作戦会議
▽
俺は戦うぞ
ローの強い意思を聞いて私達も同じ気持ちだった。
それはベポやシャチとペンギンを見れば分かった。
そしてローは話を続ける。
「あんたが何を考えてるのか、何をしたいのか、
俺には分からねェ。けど、
どっちにしても俺のやることは決まってる。
シャチとペンギンとベポと一緒に、
もう一回町へ行って、バッカと連中を叩き潰す」
「ロー……」
「あんたはどうする。このまま家にひきこもろうと、俺は責めたりしない。だけど、今しかないんじゃねェのか。
今度こそ町の人たちを守って、背負っちまった罪悪感から
解放されるチャンスは今だけなんじゃねェのか。
違うかよ、ガラクタ屋」
十秒か、二十秒か。
ヴォルフはうつむいたまま、黙りこんでいた。
それから唐突に立ち上がり、ローの方へ歩いてくる。
そして、右手を思いっきり振りかぶってローの頭を叩いた。
「ふんっ!このワシを見くびるなよ!!
お前に言われずとも、ワシは逃げたりなんぞせんわい!
今だって、ほんのちょびーっと弱気になっとっただけじゃ。
……実際、その通りじゃよ。ワシの罪を清算できるのは、
ワシだけなんじゃ。今度こそ、
ワシは町を守ってみせるわいっ!」
「でも、前はバッカにぼこぼこにされたんだろ?」
、とペンギンが容赦のないツッコミを入れた。
「うっ……」
「ずっと海賊やってたんだし、
今はもっと強くなってるんじゃないのか?」
、とベポが真っ当な質問を投げた。
「むう……」
「具体的にどうやって勝つのか、考えあるのか?」
、とトドメを刺すかのようにシャチが言った。
どれもが図星だったらしく、
ヴォルフは顔を真っ赤にして口をぱくぱくさせるだけで、
これといった反論はできない様子だった。
「普段おれたちに説教ばかりしてるくせに、
肝心なことはなんも分かってないんだな、ガラクタ屋」
「な、なんじゃとっ!!」
「あんたひとりじゃ、あいつらに勝てない。
あんただけじゃ、町の人たちは守れない。
けど、そんなのは当たり前の話だろ。
あんただけでどうにもならないからこそ、
俺たちがいるんだろうが」
「む……」
「俺たちが、あんたをひとりにはしない。
全員でバッカもその部下もぶっ飛ばして、町を守る。
簡単な話だ。……ガラクタ屋。おれたちはもう、
ただのガキじゃねェ。
あんたの世話になってるだけの子どもじゃないんだ。
今度は、俺たちの番だ。俺たちがあんたと、
あんたの大事なもんを守ってみせる。
……友達ってのは、そういうもんだろうが」
ローがカッコいい事を言うと、ふんっ、と
ヴォルフが鼻を鳴らした。
そうして、薄く、笑みを浮かべる。
「生意気な。鼻たれ小僧が、
ちょっと図体がでかくなったからと、
偉そうなことを言いよるわい。……だが、
おかげで腹が決まった。ワシはお前たちを信じる。
友達であるお前たちに、背中をあずけるわい」
降参だと言わんばかりに、ヴォルフが両手を上げた。
それを見て、皆んなが笑う。
「そうそう私たち皆んなで町を守ろうね。」
忘れちゃいけないのは、
さっきからサラリとローが私を俺らから外してる事だ。
だから念押しにW私たちWと言うと、
皆んな「え?」とした顔でこっちを振り向く。
「当然お前は留守番だ。何考えてんだ。」
Σ「いや、それこっちのセリフだよ!
さっきから私だけ仲間ハズレにして!
