すざき






恋人に送ったメッセージは既読すら付かず、嫌な予感がして家に向かう。
インターホンすら鳴らさず合鍵を使って中に入ると、案の定リビングのソファーの上で蹲るように寝ていた彼女。

抱き上げてベッドに下ろして肩まで布団を掛けると、眉を寄せて表情を歪ませた。傍に座って暫く頭を撫でていると徐々に和らいで、呼吸が深くなる。



ベッドを背もたれにしてスマホを見ていると、小さく名前を呼ばれた。



「ユリ?起きたか?」


『ん、ごめん…』


「謝るな、大丈夫だから。」