話の流れ6

バッカスの口から驚くべき賭けが宣告され妖精の尻尾A、Bどちらの控え席もどよめく。AもBもルーシィやジュビアは相手はエルザと同じ、下手したらそれ以上なのにあんな賭けをしてフウカは大丈夫なのかと心配し古参であるメンバーにフウカの強さを聞くがそれぞれ曖昧な返事が帰ってくる。「…フウカの魔法やその能力は知っているが、どれほどの強さなのかまでは分からない…」「え、なんで!?」「元々あいつは良く1人で仕事とか行ってたからな。ギルド内でも静かな方だし本気で戦ってる姿は多分ほとんどのやつが見た事ねぇと思う。…いやラクサスとか雷神衆なら知ってるのかもしれねぇけど」そんな話をAチームがしているなかBチームはそんなラクサスにフウカのことを聞くがラクサスは眉を顰めるだけ。「あいつの事は昔から知ってるが魔法に関してはまったくだ……ただ、」途切れた言葉にその場にいる全員が疑問をうかべる「…フウカの召喚する使い魔達には何回かあった事があるがそのどれもが尋常じゃねぇ魔力を持っていやがった。フウカが手綱を掴んでるからそいつ等は大人しくしてるがもし暴れだしたら、誰も止められねぇかもな」思い出すのは旗を持つ女、盾を持つ女、緑の髪をした男とも女とも呼べる者、青い服を着て剣を携える男…フウカの姿を見ていれば他にもラクサスが知らない者達がいるだろう。けれどその4人を見た時に感じた魔力は人の領域を超えている。「ま、だから特に心配する事もねぇだろうよ」サーヴァント達への信頼ではなくフウカへの信頼であるラクサスの言葉に、賭けの内容として入ってしまっているミラは1番この賭けに対して危惧しているであろうラクサスが言うのならという事と、自分の友達であるフウカなら大丈夫なはずという自信にそうね、と頷いた。
一方その当の本人であるフウカは賭けの内容をお互い成立させた辺りから何か言い知れぬ魔力……というか感じたことのある魔力というか…とにかくそんな魔力を感じで少し嫌な予感というものが働く。そして開始の合図が会場内に鳴り響きフウカは直ぐに再降臨でジャンヌ・ダルクオルタになろうとした時その魔力は動きだした。空を見上げればいくつもの見覚えのあるゲート、そしてそれから勢いよくバッカスを狙い降り注黄金の剣、槍、等々。あ、あかん…これ見た事あるやつや。的とされているバッカスもこれには気づき紙一重で躱していく。突然の第三者からの攻撃に唖然とする場内、盛大に頭を抱え込むフウカ、そして静まり返った会場で響く笑い声。錆び付いた機械のようにギギギとその声の元に顔を振り返る。それの服装は違えど絶対に間違うことの無い綺麗な金色の髪、紅の瞳、そして何よりも人混みの中にいても判断できる端正な顔だち。お、王様ーーーーーー!!!!!おま、いつ、おま、……。フウカに王様と呼ばれている人物ギルガメッシュの手にはこの世界の菓子類。うわ、あの人1番この大会を楽しんでやがる。しかも隣にはフウカと同じく頭を抱えているこれまた顔のいいギルガメッシュとは違う王であるアルトリア。王様に無理やり連れてこられたんですね…分かります…。ギルガメッシュは笑いながら優雅に観客の間を歩きアルトリアもそれを追いかけるように慌ててフウカの元へと降り立つ。「お、王様、あのなんで…ていうか私、呼んでな…」「当たり前だろう戯け。我らは我自らの魔力で此処に現界したのだからな」「すみませんマスター…こいつを止められませんでした」「うん…多分王様を止めるのは誰だって無理だよ……アルトリアは悪くない」項垂れるアルトリアに同情しながらフォローをいれる。そんな3人に場内に居る人は皆置いてかれるが、審判でもあるかぼちゃが慌てて駆け寄ってくる「関係者以外のバトル乱入は禁しかぼ!反則になるかぼ!!」「む、なんだこの醜い生物は」「みにくっ…!」「英雄王!!」これ以上紛らわしいことを言うな!とアルトリアが制止させようとするが遅い。かぼちゃの言葉に場内はざわざわとし始め控え席にいたエルザ達はフウカの邪魔すんじゃねぇ!!とこれまた乱入しそうになっているナツを押さえ込みながら一体何なのかその行方を見守る。「えーと…かぼちゃさん、あのですね」「うん?」