| 想像力は人生を変える |
人生は山あり谷あり、といわれるように苦難と選択の連続です。
ときには、困難な壁にぶつかって心が折れそうになることもあるでしょう。
人間関係、病、環境、借金、身内問題、事故、事件、トラウマ、仕事、恋愛etc.
人それぞれに色々な苦悩が存在します。生きていくこと自体が戦いです。甘くない世の中です。負けない気持ちを途切れず心に持っていないと崩れ落ちてしまうのです。
落ち込んでしまったときは、知らず知らずの内に愚痴や後悔、そして他人に責任を転嫁するなど、ついつい、否定的な言葉をつぶやいてしまいがちです。そんなネガティブな言葉、それが口癖になってしまうと、ますます泥沼にはまって行き、更に傷口は深まるばかりです。周囲の友人もどんどん去っていくことにもなりかねません。やがては自信も失い、将来への不安、人生への不満が募ります。このように、物事に行き詰ったり思ったように進まない場面に直面したときにぜひお勧めしたいのが
という言霊です。大切なことは『すべてうまくいきますように。』ではなく『すべてはうまくいっている。』と断言することです。
願望ではなくすでに実現している、という現在完了形で言い切ることが秘訣です。インチキ、胡散臭い、馬鹿馬鹿しい、宗教的だ、うまく行っていない現実があるのに…などと感じるかもしれません。それが間違っているとも思いませんし、否定もしません。
ただ、私たちは常に言葉を使い、想いを持っている人間です。機械ではありません。そこに重要性がないとは決して思わないことです。
繰り返し繰り返し発しているうちに、言霊の力が動き出します。｢また失敗するだろう。｣とか｢どうせだめに決まっている。｣といった否定的な心はいつしか消えて、順調に進んでいる心境に変化してくるのです。
可能性を極大化する
実は、私たちの脳は「現実」と「想像(イメージ）」を区別することができません。
今、頭に思い描いているものが「現実」であろうと「想像」であろうと、同じ神経回路を使って処理され、各器官に指令が出されるのです。
| 今、あなたの目の前に 美味しそうな梅干しとカットレモンが大量にあります。 梅干しとレモンの酸っぱい酸っぱい汁を口に入れてみましょう。その酸っぱさを口の中全体で味わってみて下さい。 |
あなたの今の口の中はどうなっていますか？唾液が分泌されませんでしたか？
実際にはレモンの汁も、梅干しも食べていないのによだれが出てくる。それをイメージしただけで、脳が唾液を出す命令を下しているのです。これが、脳は現実とイメージの区別が出来ないという概念をあらわしています。
他にも昔の恋愛を思いだすと、ドキドキしたり、怖い映画を見て冷や汗をかいたり・・・イメージが鮮明であるほど、現実と同じような体の反応を感じられると思います。恋をすると女性はきれいになると言いますが、楽しいことをイメージして自律神経の働きからホルモンの働きまで良い方へいく事で、本当にきれいになるんですね。こういった脳の働きを理解するとイメージでも実際に体に良い反応や悪い反応が出る事がわかります。
これはつまり、イメージは脳に影響を与えているということです。良いイメージをすれば、良い影響が出ますし、悪いイメージをすれば、悪い影響が出ます。
脳って複雑でありながら、案外、単純なんです。
理屈では絶対ウソとわかっていることでも、強く思い込ませることで、「本当にあったこと」にしてしまいます。
その特徴を取り込み、利用します。先ほどの、レモンや梅干しを食べている姿を詳細にイメージしてもらったように未来を詳細に細部までありありとイメージすれば、そのイメージを脳はあたかも叶ったかのように、目の前の現実として実際に起こっている出来事として錯覚します。
この概念はあなたの未来にも無論、あてはまるのです。
嫌々に良いイメージをするのではなく、毎日のルーティンとして少しでも良いイメージをする。やがてはそれが「当たり前」の感覚になるのですね。当たり前になるくらいまで繰り返し繰り返しイメージをしていたら未来はその当たり前に向けて自然に舵を切ります。
つまりは、自ら望む未来を選択していけるのです。そして、イメージが現実になるのです。もちろんイメージだけではなく、行動して初めてその未来は目の前に現れます。その行動を促すためにもイメージは大切です。行動することに対してブロックする壁があるのとないのでは差が生じます。
ネガティブはネガティブを生む
例えば、大事な任務を直前に控えているとします。始める前はやはり緊張します。
失敗したらどうしよう。うまく行くか不安だ。
とネガティブなことばかり考えてしまうと、脳はネガティブな影響を受けてしまいます。そして本番も緊張して失敗する。こういうパターンはよくあります。さらに、やっぱり自分は何をしてもダメだと落ち込み、その印象をより強く刻んでしまう。 例え、失敗したのには様々な他の要素があったとしても。
ダメな自分のイメージだけを残してしまうのですね。
