女とヅラとペット人妻


「桃子!何をする?!」

本日私は私立寺子屋にて臨時講習開かされていた。たまにこういう仕事も入る。講習会が終わり先生方からの激励も受け流し次に待ってるのは子供達との給食会だ。子供は好きなため私にとっては幸福のときである、デュフフフ。おっと涎が垂れたと懐からハンカチを出そうとした際に横からティッシュが差し出されたが私はそれを盛大に叩き落とした。差し出された先には攘夷志士である桂小太郎となんかマスコットキャラクターみたいなワケわかんない奴が給食のおばちゃん達に紛れて注いでいた。何してんの。こいつ

「何こいつ」

「あぁ、紹介しよう。エリザベスだ」

「(ヨロシク)」
エリザベスとやらは喋れないようで小太郎の後ろでカンペのような板を見せてきた。

「ヅラ、貴方本当に斜め上を行くわね。確かに昔白くてムチムチした人妻のおなごが好みだと公言していたのだけど」

「ちっ違うぞ!ヅラじゃない桂だ!!あと人妻ではなく未亡人が」
やはり変態だ

「もはやどっちでもいいわ!早く帰ってくれない?」

「駄目だ、俺は攘夷志士として若者にその、素晴らしさを享受するために来たのだ」

「いっぺんそのすっからかんの頭叩き割ったろうか」

「桃子、どうしたんだそんなにイライラして!あれか?月のものか?!」

「お前にイライラしてるだけだから。てか若者になんてこと教えようとしてるんだ!」

「お前だって天人の科学技術の発達を教えていただろう?それだと江戸が時代遅れと思われる。攘夷志士として見逃しておけん」
江戸は死ぬほど遅れてるわバカ

「お前の性癖の方が見逃せねぇよ!未亡人じゃなくてなんでそんな生き物なの。何?結婚するの?どっちが雄なの?!」

「いや!待て!エリザベスは俺のペットで」

「ペット?そういうプレイ??!」

「(いやいやそういう発想が凄い)」

「そういう趣味は…なくもない!!」

「(あるのかよ)」

「引くわ」

「高杉とて、戦争時代乳でかパラダイスとかいう欲物見てたぞ。男は皆狼だ」

「お前はただの変態な。あとアイツは今度締め上げとく。」

「安心しろ、桃子の乳が平均並だとしても高杉の愛は変わらない」

「そうか死ねや!」

「ぎゃあああ!!!」
私は小太郎の股間を蹴り上げた。桂さーん!!とカンペを出しながら容体を見るエリザベス、ん?待て待て。良く見れば小太郎の回りには給食の残骸があるではないか。

「てかなんで給食食べてるの」

「享受の他に最近の給食はどれだけ上手いのか調査しにきたのだ。勿論攘夷のためにな。にしてもここの寺子屋のセキュリティは甘いな。俺達でも簡単に入ってこれる」
ふはははっと高笑う小太郎に私は目を覆った。最近金がないとか言っていたけどまさかよりによって私が一番楽しみにしていた給食を武人のごとく平らげていく輩。我慢ならなかった。だからね、だからさ、

「あ、すみません。警察ですか?なんか寺子屋の給食を無断で食べてる攘夷志士がいるんですけど…え、特徴?…髪が長い男、隣に白くてムチムチした未亡人の女の名前のペットがいて手に終えません。助けて下さい」

「ふはははは!!マリ!冗談で電話かけるの上手だなぁ!!」

「え、まじですけど」

「え」
早くこいつ逮捕してください。お願いします。






「…副長、なんか今寺子屋にムチムチの女をペットにしてる変態の攘夷獅子が給食を食べてると通報がありましたがどうしましょう」

「ごめん、もう一度言ってくれる?」




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