逆襲開始
▽
「おい、じいさん。結局どうするつもりなんだよ」
「そろそろじゃな……うむ、レーダーに異常なし。
ちょうどこの真上に、バッカたちのいる神殿がある」
「だから!結局、陸に上がって
攻めこむんじゃ意味ねェだろうが!
操られてる町の連中と、真っ向から戦うことになるぞ!!」
ローが声を荒げるけど、
ヴォルフは不敵な笑みを浮かべていた。
「ノンノンノン!なーにを的外れなことを言っとるんじゃ。
陸に上がるつもりなんぞ端からないわい。
この『花マル無敵号』はな、
世界で最も硬い金属のひとつで造られておる!
それこそ、どんな硬い岩でも山でも
ぶち破れるほどの頑強さを備えておるんじゃ!」
「おい、まさかそれって……」
「シートベルトを着けておけよ、お前たち。
このまま上昇して、大地を割るぞ」
「は?」
「なに?」
「冗談だよな?」
「え…!」
「大地を割って、海中から直接神殿に乗りこむ!
ワシを信じろ!
スクリュープロペラ、キリモミ大・回・転っ!!」
「「「噓だろおおおおおおおおおっ!!」」」
私たちは身を寄せ合って身の安全を祈った。
「三秒前、二、一…………行くぞおっ!!」
巨大な衝撃音とともに、上にあった岩盤が割れ、
私たちは無事に神殿の内部に飛び出した。
「なんだなんだあっ!」
「どっから出てきたこいつらっ!」
「やべェぞ!船長に報告しろっ!」
海賊たちの慌てふためく声がいくつも聴こえてくる。
そりゃそうだ。誰だって予想は出来なかった登場だもん。
私たちでさえ状況に追いつくのに精一杯だ。
「なかなか、楽しいシチュエーションになったじゃねェか」
ローは楽しそうにニヤリと笑みを浮かべていた。
「足を引っ張るなよ、お前たちっ!」
「こっちの台詞だ、ガラクタ屋あっ!!」
そうして、私たち6人は、一斉に潜水艦から飛び出した。
「行くぞ、お前ら!絶対に死ぬな!
そして、絶対に勝つんだ!!」
「「「「おうっ!!」」」」
ローが鼓舞するように言うとヴォルフやベポ達が
その勢いに合わせて返事をした。
皆んな勢いよく敵を倒して行く中、
私も麻酔銃を手に取って人に向けるのは初めてだけど、
狙いを定めて撃っていった。
「よし!良いぞアメリ!」
「うん!」
Σ「後ろだ!」
「!」
ローに腕前を褒めてもらった瞬間
後ろだって教えてくれた。
でも私だって鍛錬して立ち回ったんだ。
サラリと避けながら背後の敵に麻酔銃を撃った。
サーベルナイフを振りかぶってた所だった。
さらに私は襲ってきた男達を避けて、
蹴り飛ばして銃で撃っていった。
「アメリ やるじゃねえか!」
「だから言ったでしょ!私だって鍛えたんだ!」
ベポ達も勢いに乗っていて行けると思った。
でもバッカが全然出てこない。
「このまま奥の部屋まで一気に駆け抜けるぞい!
おそらく連中はそこにいる!
これまでの相手と同じようには考えるなよっ!!」
ヴォルフがそう言って走り出し、
私達も気を引き締めて追いかけた。
瞬間、
「W発気宵(はっけよい)Wっ!!」
耳をつんざくようなかけ声とともに、
巨大な肉のかたまりが飛び出してきた。
ローとヴォルフは避けたみたいだけど、
私はベポに庇ってもらい、
シャチとペンギンと一緒に後ろに吹き飛んだ。
「ローさん!ヴォルフと一緒にバッカを倒してきてくれ!
この相撲取りは、おれたちが引き受けるっ!!」
ペンギンが代表してローに伝えると、
初めは迷っていたようだったけど
ヴォルフのおかげで信じて先に進んでもらえた。
「ぶっひょっひょ!
見事に分断されてしまったでごわすなあ。
ザコ三匹を狩るだけとは、楽な仕事でごわす!」
相撲取りのような敵 ボアケーノは
前かがみの姿勢をとって、重心を低くした。
また吹き飛ばす攻撃をしてくるんだと思って、
ベポとシャチとペンギンは私を庇って前に出て
攻撃に備えようとしてくれた。
でも、さっきも言ったみたいに私は守られる側じゃない。
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>「おい、じいさん。結局どうするつもりなんだよ」
「そろそろじゃな……うむ、レーダーに異常なし。
ちょうどこの真上に、バッカたちのいる神殿がある」
「だから!結局、陸に上がって
攻めこむんじゃ意味ねェだろうが!