こんな思考だといくら休んでも、身体は疲れたままです。実際に仕事や家事、育児をやっている状態と同じ反応をしてしまいます。脳が休めない、いわゆる緊張モードですね。常にイライラしていたり、休んでいるはずなのに疲れやすい、例えば、自律神経失調症の方の多くは、この緊張モード（交感神経優位の状態）の時間が多いため、心身ともに疲労した状態です。
昔から「病は気から」という言葉も存在します。気の持ちようは重要です。スポーツ選手のイメージトレーニングなども成功する自分を想像するものです。
これは何もプロ並にそうしないといけない、というわけではなく、普段のちょっとした思考を変えるだけで不思議と全てがうまく変化するのです。
作り笑顔は笑顔同様の効果あり
因みにポジティブ言葉・ポジティブイメージと合わせて使いたい技があります。自分を幸せな状態だとだましてみる方法を教えましょう。それはこれ。
悲しいときやへこんだときには無理にでも口の端を持ち上げて、笑顔を作るんです。要は『作り笑顔』ですね。(嫌みな作り笑いのことではありません）
顔の筋肉が動くと、脳はその動きを察知し、その人が今幸せなのか、悲しいのか、どんな状態かを察知して、良いホルモンを分泌するんです。
脳は「あれ？今は悲しい気持ちのはずなのに、顔は笑顔になっている。そうか、本当は嬉しい気分なんだな」と勝手に気持ちを修正して、脳内快感物質を放出します。
・エンドルフィン(α、β、γ総称）
・セロトニン
・ドーパミン
これらは別名「幸せホルモン」や「脳内麻薬」とも呼ばれています。これは医療現場で使用されるモルヒネの数倍もの鎮静作用の効果があり、上記の脳内快楽物質の分泌により集中力をあげ、免疫力を高めるという効果も期待でき、痛みを和らげたりストレスを軽減、また、快感や多幸感、やる気を与えてくれます。(これらが減少すると「うつ病」にもかかりやすくなります。）
それと同時に自律神経のバランスを取る効果が望めます。交感神経と副交感神経はシーソーのように、どちらかがよく動くとどちらかが静まり、どちらかが働き出すとどちらかが休むような、一定のバランスが保たれています。それが乱れると体のだるさ、倦怠感、疲労感などの不調が現れます。そのためストレス状態を緩和するには自律神経のバランスを保つことが大事なのです。
作り笑顔の効果、これは、世界中の実験で証明されている事実なのです。
『笑う門には福来たる』
正にその通りなのです。大人になるにつれ、笑顔の回数が減るとよく言われます。子供のように純粋な気持ちも忘れたくないですね。笑うから幸せ、幸せだから笑う。リンクしているわけです。
眉間にシワが出来ていませんか？どうせ同じシワなら笑いジワを増やしましょう。
心の武器を持つ
ネガティブな感情はいうまでもありませんね。大事なポジティブな感情について見てみましょう。
人間はネガティブな感情を出すのは得意ですが、ポジティブな感情というのを自然に出すのは中々難しいものです。だからこそ、先ほどの脳の仕組みを利用していきましょう。
つまり、どういうことかというと
ゲームや映画、読書など空想の楽しい出来事にどっぷりと浸かってしまえばいいんですね。そう、自分が楽しいと思えることをやる。イメージする。単にそれだけです。
何でもよし、自分が楽しい面白いと思えるなら、どんなことでも、小さなことでも良いのです。ネガティブ空気から遠ざかるのです。脳を喜ばせる、リラックスさせることです。
さらには、嫌な状態、時間ですら楽しくする。楽しい時間に変えてしまう。そんな時には言葉の出番ですね。
自分にとってのお気に入りの前向きな言葉、おまじないを心の引き出しにしまっておくと、それは大きな大きな武器となります。
運命と宿命、決定的な違い
あなたは自分の運命は変えられないものと最初から悲観していませんか？それは間違いです。なぜなら運命は自分の力でいくらでも変えていくことが出来るからです。
間違いなく運命は変えられます。もしかしてあなたは「宿命」と「運命」を勘違いしていませんか？
変えられないのは、『宿命』であり、『運命』ではありません。
生まれつき宿っていることを、『宿命』といいます。
分かりやすく例を挙げてみましょう。
・男、女として生まれたこと。
・その家庭に生まれたこと。
・日本人として生まれたこと。
・人間として生まれたこと。
これらのような変えようがなく「生まれつき宿っていること」を宿命といいます。
上記によってある程度生きるであろう道のりは決定されています。つまり、男として、あるいは女として生まれたのですから、それに従った生き方が自然となりますよね。そうなるような人生がすでに決められているわけです。
それに対して、運命は「運ぶ命」と書くように、自分の運び方によって、いかようにも変えることができます。
生きてから自分で経験して、加えていく道のりのことです。
どんな人と出会い、経験をして、どのような学校へいき、どのような仕事をして、どんな人と結婚するのかは、運命です。全てが自分次第です。
あなたがこんな素人同然の私のサイトに来て頂いている、これを読んで下さっていることも運命です。
そして、冒頭でも書いた通り、人生は大小さまざまな選択の連続です。常に無意識に選択を求められ、決定しています。
今日はどの服を着ようか？晩ご飯は何にしようか？etc.
