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『あ、や、だ…っ』



下着を脱がせようと一旦指を抜くと、潤んだ瞳で俺を見たユリさん。

この人、今自分がどんだけ可愛い顔してるか分かってんのかな。
男の理性をぐちゃぐちゃにする表情。本当、可愛すぎて腹立ってくる。

するりと下着を脱いて、長い脚を片方折り曲げる。
そのままぐずぐずのソコに顔を埋めると、途端に高い声が漏れる。



『あぁっ!や、だめ…ここ、こころぉ…っ』



弱々しく俺の名前を呼んで腕を伸ばしてきたユリさんと指を絡めて、もう片方の指を中に埋める。
初めから弱いところを擦ると泣くように喘ぐから少し心配になるけど、止まれなくて。



『そこやだ、あぁっ、ん、はぁっ…』



やだやだと首を振っているものの腰は震えていてナカからはどんどんと溢れてくる。
小さな突起を弾くように舐めて指の動きを速くしていくと、そこに押し付けるように俺の頭を撫でる。
ちゃんと反応してくれるのが愛しくて、欲しがってくれるのが嬉しくて。



『や、こころっ、も、だめ、あぁっ…まって、あ、あぁっ!や、っあ…っ!』



一瞬強張った体からふっと力が抜けて、荒い息遣いが聞こえる。
いつもより随分早く達したユリさんに少しびっくりしたけど、ゆっくりと指を抜いてユリさんの顔を見る。

目元を覆っていた腕を退けると、ぼんやりとした瞳で俺を捉えた。



「ユリさん、」


『っは、…こころ、』



伸ばされた腕の中に収まってキスをして胸を包むと、それだけでユリさんの身体が震えたのが分かった。
最初から深くキスを落とすと、苦しそうにしながらも必死に応えてくれる。



『こころ、っ、こころ…』


「うん、ここにいるよ」



肘を付いた片腕で頭を撫でて、また割れ目をなぞって浅く指を入れる。



『あっ…も、や、こころがいい…っ』


「ちゃんと慣らさないと、」



可愛いセリフにすぐにぶち込みたくなったけど、でもまだ触れていたくてそう言うと、ユリさんは堪えるように下唇を噛んだ。
足りなくて苦しいって顔、もっと欲しがってほしくて意地悪したくなる。



『いじわるだ、こころ…っ』


「うん、ごめんね?ユリさんが可愛くて。」


『や、かわい、わけ、な…あぁっ、!』


「可愛いです。ユリさんだけが可愛い。」



指を2本深く差し込んで動かすと水音が響いて、嬉しくなる。

だって、本来この人はこんな行為が恐ろしくて仕方ないはずで。
初めて抱いた時もどうしても強張ってしまっていた身体が、今はこんなにも安心しきったように俺に委ねられて、欲しいとよがる。

俺だから身体を預けて、俺だから感じてくれてる。そんなの、ずるすぎるでしょ。










「」



「」
「ね、ユリさん」


『っ、ん?』


「好きです。俺のって名前書いちゃいたいくらい。」



俺の言葉に、顰めていた顔を緩めてふわっと笑うその顔は天使みたい。



『うん、いいよ?だって全部ここのだから。』



いつだかユリさんは言った。

私は私よりも俺のものだと。

ずっとそう思っていてほしい。全部全部、その心臓さえ俺に欲しい。
だって絶対さ、俺の方が貴女より、貴女の事大切にできる。
傷付いてほしくない、もう少しだって。傷付けられたくない、たとえ貴女自身にさえも。
人より簡単に自分に刃を向けてしまう貴女自身からだって守りたい、なんて。ここまで来ると俺のエゴでしかないのは分かっているけれど、でも本当にそう思う。

壊れ物を扱うように優しく丁寧に触れたいという思いと、いっそのこと壊れて仕舞えば良いのにと思う衝動に駆られて、ああ、なんか今日無理かもな、と他人事のように思った。



『…ここ?』



目敏い彼女は何かを感じ取ったのか、潤んだままの瞳で伺うように見上げる。



「……怖いことはしないって、約束するから、」


『うん?』


「…」