「こんな登場の仕方をしたんですけど一応彼等は無関係ではなくてですね…」「…私達はマスターのサーヴァント…ここで言う所の使い魔、他にも召喚獣といったものです。一応こいつも」「おい我を指さすな」貴様でなければ殺しているところだぞ。物騒な事を言うギルガメッシュをスルーしてフウカもそういうことです…紛らわしくてすみません…すみません…。アルトリアとフウカの説明にな、なるほどそれならば違反ではないかぼね…。とどうにか納得する。「おい、なぜアレに謝るのだ雑種」「貴様がこの大会のルールを掻き乱したせいで代わりにマスターが謝っておられるのだ!少しは反省しろ!」「反省?ルール違反?ハッ、そんなものは知らん。我がいればそれは我がルールだ!」「うっっ胃が…!」「マスターしっかりしてください!」流石森羅万象自分が1番じゃないと気が済まない王様…。キリキリと痛む胃を服の上から抑えればアルトリアがフウカの背に手を添える。そんな一連の流れをギルガメッシュは無視し言葉を続ける「それに先程あの愚鈍が言った賭け事…実に不快だ。そうは思わなかったかセイバーよ」「それは…えぇ確かに、そうでしたね」「だろう。我の許しもなしに雑種に手を出そうなど言語道断。その発言を後悔させてやらんと気がすまぬわ!」王様の許しがないとダメなのか〜なんて事は置いといて、ギルガメッシュとアルトリアが自分の事が賭け事にぶっ込まれていることに怒ってくれていることに、推しが私のために怒ってくれてるトゥンク…なんてラブコメのようにときめいていればギルガメッシュからお菓子を預けられる。待ってくれ、これじゃあ戦えねぇ…。かぼちゃが再開の合図を出す。一連の流れを見ていたバッカスはじゃあ2人が俺の相手をしてくれるんだな。それでも構わないさ。と笑えばギルガメッシュは戯け。とバッサリ切り捨てた。「2対1などするものか。貴様なぞ我1人で十分、いや手に余る程だろう。我自ら貴様の相手となること感謝するがいい」ギルガメッシュの体が映像のように揺れる。そして次の瞬間その姿は一般人が着るような服装からフウカが1番見なれた黄金の鎧へと代わり今度はフウカの魔力を使って顕現した。すると今までどこに隠していたのかと聞きたくなるほどの魔力が場内に溢れる。強かろうが弱かろうが魔力を持つ魔道士達はその魔力の力に目を見張る。あ、これもしかして王様ブチ切れ…?なんて今更ながらに感じ隣に立つアルトリアを見ればフウカの言いたいことに察しが着いたかのように頷く。バッカスも目の前に経つ男にこれはやばい奴の逆鱗に触れたなと冷や汗をうかべる。「そう焦るな。今、裁定をくれてやる」

それは誰が見ても圧倒的だった。ギルガメッシュが一方的に攻撃しバッカスがそれを避ける。けれどゲートから出てるく武器の多さに体力は削れ体はどんどんと傷を増やしていく。なるほどこれがリンチか…と思うフウカと何を遊んでいるのかと呆れるアルトリア。ギルガメッシュはあの後ほぼ1歩も動くことなく攻撃をしかけ続け笑みをうかべる笑う。それは誰が見ても手を抜き一方的な戦いを楽しんでいるようだった。エルザと同等、もしくはそれ以上なはずなのにまるで子供と大人の争い…と言うよりも赤ん坊と大人というようなものだった。ふとそんな時ギルガメッシュの顔から笑みが消える「飽きた」そうただ一言。そしてフウカの方へと振り向く「おい雑種!」「は、はい」「宝具解放する。離れていろ」「んんんん!?!?」ほう、宝具?宝具!?!?この王様宝具って言った!?!?宝具という言葉にフウカは考え直して王様!とか(バッカスが)死んじゃうから王様!とか叫ぼうとするがその前にフウカの口をアルトリアが塞ぐ。「英雄王、マスターをあまり困らせない程度にやれ」「言われずともわかっておるわ!」アルトリアさーーーーん!!!もしかしてもしかしなくともアルトリアさんも怒ってたんですねーーー!!?!?!激おこじゃないですかやだーー!!!モゴモゴと話すフウカに何故かここでは察しの悪いアルトリアは大丈夫ですよマスター。あなたは私が守りますから。と笑う。違う違う違う、そうじゃ、そうじゃない…。けれどもう遅い、自分の魔力がごっそり減らされるのを感じる。ギルガメッシュは宝具を発動した。 「出番だ。