このような日常の当たり前のことから、人生の節目の出来事なども含め、選択と決断の連続です。生活は選択という分岐点で成り立っているわけです。
たとえ、その人生の道の途中で誤った選択をしてしまい、苦難の道に進んでしまったとして、そのまま諦めて朽ち果てるのか、絶えず努力をして生き抜いてやるか、それを選ぶのも自身です。苦楽の分岐点を動かすことも可能です。
このように自分からアクションを起こすことで決定され、命をどう運んでいくかを自分で決めることができる、自分でコントロールすることができるのが運命です。
何度も言いますが、宿命は変えられませんが、運命は変えられます、運命を変えようとすること、思うこと、そして実際に変えることでよりよい人生へと進むことが可能なのです。『いいこと』も『悪いこと』もひっくるめてすべてが自分の成長に役立つことだったということに気づくこと。まずはそこから。あなたの運命は全て、あなた次第なのです。
言葉、思考、成功のプロセス
まずは、上記の違いをしっかり理解しておきましょう。
さて、違いが解ったところで、『じゃあ、運命を変えるには具体的にどうしたらよいのか？』
それは、簡単であり 難しくもある、究極の不変、言霊の活用です。根本的であり、道具も要らずどこに行かずともあなた自身がそこにあればできる方法です。
あなたが気付いた時、意識した瞬間から言葉の力は使えます。それはやがて思考の変化になり、あなた自身を、全ての道を変えることにつながっていくわけです。
古来より、言葉には魂が宿っていると言われており、運命を変えるほどの効果があるのが「言霊の力」です。人生において大成した方は、プラス思考でマイナスの言葉を発する事は少なく、言葉のチョイスが違うと言われています。何気のない否定言葉は、幸福が逃げていくのです。
私達は、普段無意識に言葉を発している事が多いので、言葉を意識する事が大切です。プラスな言葉を発すればプラスな事柄を引き寄せ、マイナスな言葉を発すればマイナスな事柄を引き寄せる、引き寄せの法則、これは至極当然のことなのです。言霊の力を実験された方、それで成功された方は沢山いらっしゃいます。その力は絶大なのです。
引 き 寄 せ の 法 則
たまたまや偶然は、起こるべきして起こっている
セレンディピティという言葉を知っていますか？
セレンディピティ（英語：serendipity）とは
「意図的でない、思いもよらない、予測していなかった偶然によってもたらされた幸運」あるいは「幸運な偶然を手に入れる能力、つかみ取る能力」を意味する造語です。2つの意味を含んで用いられることもあります。
セレンディピティは、もともと失敗してもそこから気づきを得て学び取ることができれば成功に結びつくというサクセスストーリーとして、またノーベル賞などの科学的な大発見をより身近なものとして説明するためのエピソードとして語られることが多い言葉でした。最近は幸運な出来事や経験、それらを｢セレンディピティが起きた｣といいます。
世界中で有名なエピソードや実例を紹介すると
・ニュートンは木からリンゴが落ちる様子を偶然見て、万有引力の存在に気付いたといわれています。
・ノーベル賞を創設したアルフレッド・ノーベルによる、 ダイナマイトの発明
・アレクサンダー・フレミングによるリゾチームおよびペニシリンの発見
・ノーベル賞者の田中耕一さんによる高分子質量分析法（MALDI法）の発見
等々、さまざまな例が存在します。ささいな勘違いやミスが重要な発見へとつながった例が多くあり、また、お馴染みの「ポストイット」や「ツイッター(Twitter）」「コカ・コーラ」などの誕生も、セレンディピティがきっかけだと言われています。
これらの多くは、本人の意図していないとき、当初の目的以外ではあるが、関連する重要なものを発見してしまう「察知力」の大切さを教えてくれています。
一見すると失敗だと思われることから、偶然の発見、ひらめきで道が開く。普段の生活においても同じで、苦境から一瞬で道開くことは多々あります。
似たような言葉として、シンクロニシティというものがあります。
シンクロニシティ（英語：Synchronicity）とは「意味のある偶然の一致」のことで、日本語訳では「共時性（きょうじせい）」とも言います。
有名な精神科医・心理学者のカール・グスタフ・ユングが提唱した概念で、因果関係のない出来事が関連した意味を持ちながら同時に起こる現象のことをいいます。この2つの違いは