この家の居候歴私が長いのにヒドイよ!」
「さっきだって狙われて危なかったろ。」
「気ぃ逸らせただけだもん。
それに体術のパワーは皆んなより劣っても
立ち回れるし、武器持っていけば戦えるし、
能力だって使えるもん。町の女の子と一緒にしないで!」
「ローさん、アメリの言い分も分かるよ。
アメリだって俺らみたいに鍛錬して力つけたんだ。
それなのに外されて不服なのは当然だ。」
「俺らが側についてるよローさん」
「うん。危なくなったらまた担いで逃げるよ。」
ローはまだ私の事をジロリと睨むけど、
シャチとペンギンそしてベポは味方についてくれた。
そのおかげで……
「はぁ……無茶したらベポに運んで退場してもらうからな」
「やった!」
ローが折れてくれたおかげて私も皆んなに入れた。
「よし、話を続けるぞ。」
ローが切り出して、話を続ける。
問題はローの攻撃が当たらなかった
バッカの能力についてだ。
△
>俺は戦うぞ
ローの強い意思を聞いて私達も同じ気持ちだった。
それはベポやシャチとペンギンを見れば分かった。
そしてローは話を続ける。
「あんたが何を考えてるのか、何をしたいのか、
俺には分からねェ。けど、
どっちにしても俺のやることは決まってる。
シャチとペンギンとベポと一緒に、
もう一回町へ行って、バッカと連中を叩き潰す」
「ロー……」
「あんたはどうする。このまま家にひきこもろうと、俺は責めたりしない。だけど、今しかないんじゃねェのか。
今度こそ町の人たちを守って、背負っちまった罪悪感から
解放されるチャンスは今だけなんじゃねェのか。
違うかよ、ガラクタ屋」
十秒か、二十秒か。
ヴォルフはうつむいたまま、黙りこんでいた。
それから唐突に立ち上がり、ローの方へ歩いてくる。
そして、右手を思いっきり振りかぶってローの頭を叩いた。
「ふんっ!このワシを見くびるなよ!!
お前に言われずとも、ワシは逃げたりなんぞせんわい!
今だって、ほんのちょびーっと弱気になっとっただけじゃ。
……実際、その通りじゃよ。ワシの罪を清算できるのは、
ワシだけなんじゃ。今度こそ、
ワシは町を守ってみせるわいっ!」
「でも、前はバッカにぼこぼこにされたんだろ?」
、とペンギンが容赦のないツッコミを入れた。
「うっ……」
「ずっと海賊やってたんだし、
今はもっと強くなってるんじゃないのか?」
、とベポが真っ当な質問を投げた。
「むう……」
「具体的にどうやって勝つのか、考えあるのか?」
、とトドメを刺すかのようにシャチが言った。
どれもが図星だったらしく、
ヴォルフは顔を真っ赤にして口をぱくぱくさせるだけで、
これといった反論はできない様子だった。
「普段おれたちに説教ばかりしてるくせに、
肝心なことはなんも分かってないんだな、ガラクタ屋」
「な、なんじゃとっ!!」
「あんたひとりじゃ、あいつらに勝てない。
あんただけじゃ、町の人たちは守れない。
けど、そんなのは当たり前の話だろ。
あんただけでどうにもならないからこそ、
俺たちがいるんだろうが」
「む……」
「俺たちが、あんたをひとりにはしない。
全員でバッカもその部下もぶっ飛ばして、町を守る。
簡単な話だ。……ガラクタ屋。おれたちはもう、
ただのガキじゃねェ。
あんたの世話になってるだけの子どもじゃないんだ。
今度は、俺たちの番だ。俺たちがあんたと、
あんたの大事なもんを守ってみせる。
……友達ってのは、そういうもんだろうが」
ローがカッコいい事を言うと、ふんっ、と
ヴォルフが鼻を鳴らした。
そうして、薄く、笑みを浮かべる。
「生意気な。鼻たれ小僧が、
ちょっと図体がでかくなったからと、
偉そうなことを言いよるわい。……だが、
おかげで腹が決まった。ワシはお前たちを信じる。
友達であるお前たちに、背中をあずけるわい」
降参だと言わんばかりに、ヴォルフが両手を上げた。
それを見て、皆んなが笑う。
「そうそう私たち皆んなで町を守ろうね。」
忘れちゃいけないのは、
さっきからサラリとローが私を俺らから外してる事だ。
だから念押しにW私たちWと言うと、
皆んな「え?」とした顔でこっちを振り向く。
「当然お前は留守番だ。何考えてんだ。」
Σ「いや、それこっちのセリフだよ!
さっきから私だけ仲間ハズレにして!
この家の居候歴私が長いのにヒドイよ!」
「さっきだって狙われて危なかったろ。」
「気ぃ逸らせただけだもん。
それに体術のパワーは皆んなより劣っても
立ち回れるし、武器持っていけば戦えるし、
能力だって使えるもん。町の女の子と一緒にしないで!」
「ローさん、アメリの言い分も分かるよ。
アメリだって俺らみたいに鍛錬して力つけたんだ。
それなのに外されて不服なのは当然だ。」
「俺らが側についてるよローさん」
「うん。危なくなったらまた担いで逃げるよ。」
ローはまだ私の事をジロリと睨むけど、
シャチとペンギンそしてベポは味方についてくれた。
そのおかげで……
「はぁ……無茶したらベポに運んで退場してもらうからな」
「やった!」
ローが折れてくれたおかげて私も皆んなに入れた。
「よし、話を続けるぞ。」
ローが切り出して、話を続ける。
問題はローの攻撃が当たらなかった
バッカの能力についてだ。
△