番外編 京都デート?
※相変わらずの会話文。付き合っている。
ただのいつもの二人


京都でデート

「へーここが京都か」

「初めてだったか?」

「うん!」

「…」

「どうしたの?」

「いや、(素直だっ)」

「さ、行こうか」

「どこにいくつもり?」

「この季節は紅葉が綺麗な寺にでもいくか?その近くに食べ物も美味しいところもあるだろうし」

「…食べ物」

「よだれ出てるぞ。」

「巷の噂で、お土産の試食が多くて腹がふくれるって聞いた。食べるぞ」

「どんな噂だ。それに俺がそんなこと、させると思うか?」

「ええぇ!八ツ橋はぁあ?!」

「土産は最後だ。それよりも美味しいところいこう」

「(じゅるり)」

「(俺が見ない間になんか、食に対する姿勢が凄くなったな。そこも可愛いけど)」

「何よ」

「フフ、何でもないよ。花より団子とはこの事だな、と思ってな」

「馬鹿にしてるの?」

「いや、可愛いよ」

「か、わ?!…アンタそうやって不意討ちするのやめてくれない?!」

「事実だ。」

「どや顔やめろ!」

「あと、着物デートだから着替えろよ。」

「えー。お腹締まるから食べられないじゃない」

「京都といえばこれだろ。」

「仕方ないなー」

「よし。この家のクローゼットにあるからどれがいいか探そうか」

「…う、うん?(どれがいい?そんなにあるのか)」



着物選びにて

「てかなんで女物の着物こんなにあるのよ」

「俺が翼に似合いそうだなって思った物を数年かけて購入してきたからな。」

「まじかい」

「それに、お前の好みにも合わせてるはずだ」

「確かに、どれも綺麗な奴ばっかだな……あ、これいいなぁ」

「これか、(黄色だと)…これは?」

「(赤色だと)…いやなんか派手じゃない?…これもいいな」

「(青?…いやこれもまたいいが、…)…これなんかは?」

「(朱色?さっきのより落ち着いてるけど)…うーん、これもいいな!」

「(黒?!)…翼」

「な、なによ」

「これにしようか」

「さっきから何よ。ワインレッド?綺麗ね。」

「…」

「…これにするわ。仕方ないけど」

「いいのか?」

「白々しいわね!」



帰る最中

「本当に食べてばっかりだったな。」

「ちゃんと満喫してるしー。写真撮ってるし」

「…翼」

「何よ」

「風景や食べ物ばかりじゃないか。」

「は?」

「二人で取らないのか」

「嫌よなんであんたと」

「(ガーン)」

「え、あ、そんなあからさまに」

「久々のデートなんだぞ。というか恋人となって初めてなのに」

「デデデデート言うなぁ!こっちは観光に来てるの!!」

「だったら尚更だろ?結婚式にスライドショーで載せるんだ。それはもう盛大に!」

「アンタと結婚しないけど!」

「…」

「結婚なんてまだ先だ!というか乙女だな!?」

「思い出作りたいんだよ、ダメか?」

「う、」

「…」

「あ、う」

「…(赤くなってる)」

「…わ、わかった」

「(扱いやすくなったな。最近)」


|
novel top
ALICE+