操られてる町の連中と、真っ向から戦うことになるぞ!!」
ローが声を荒げるけど、
ヴォルフは不敵な笑みを浮かべていた。
「ノンノンノン!なーにを的外れなことを言っとるんじゃ。
陸に上がるつもりなんぞ端からないわい。
この『花マル無敵号』はな、
世界で最も硬い金属のひとつで造られておる!
それこそ、どんな硬い岩でも山でも
ぶち破れるほどの頑強さを備えておるんじゃ!」
「おい、まさかそれって……」
「シートベルトを着けておけよ、お前たち。
このまま上昇して、大地を割るぞ」
「は?」
「なに?」
「冗談だよな?」
「え…!」
「大地を割って、海中から直接神殿に乗りこむ!
ワシを信じろ!
スクリュープロペラ、キリモミ大・回・転っ!!」
「「「噓だろおおおおおおおおおっ!!」」」
私たちは身を寄せ合って身の安全を祈った。
「三秒前、二、一…………行くぞおっ!!」
巨大な衝撃音とともに、上にあった岩盤が割れ、
私たちは無事に神殿の内部に飛び出した。
「なんだなんだあっ!」
「どっから出てきたこいつらっ!」
「やべェぞ!船長に報告しろっ!」
海賊たちの慌てふためく声がいくつも聴こえてくる。
そりゃそうだ。誰だって予想は出来なかった登場だもん。
私たちでさえ状況に追いつくのに精一杯だ。
「なかなか、楽しいシチュエーションになったじゃねェか」
ローは楽しそうにニヤリと笑みを浮かべていた。
「足を引っ張るなよ、お前たちっ!」
「こっちの台詞だ、ガラクタ屋あっ!!」
そうして、私たち6人は、一斉に潜水艦から飛び出した。
「行くぞ、お前ら!絶対に死ぬな!
そして、絶対に勝つんだ!!」
「「「「おうっ!!」」」」
ローが鼓舞するように言うとヴォルフやベポ達が
その勢いに合わせて返事をした。
皆んな勢いよく敵を倒して行く中、
私も麻酔銃を手に取って人に向けるのは初めてだけど、
狙いを定めて撃っていった。
「よし!良いぞアメリ!」
「うん!」
Σ「後ろだ!」
「!」
ローに腕前を褒めてもらった瞬間
後ろだって教えてくれた。
でも私だって鍛錬して立ち回ったんだ。
サラリと避けながら背後の敵に麻酔銃を撃った。
サーベルナイフを振りかぶってた所だった。
さらに私は襲ってきた男達を避けて、
蹴り飛ばして銃で撃っていった。
「アメリ やるじゃねえか!」
「だから言ったでしょ!私だって鍛えたんだ!」
ベポ達も勢いに乗っていて行けると思った。
でもバッカが全然出てこない。
「このまま奥の部屋まで一気に駆け抜けるぞい!
おそらく連中はそこにいる!
これまでの相手と同じようには考えるなよっ!!」
ヴォルフがそう言って走り出し、
私達も気を引き締めて追いかけた。
瞬間、
「W発気宵(はっけよい)Wっ!!」
耳をつんざくようなかけ声とともに、
巨大な肉のかたまりが飛び出してきた。
ローとヴォルフは避けたみたいだけど、
私はベポに庇ってもらい、
シャチとペンギンと一緒に後ろに吹き飛んだ。
「ローさん!ヴォルフと一緒にバッカを倒してきてくれ!
この相撲取りは、おれたちが引き受けるっ!!」
ペンギンが代表してローに伝えると、
初めは迷っていたようだったけど
ヴォルフのおかげで信じて先に進んでもらえた。
「ぶっひょっひょ!
見事に分断されてしまったでごわすなあ。
ザコ三匹を狩るだけとは、楽な仕事でごわす!」
相撲取りのような敵 ボアケーノは
前かがみの姿勢をとって、重心を低くした。
また吹き飛ばす攻撃をしてくるんだと思って、
ベポとシャチとペンギンは私を庇って前に出て
攻撃に備えようとしてくれた。
でも、さっきも言ったみたいに私は守られる側じゃない。
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