
ホイホイ近づくと巻き込まれちま…う!」



小椿は二番隊隊長砕蜂によって吹き飛ばされ、
そして清音の背後に立った。



「待て砕蜂!!(汗」



浮竹が止めようと踏み出したが、総隊長が立ちはだかった。
これは一種の裏切り行為だ。
総隊長は隊長である浮竹と京楽を許さなかった。

すると京楽は浮竹を掴み下に降りる。
少し目線をズラして紬が立っていた場所を見ると
彼女はいなくなっていた。










ドス!
「う…!はあ…!!(汗)」



清音は砕蜂に踏み倒される。



「…下衆めが。貴様らの行いは、
十三隊席官としての矜恃を忘れたはずべき裏切りだ。
だが安心しろ。これ以上恥を晒さぬ様
今すぐ私が葬ってや……!!」ガン!



砕蜂は腕を顔の横に出した。
そしてそこには紬の足があった。



「朝霧…紬……!!」ギリッ…!

「縛道の四、這縄」

「 !」



紬は捕縛の鬼道を放つが俊敏な砕蜂は咄嗟に除けた。



「貴様…、私とやり合うつもりか!」

「………」

「いい機会だ。
彼奴は認めていたお前の暗殺術。
私に見せてみるがいい!!」バッ



砕蜂は飛び出して紬に向かってくる。
だが、



パシッ

Σ「な…!」

「!!」



砕蜂は一瞬にして何者かに連れ去られたか、
然しあの霊圧は夜一の物だった。
紬は一瞬戸惑ったが、冷静になり部下に駆け寄る。
虎徹と小椿に声をかけたが、二人は気を失っていた。



「紬さん」

「!、卯ノ花隊長…」

「お二人も四番隊舎へ運びましょう」

「!、いいのですか…?」

「はい」

「ありがとうございます」

「貴女も乗りなさい」

「いえ、私は浮竹隊長が…」

「浮竹隊長と京楽隊長は
総隊長との戦いに入ります。
幾ら貴女でも共に戦うのも、
止める事さえも出来ないでしょう」

「しかし…」

「ついておいでなさい。勇音も。
少し 向かいたい処があります」

「!」

「卯ノ花隊長…」



卯ノ花の斬魄刀に乗り、勇音と紬はある場所へ向かった。