お好み焼きと緑
※緑間に勝利した後のお好み焼き時



「お好み焼きって初めて食べるわー」

「は?まじ?」

「紺野さんってこう見えてお嬢様ですからね」

「そこまでとは」

「フンッ、くだらないのだよ」

「緑間君?この熱々の平を貴様の頭上に落としてやろうか!」

「やれる物ならやってみろ!」

「喰らえ!卍解」

「ちょっとなんか違います」

「紺野と緑間ってどうしてそんな仲悪いんだ?」

「あ!それオレも気になるッス!」

「知らなかったんですか?」

「オレがバスケ部入る前からだったんでコレ。当時あんまり聞けなかったので」

「なんでだよ」

「本人達もだし周りも口を揃えて、あの事件の事は口にしない方がいいって」

「ヴォルデ●ートかよ!?」

「簡単に言いますけど長くなりますが」

「そんな歴史が」

「あー、ある日緑間と紺野さんが出会いました。当時互いに誕生日が一緒ということやおは朝が好きであり互いに仲良くなり今日のラッキーアイテムを見せ合うことをし始めました。しかし事件は起きた。緑間君が持ってたラッキーアイテムのウサギの人形よりも大きなウサギの人形を紺野さんが持ってきたのです。変な対抗意識付いた緑間君が次の日から紺野さんよりも大きなラッキーアイテムを持ってくるようになりました。そして負けず嫌いな紺野さんも緑間君よりもと大きなものを持って来るようになり、最終的には互いにウサギの人形で殴りあってました」

「黒子、最後がわからない」

「っていうか二人にも仲がよかった時代があったとは」

「最終的には互いにラッキーアイテムを壊せば自分の方が大きいという事に気づいてしまったようです」

「歪みすぎだろ」

「最初に俺のウサギの人形を壊しにかかったのはお前なのだよ」

「いいや!そもそも対抗意識付いたアンタが悪い!!」

「っていうかあんたらお好み焼きについて語らんのかい!!」

「緑間、」

「なんだ、」

「目元が赤いわよ」

「っ!うるさいのだよ!!」



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