起きよ、エア」ギルガメッシュが腕を組み目を閉じる。その途端あたりは何もかもが漆黒へと変わり、先程よりも上がり続ける魔力に建物が揺れる。赤い蜃気楼がガラスのように割れ、目を開ける。ギルガメッシュは宙へと浮き足元で開かれたゲートから「乖離剣エア」を取りだし振り上げた。「裁きの時だ。世界を裂くは我が乖離剣。受けよ!『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』!!」エアを振り下ろすと空間を引き裂く赤黒い風がバッカスに直撃した。あたりは1面の砂嵐、そして魔力の強さに魔水晶映像は壊れこちらも砂嵐を映す。そして砂埃が収まった時目に入ったのは巨大なクレーターとその中心に倒れているバッカス。あまりにも壮大で永遠のような一瞬のような出来事に場内は静まり返る。そしてレフリーであるかぼちゃはハッとしたかのように「勝者 フウカ!」と叫ぶ。その声にギルガメッシュは一人また笑う「君臨するとはこういう事よ!」フハハハハ!場内に響く笑い声に観客は意識を現実へと戻しじわじわと歓声が湧いていき最後には場内全てに伝わるような物へと変わる。さすがカリスマ性A。しかしフウカは知らないそんな観客は皆、このような力を持つギルガメッシュのマスターである彼女はきっと同等、もしくはそれ以上の力を持っているはずだと勘違いされたことに。「よっっかったぁ……王様のせいで死人が出るかと…」「ふん、我がそのような失態を犯すわけが無いだろう。今回の宝具は我の力の10分の1も使ってはおらん」「…ギルガメッシュもアルトリアも本気の宝具を使ったら会場どころかこの街を更地にしかねないもんなぁ……」こんな祭りごときに本気を出すわけないだろう!戯け!と言い放つギルガメッシュに流石放漫王…とこぼすと。王が放漫せずして何とする。という返しと共に預かっていた菓子類を取られる。隣に居るアルトリアから私も手加減はしますがそれは決して放漫だからではありませんからね!と慌てて弁解され、分かるてるよ〜可愛いな〜なんて思いつつちょっと今回の事は2人の王様にエルキドゥとかエミヤとかを呼んでお説教しなければ…と2人に連れ添われ(引っ張られ)ながら会場を後にした。
この一連流れを見ていたメイビスは気づいてしまった。彼等が何かを、彼女を護り愛している何かを。それは決して人間とは相いれぬ存在であり、それと同時に人間のそばで人間のために力を振るうこともある存在。何よりも気まぐれで何よりも慈悲深い「神……」「初代?」「彼女の加護は私が思っていたよりも強いものみたいです…」人間ではなく幽霊となった自分は特に足元にすら及ばないのだろう。あの宝具というものだってギルガメッシュの話が本当ならあのパワーですら全く本気を出していない。なんて恐ろしいのだろう。メイビスは頭を振る。今はただフウカが、サーヴァント達がフェアリーテイルの敵ではない事を喜ぼう。控え席で見ていたAチームもBチームもただただ唖然とする。最初は突然乱入してくる男2人に驚き、その2人と漫才のように会話するフウカ達に置いていかれ…本当に大丈夫なのかと別の意味で心配していたのだがそれは全てあのギルガメッシュという男の力によってかき消された。あの圧倒的なパワーと魔力にバッカスはなすすべも無く遊ばれ、そして気まぐれのように飽きたとだけ話すと下手すればこの会場が消えかねないほどの力で勝負を終わらせてしまったのだ。しかも彼らの話を聞いていればまだ半分も…いや10分の1もその力は使ってないと話し、もし本気を出せば王都すら飲み込むと言うのだから恐ろしい。しかも、しかもだ。それをやったのはギルガメッシュただ1人。もう1人アルトリアという男(?)は何も手出しはせずただ見ているのみだった。もしかしたらあの魔力と力をアルトリアも持っているのではないか、そんな考えに身を震わせる。そしてそんな2人と契約を結び普通に接しているフウカは何者なんだと思わず疑問に思うほどだった。実際、ミストガンの格好をしたジェラールがフウカのことをラクサスに聞く。しかし彼は壁に体を預けたまま特に動じることなく答えた「あいつは別に特別な存在とかそういうもんじゃねぇよ。