私とかっちゃんの日常
とある日にヘドロ事件に巻き込まれたと噂になったかっちゃん。私はそれを、遅めのニュースで知った。事件はオールマイトが解決してくれたようだが私は気が気でなかった。かっちゃんが、あのかっちゃんが!
「かっちゃん!」
私は直ぐ様にかっちゃんの家に向かった。かっちゃんのお母さんに通されてノックなしに部屋に入ると五体満足なかっちゃんがいた。仰向けにベッドに寝転がりジャンプなんか青春漫画を読んでいた、というかエロ本ではないのね。
「んだよ!入ってくんなや」
「かっちゃん大丈夫?!ニュースみたんだけど!!」
「大したことねぇよ!」
「よかったー」
私は安心の余りにその場に尻餅をついた。ここまで全速力で走ったからね。かっちゃんはまるでごみを見るような目で私を見た。堪らん。
「ニュースでかっちゃんがヘドロに襲われたって聞いてね。処女は無事?!」
「てめぇは俺の何を心配してんだよ!」
「何って、処「わーった!やめろ言うなや!!」
かっちゃんは珍しく私の手を掴んで私を起き上がらせた。ふーっちっからもちー
というか
「かっちゃんなんか元気ないね、私が家に来たら大抵すぐに追い出すのにね。あ、もしかしてヘドロに負けたのが悔しかったりしたのかな?それなら大丈夫よ。貴方はヒーローは敗けを得てからそして勝つ!それが大鉄則なんだから!!次は勝て「なら、慰めてくれんのかよ」
かっちゃんは起き上がらせたと思いきやそう言って私をベッドに押し倒した。こ、これは
「いつにもまして弱気んぐだね。かっちゃん。」
「…るせぇ。見せてやってんだよ。お前に」
かっちゃんは私の頬に優しく手を添える。こんな甘えるかっちゃんは初めてだ。よわきんぐについてツッコミしてくれないのね。悲しいわ。
「かっちゃん、」
「…」
「私ね思ったの。こんな風にかっちゃんが危険な目に遭うはとても辛いって。ましてやヒーローになったらずっとでしょ?」
「……そーだろうな」
「かっちゃん、ちゃんと戻ってきてね。」
「じゃないと、わたし」
「…」
「…私………」
「…あたり、」
「大事な親友にもしものことがあれば私はこの世界をも敵に回しても構わない覚悟だよ…え、ちょっかっちゃん!蹴らないでよ?ちょっ私はドMじゃな、ぎゃー!!」
いつものかっちゃんに戻った。いつもよりも蹴りが痛かったけど元気になってくれたみたいでよかった。
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