セレンディピティは「偶然の幸運を手に入れる」という意味で自分にとって価値のある偶然を見つけること。たまたまや偶然をきっかけに、探していたモノとは違う幸運に出会ったり掴み取ること。「成果・能力」の意味も含まれるのに対し
シンクロニシティは「意味のある偶然の一致」という「現象」であり、両者の意味は少し異なります。
しかし、無意識の作用が働くということでは一致しています。原理的には「意味のある偶然の一致」と「意味のある偶然の発見」はひとつであり同じものとも言えます。どちらも「引き寄せの法則」が関係していると考えられます。身近な例を挙げるならば
ある人のことを考えていたら、その人からメールなり電話なりの連絡があったりすることや、欲しいと思っていたものを、偶然プレゼントでもらったという場合など。また虫の知らせと言われる現象も該当するかと思います。
上記の例は、単なる｢幸運｣などと思われがちですが、心の準備をしておくことで、起こりやすくなります。能力であるということは「高めることが可能」ということです。
同じ情報を見てもある人はまったくその情報に気がつかずにラッキーを発見することができなかったりするのです。「見過ごし」か「発見」か、その二つを分かつ違いこそが重要で、それは普段から意識を大事にすること、すなわち差異や違和感を感知する力で道がわかれます。
セレンディピティとシンクロニシティを大切にすることが、人生を楽しくする秘訣じゃないかな、と私は思っています。
実は、これらの現象は、他人事ではなくあなた自身にも多々起きているのではないか、それを見つけられるか、気が付くかどうかの差だということです。意識すると不思議と幸せは連鎖していくものです。
この瞬間から未来を変える
例えは悪いかもしれませんが、優秀な詐欺師はまず自分をだますといいます。それによって役に成りきり、思考も態度も、それそのものになる、と。
脳に操られるのではなく、自身が脳を操るのです。
どんな時でも如何なる状況でも、最大の敵は自分自身、とはよく言ったもので、何に負けても構いません、しかし、最終的に自分には絶対に負けてはならないのです。
損得勘定、理屈抜きにそれだけは譲ってはいけないのです。あなたの人生はあなたが道をつくる。
もし、現在あなたがドン底の暗闇をさまよっている状況ならば、思考を変えていきましょう。今までは気が付かなかった違う景色が見えてくるはずです。それはこの先に望まぬ不運が起きた場合も同じです。
『その時』に暗闇から現れる『弱気になっている自分』に負けない気持ちが大切です。
天 国 言 葉の凄さ
マントラ言霊一覧でもご紹介した斎藤一人さんの8つの幸せ言葉を知っていますか？
斎藤一人さんは以下を天国言葉とおっしゃっていて、真逆の否定的言葉を地獄言葉と言っています。
| 愛しています ツイてる うれしい 楽しい 感謝しています 幸せ ありがとう ゆるします |
冒頭でも書いた、全てはうまくいっている。同様に言葉の力は絶大です。不安や不満があればそれが無意識に言葉としてでてきます。つまり、あなたを形成していくわけです。普段から上記のような言葉を活用して邪念の容量を減らしてしまいましょう。
| 人生というものは自分自身を知る旅のようなものです。その失敗も含めて自分を自己肯定してあげましょう。 過ちをおかしてしまったとしても先の人生のためになると考えて前向きに。 |
いかがだったでしょうか？
「鮮明にイメージできたこと」は物理的に”現実化”を始めます。思い込みはあなたを変える。この能力はすべての人に生まれながらに備わっているものです。特別なトレーニングを積んだ者だけのオプションではなく、脳の標準装備なのです。
上記でも触れた『作り笑顔』から、心の底からの本当の笑顔を手に入れましょう。不安が無く、おもいっきり笑えることは最高の幸せです。そして、平穏無事の生活、幸運を引き寄せましょう。
誰もが幸せになる権利があり、幸せになるために始めるアクションに遅すぎる、などということはないのです。
周りなど気にしても意味はないのです。あなたはあなた。明るい日と書いて『明日』と読みます。今日を精一杯尽くしましょう。その積み重ね。今からがスタート、毎日がスタートだということです。
永久に続く不幸など存在しない。
光が射し込むその時に備える。
未来は今につくられている。
奇跡はすでに始まっている。
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