ただ他よりもおかしなヤツらに懐かれて振り回されてるだけで、周りと同じように普通に笑う平凡な女だ」会場内でギルガメッシュとアルトリアと話し、どこか困り果てた表情を作るフウカに目を向ける。確かにあのギルガメッシュとか言うやつの魔力もパワーも桁違いだった。けれど昔からフウカの傍にいたラクサスは彼女自身何の変哲もない少女でどこか特異な点をあげるとするなら突き放した時もそうだが精神がタフ過ぎたり、自分達に甘すぎたり…それくらいだ。ラクサスの言葉にミストガンはそれ以上深く聞くことは無かった。ただ…とラクサスは思う。自分達と話しているよりもあのサーヴァント達と話しているフウカはいつもよりも少し騒がしく本心をそのまま出しているかのように思え、小さな嫉妬が芽生える。…男の嫉妬ほど醜いものはねぇんだけどな。けれどこれはもうしょうがない、根本からのそれはこの先変わることは無いだろう。だからフウカには諦めてもらうしかねぇな…。場内を後にするフウカの背中を見送りながら一人口角をあげた。

ギルガメッシュが満足したから俺は一足先に客席に戻っているぞ。と勝手に戻っていき、フウカはそんな放漫で勝手がすぎる王様に胃が……精神が……と思わずふらふら歩くとアルトリアの壮大な勘違いによって有無を言わせないほどの速さで医務室直行。中ではポーリュシカが眉をひそめて居てアルトリアがマスターが調子悪いみたいなんだって渡すけど本人は魔力を一気に持ってかれただけでなんともないのになんて思ってたのにその減り方が普通の減り方ではなかったのでとりあえず医務室で大人しくしてろ。という結論をつき渡されたフウカ。えっっ、マジすか…?だって私、ちょっと前にいっせい宝具展開やって廃村更地にしたけど大丈夫だったよ…?なんて思いつつ医務室に入ったからにはポーリュシカさんがここの王だから逆らえない。ベッドの上に座るフウカにアルトリアは「マスターはここでお休みになっていてくださいね」「でも私結構元気なんだけど、」「もし魔力全回復していないのにこの医務室から出たら私のエクスカリバーが火を吹きます。そして我が円卓の宝具も火を吹きます」「ひぇ…」「返事は?」「分かりました…」分かってくれて嬉しいです。なんていい笑顔で笑いながらアルトリアはポーリュシカにフウカを頼んで自分はギルガメッシュを1人にすると何が起こるかわからないという危惧から医務室から出ていく。そして残されたフウカはエクスカリバーの餌食は冗談抜きでまずい…と小さく震え、そんなフウカを見てポーリュシカは思わず同情した。アルトリアが医務室を出てすぐナツ達が顔を出す。凄かったとかどうして医務室に?とかあの二人はどこいったんだ?とかとか。それに1つずつできる範囲で答えていればやはり此処に来てしまった理由に同情的な視線がくべられる。「というわけで私は魔力が全回復するまでここにいるか、塵になるかの二択を迫られてるから後はよろしくねウェンディちゃん」「はいっ!」バトンターッチと片手をあげればウェンディも片手をあげてハイタッチしてくれる。あ、っっっ可愛い………。可愛さのあまり心をバグらせているとナツからフウカが試合に出ている間にウェンディとシャルルとポーリュシカがレイブンテイルの支持によって連れ去られそうになったと聞かされ内心切れまくる。「さ…次の試合がもう始まってる、さっさと行きな。敵の視察も勝利への鍵だよ」「ばっちゃん気をつけてな」相手の狙いはルーシィかもしれないと分かっていても、また医務室に居るポーリュシカや今度はフウカも狙われる可能性があると心配するナツに雷神衆は心配いらないとでも言うようにフウカがいるベッドの元へと行く「安心しな。ここは俺たち雷神衆が守る」「術式にて部外者の出入りを禁じよう」「もう二度とここは襲わせないわ」そんな雷神衆に合わせてじゃあ私もとフウカが「何かあれば私もやるから」と言うと雷神衆総出でお前は大人しくしてろと突っ込まれる。ひえっ…皆私の扱いが最近酷いよ…… 。そんなフウカにリサーナ達も安静にしてるんだよ!とさらに追い打ちをかけるかのように言うと医務室から出ていった「みんな心配しすぎじゃ……私そよまで脆くないのに…」「当たり前でしょ、あんたはナツとは違うベクトルで何するかわかんないって気づいたんだから」「えっ……」それほぼナツと同じくような感じに思われてるってことじゃ………軽くショックを受けるフウカ。