過保護
▽
「お疲れ様でしたー!」
「「お疲れー」」
1ヶ月後 身体は回復して仕事に復帰した。
とはいっても店頭に立つのはまだ禁止で
しばらく裏方で洋服を作ったりお直しがメイン。
それでも仕事をするのは楽しかった。
オーナーに挨拶をしてお店の外に出ると、
シャチとペンギンが待っていた。
「あれ?2人ともお疲れー!待っててくれたの?」
「そりゃあ初日だし、トッタが来ないか見張ってた。」
「他の男にもな」
「そんなボディガードなんてしてたら疲れちゃうよ?」
「心配するよりこっちの方が疲れねえよ」
「そうそう」
「そっか、ありがとね。」
シャチとペンギンは私の両端を歩いて、
魚屋さんに寄ってから自転車で家に帰った。
家に着くとベポとローが先に帰ってたらしく
畑から帰ってきたところだった。
「皆んなおかえりー!」
「ロー、ベポー ただいまー」
「何もなかっただろうな?」
「何もないよ!オーナーもしばらく店頭に立たずに
裏の仕事に専念してくれって」
「なら良い。」
「トッタ職場じゃすっかり腫れ物扱いでさ…
お父さんが工場長だから何とか働いてるけど、
アメリの事凄く落ち込んでたよ。自分が悪いんだけどさ。」
「そっか…」
「ベポ、もうアイツの話するな」
Σ「う、うん!ごめんよ ローさん」
「……」
トッタの話をするとローは不機嫌に家に戻って行った。
大怪我したのは私だけどローの方が大怪我したみたいに
凄く怒っていて、私はそれが不思議だった。
「ローさん 大事なアメリを傷付けられて
凄く不機嫌なんだよ 見ての通り。」
「あれは多分一生許す気はないと思う。」
「他の男も寄り付かないかもな アメリ」
「それはそれで私 恋愛出来なくなっちゃうよ?」
「しなくていい!」
「アメリは俺らのアメリ!」
Σ「え!ズルい!2人は女の人の写真見てるのに!」
Σ「「なんで知ってんの!?」」
「部屋片付けた時 ベッドの隙間から出てきた!
ローはあんなの読まないもん!絶対2人!」
Σ「妹に写真集見られる屈辱!!」
Σ「やめてくれ!記憶から消えてくれ!!」
身体が治ってきた頃 掃除をしたら
女の人が水着を着ている写真集が出て来て
ソッと戻したんだ。ローは医者だから
製本ならまだしもただのグラビア写真なんて
隠して読んだりしないから2人だと言うと
シャチとペンギンは恥ずかしさで悶えてた。
こんな雪国じゃ水着の写真集見たって
寒そうとしか思えないのに変なの。
シャチとペンギンを置いて行って私も家に入った。
夕食はシャチが作った鮭のムニエルだった。
今日寄った魚屋さんで安かったから。
ムニエルと味噌汁とご飯を食べる。
うちはヴォルフがパン嫌いで毎食ご飯だったから
それが普通になっていた。
特にローはヴォルフに似てパンが嫌いになった。
私はお店の人にランチで貰って食べたりするから
別に嫌いなんかじゃない。
ベポ達もそこにこだわりはないみたい。
皆んなで夕食を終えたら私とベポが皿洗い当番で
ロー達はリビングでヴォルフとたわいのない話をしていた。
ヴォルフの発明品の話とかシャチとペンギンの
今日あった事とかその話題でローも加わっていた。
私の事で皆んなを心配させちゃったけど、
また穏やかな時間が戻って良かったと思った。
ずっとこのままで居たい。
それが私の思いだった。
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>「お疲れ様でしたー!」
「「お疲れー」」
1ヶ月後 身体は回復して仕事に復帰した。
とはいっても店頭に立つのはまだ禁止で
しばらく裏方で洋服を作ったりお直しがメイン。
それでも仕事をするのは楽しかった。
オーナーに挨拶をしてお店の外に出ると、
シャチとペンギンが待っていた。
「あれ?2人ともお疲れー!待っててくれたの?」
「そりゃあ初日だし、トッタが来ないか見張ってた。」
「他の男にもな」
「そんなボディガードなんてしてたら疲れちゃうよ?」
「心配するよりこっちの方が疲れねえよ」
「そうそう」
「そっか、ありがとね。」
シャチとペンギンは私の両端を歩いて、
魚屋さんに寄ってから自転車で家に帰った。
家に着くとベポとローが先に帰ってたらしく
畑から帰ってきたところだった。
「皆んなおかえりー!」
「ロー、ベポー ただいまー」
「何もなかっただろうな?」
「何もないよ!オーナーもしばらく店頭に立たずに
裏の仕事に専念してくれって」
「なら良い。」
「トッタ職場じゃすっかり腫れ物扱いでさ…
お父さんが工場長だから何とか働いてるけど、
アメリの事凄く落ち込んでたよ。自分が悪いんだけどさ。」
「そっか…」
「ベポ、もうアイツの話するな」
Σ「う、うん!ごめんよ ローさん」
「……」
トッタの話をするとローは不機嫌に家に戻って行った。
大怪我したのは私だけどローの方が大怪我したみたいに
凄く怒っていて、私はそれが不思議だった。
「ローさん 大事なアメリを傷付けられて
凄く不機嫌なんだよ 見ての通り。」
「あれは多分一生許す気はないと思う。」
「他の男も寄り付かないかもな アメリ」
「それはそれで私 恋愛出来なくなっちゃうよ?」
「しなくていい!」
「アメリは俺らのアメリ!」
Σ「え!ズルい!2人は女の人の写真見てるのに!」
Σ「「なんで知ってんの!?」」
「部屋片付けた時 ベッドの隙間から出てきた!
ローはあんなの読まないもん!絶対2人!」
Σ「妹に写真集見られる屈辱!!」
Σ「やめてくれ!記憶から消えてくれ!!」
身体が治ってきた頃 掃除をしたら
女の人が水着を着ている写真集が出て来て
ソッと戻したんだ。ローは医者だから
製本ならまだしもただのグラビア写真なんて
隠して読んだりしないから2人だと言うと
シャチとペンギンは恥ずかしさで悶えてた。
こんな雪国じゃ水着の写真集見たって
寒そうとしか思えないのに変なの。
シャチとペンギンを置いて行って私も家に入った。
夕食はシャチが作った鮭のムニエルだった。
今日寄った魚屋さんで安かったから。
ムニエルと味噌汁とご飯を食べる。
うちはヴォルフがパン嫌いで毎食ご飯だったから
それが普通になっていた。
特にローはヴォルフに似てパンが嫌いになった。
私はお店の人にランチで貰って食べたりするから
別に嫌いなんかじゃない。
ベポ達もそこにこだわりはないみたい。
皆んなで夕食を終えたら私とベポが皿洗い当番で
ロー達はリビングでヴォルフとたわいのない話をしていた。
ヴォルフの発明品の話とかシャチとペンギンの
今日あった事とかその話題でローも加わっていた。
私の事で皆んなを心配させちゃったけど、
また穏やかな時間が戻って良かったと思った。
ずっとこのままで居たい。
それが私の思いだった。
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