人間と獣。
生まれたときから別々の世界で生きてきた。
だから、その個体同士が混じり合うなんてこと、想像もしていなかった。
でも…――――出逢ってしまった、ユウセイに。
それから、街を歩くたびに、彼の姿を探したけど、当たり前に見つけられるはずはなく、ただ月日が流れていくだけ。
半獣半人について、それから調べた。
だけど、これといった情報はなく、全体の数%の存在で、尚且つ殆どが獣の姿そのものになってしまうらしい。
だから、ユウセイのような姿をしたものは、ほとんど無いと―――。
あの儚い笑顔が、頭から離れない。
彼とはもう、逢えないのだろうか。