んでその後魔水晶映像でこの後のバトル?っていうかグラビア対決を見て全員が何この対決…?とあっけに取られたりカグラとユキノの対決を見て圧巻されたり。それで一応は魔力全回したけど心配だからと宿まで送ってくれる雷神衆。ここまでありがと〜!と感謝すれば当たり前だろ!とか友達だしね。とか帰ってくるんだけどそん中でフリードが「フウカはもうほぼ雷神衆の一員と呼んでも過言じゃないしな」ってフウカてきには過言すぎるわってツッコミしたいし何言ってるのかちょっとよくわからんとも返したいが他の2人が「まぁここまで一緒にいれば確かにね」みたいな同意してくるからくそぉ3対1じゃ適わねぇ!!!その気になれば反論できそうだけどみんな顔がいいし推しだからできねぇ!!!なんて気持ちで曖昧な笑を浮かべちゃうのであった。あと、宿に戻ってベッドに入ってから意識だけカルデアに飛ばしてちょいとばかし王様2人にお説教タイムが発生した。

3日目。そのままマカロフ達のいる応援席に行こうとしたんだけど少ない回復役の中でウェンディが大会に参加しちゃってるから的な理由でフウカは一応医務室待機。ポーリュシカさん人間嫌いだしやべぇなんて思うんだけどポーリュシカはフウカのこと人間として理解してるけど雰囲気というか纏ってるオーラ的なものが人間のそれじゃないから特に追い出さない。あとうるさくしないし。そんで競技「伏魔殿(パンデモニウム)」が始まるんだけどくじ引きで1番を引いたエルザがパンデモニウムに潜んでいたモンスター100匹を全部倒しちゃってその姿に推しかっこいい…って感動しちゃったりだとか代わりに用意された「魔力測定器(マジックパワーファインダー)」を使って魔力の数値が高い順に順位をつけるっていう競技にカナがまさかの「妖精の輝き(フェアリーグリッター)」を使っちゃって測定器を壊した挙句、数値をカンストさせて初代勝つためにカナに渡したんだな…なんて呆れるがまぁフェアリーテイルらしいと思考を落とす。傷だらけのエルザが医務室にやって来たのでおっしゃ!頑張って全開させてやる!とか思ってたんだけどそれだとバトルパートでもし呼ばれたら間に合わないかもしれない、という理由で深そうな傷だけ治して見送る。そしてバトルパートで2試合目まではそのまま医務室で見てたんだけど3試合でラクサスが大鴉の尻尾に所属しているアレクセイと戦うって聞いた途端リサーナが駆け込んできてこの試合で大鴉の尻尾のメンバーがなにかしかけて来るかもしれないからという理由でリサーナと雷神衆たちと一緒に監視することに。所で「ラクサスの武勇にキズをつけてみろ。我等雷神衆、貴様等の命の保証はない」の我等って私も入ってませんか??昨日の今日だから入ってますよね??いや確かに許さないけど、私は!雷神衆じゃ!ない!!とまぁフウカの気持ちはさておき試合の開始の銅鑼が鳴り響く。その試合はラクサスを知るものなら有り得ないと声を漏らすようなものだった。アレクセイの攻撃に手も足も出ないとでも言うようにただ攻撃を受け続けるラクサス。マカロフ達はそれをおかしいと考えイワンを監視していたビスカや大鴉の尻尾のメンバーを監視していたリサーナになにか怪しい動きはないかと聞くが彼らにそれといった行動は見受けられない。そんな中フウカは場内で繰り広げられている戦いに見入りながら眉をひそめる。ラクサスが一方敵にやられている、それは見えているのだが見え方がおかしいなにかぼやけているような、古いビデオや画質の悪い映像のようなものを見ている気分になる。もしかして何かあるのかと注意深く見るが何も変わらない。なら出来ることなんて信じる以外にない、フウカはラクサスがこんな簡単にやられるわけが無いと信じただただ一方的な戦いを見つめた。そのまま時間だけが過ぎようとしていた時突然空間がねじ曲がったかと思えばそこからイワンが勢いよく飛び出し壁に激突する。そして先程まで戦っていたアレクセイ達の姿は消え本物のラクサスと地面に倒れ込む大鴉の尻尾のメンバー。今まで見ていたのは広範囲の強力な幻術だったのだ。だから神やらなんやらの加護がある私にはその空間がおかしく見えたのかと1人納得した。そして大会の規則違反とされるイワン達はそのまま連れていかれ、フウカはあの幻術とまでは行かないもののミラやリサーナに押され傷を治しに出張ナイチンゲール医療機関()として向かうのであった。医務室に向かう途中ちょうど目的であるラクサスにあってそのまま一緒に向かう2人。相手が実の父親だしとかうだうだ考えちゃうけどやっぱりあの大鴉の尻尾のメンバー全員を1人で倒しちゃうから凄かっただのかっこよかっただとフウカは思った事言いまくるしラクサスもそれは気づいてるから気恥しさがあって、でも当然嬉しさとかもあるから止めるに止められないまま医務室へ。んで顔に出来た傷とかを治し終わったあとラクサスがありがとうな、って笑うんだけどさっきの戦いとかで気持ちが昂ってて思わず「うわっ顔がいい」みたいなことを無意識に呟いちゃってラクサスの耳にそれが入って驚くんだけどすぐにあ、これこいつの本心だなって気づいて頭わしゃわしゃしちゃう。フウカの方はなんか突然撫でてきたみたいな感じだからもしかして自分のこと犬扱いしてない!?なんて勘違いを繰り出してた。

ラクサスを送り出して四戦目「妖精の尻尾AウェンディVS蛇姫の鱗シェリア」このバトルは時間制限が来てしまったため引き分けだったがフウカは推し達の戦いを見てうっっっ!2人とも優勝!!!!みたいな感じでエルザの時とは違う感動で内心大拍手。それで夜、いつもの飲み屋でみんな集まって騒ぐんだけどラクサスはマカロフを連れて外にいるから居なかったんだけど、フウカは治しきれてなかったエルザの傷を治したりだとか、終わった瞬間ナツ達が樽サーフィンを始めちゃってそれの二次災害に巻き込まれないようにキャーキャー言いながら避けて楽しむ。そんでその時時レビィがこの街にフィオーレ有数のサマーレンジャースポット「リュウゼツランド」があるって話しになって暑いからみんなで行こー!って流れになる。そのままプールの話で盛り上がってた時フウカを呼ぶ声がして振り向くといつの間にか帰ってきていたラクサス。お、おかえり〜。んで言いながらなんかちょっと疲れた顔してるからどうしたんだろって思ってたら「初代をあやしてくれ…」「ん?」何?初代を?メイビスさんを?何?どういうこと?自分の耳がおかしくなったのかと混乱していればラクサスは少し横に避けて後ろに隠れるように立っていた涙をこぼすメイビスとそれを何とか収めようとするマカロフ。おあ……まじか…。なんで泣いてるのと言う意味を込めてラクサスを見るが理由は話せないという感じで首を横に振る。はい、深堀しません。私はいい子だから。まぁ故意的で泣かせたならこれは激おこ案件だけど今のラクサスはそんな事しないだろうしそれはないでしょう。でもあやすって…私小さい子とか好きだけどあやせるかな…っていうかメイビスさん見た目が小さいだけで絶対年上なんだけど…。うーんうーんと考えて思い出す。そしてメイビスの前まで来て目を合わせるように屈む「メイビスさんメイビスさん聞いてください」「グス…っ?」「あのですね、さっき皆でお話してたんですけど…今からプール行きませんか?」「ぷーる…」「プールです。水の中を泳げて楽しいですよ」プールという言葉にメイビスは涙を止めてどんどんと笑顔に変わっていく「それは楽しそうですね!是非行きましょう!」ね、6代目!なんて先程とは打って変わってはしゃぎながらマカロフに話しかけるメイビスによしよし上手くいったぞ〜とか笑顔が尊い〜!!とオタクになりながらラクサスに向かって親指を立てる。あ、これ狂スロット達みたい。なんて思っているフウカにラクサスは悪ぃな、と謝ったあと自分達が知らないプールの話を聞く。それ、俺も行くのか…?と言うラクサスにフウカは当たり前でしょ〜誰が初代のおもり役をするのさ。と返した。「フウカも行くのか?」「ん?そりゃね 。だってこんな機会じゃなきゃプールなんて行かないし」まぁ、だから、なんて言うか………私も一緒におもり役するよ…。2人に初代のおもりは今のを見ると絶対大変すぎる。そんな同情と心配の含まれる視線と言葉に事実すぎて何も言えなくなるラクサスだった